極めたと思っていたバチコンアジングで前回は全くよいところなしでした。
全くアタリがなく、アジは0匹で最後にオニカサゴが1匹釣れただけで終了でした。
「タナ3m」の攻略のために再度チャレンジです。
タックル
今回は、2セットのタックルを用意して持っていきました。
空いていたので許可を得てから2セットを持ち込みました。
タックル1
月下美人シリーズのミドルクラスで揃えたスピニングタックルです。
ロッドは掛け調子です。錘は15号くらいまでが性能の限界に思います。
リールはダイワの2000番にPE0.4号を200m巻いています。
ダイワ 月下美人 MX AJING BOAT 64L-S
ダイワ 18 月下美人 MX LT2000S
このリールはフリームスをベースにしています。
フリームスよりもヌルヌル巻けるのでお気に入りです。
レガリスよりも性能は上なのでメインで使用します。
UVF PEデュラセンサー×8+Si² 5C 200m 0.4号
タックル2
ダイワのミドルクラスのイカメタルロッドを使用したスピニングタックルです。
このロッドは乗せ調子です。錘は25号まで使用可能です。
リールはダイワの2000番にPE0.4号を200m巻いています。
ダイワ エメラルダス MX イカメタル N63ULS-S
ダイワ 18 レガリスLT2000S-XH
YGK エックスブレイド アップグレードX8 ペンタグラム 200m 0.4号
仕掛け
逆ダン仕掛け
リーダーフロロライン/捨て糸フロロライン
アジングロッドのリーダー
イカメタルロッドのリーダー
捨て糸は低価格なダイワのフロロショックリーダーXにしています。
捨て糸はリーダーラインに7回~9回ほどハーフヒッチで固定します。
オモリ
アジングロッドのオモリ
イカメタルロッドのオモリ
ルアー
アジングロッドのジグヘッド
イカメタルロッドのジグヘッドとスナップ
ナインスナップは「ノット部がタテアイとなるためルアーの動きをスポイルしない」特長があり、ジグヘッドとワームを自然に漂わせることができます。
タフタイプ(引張強度5.0kg)を使用することでメガアジ、ギガアジに問題なく対応できます。
ナインスナップタフの重量は0.0486gです。0.3gのレベリングヘッドは近似値なので合わせて0.3g~0.4gくらいと考えられます。
今回は持っているワームをすべて使いました。
ジグ単で使用していたシラスビーム 2インチやビビビーム 1.5インチも試してみようと持ち込みました。
当日のタイムテーブル
以下は当日のおおよその流れです。
10:50 酔い止め服用
11:00 家を出発
11:20 太田屋に到着
11:25 記帳、料金支払い、救命胴衣レンタル
11:55 午後アジ船に乗船-釣り座は左舷ミヨシ
12:00 出船
12:30 ポイント到着
16:00 納竿
16:30 到着
17:00 帰宅
17:20 片付け
18:00 魚捌き完了
詳細
午前11時に家を出発
今回は普段履きなれている靴で出発です。
ロッドは2本です。
ハンドルのところに2本置いていますが、注意しないとグリップを地面に引きずってしまいます。
引きずらないようにライトクールバッグのベルトに引っ掛けています。
受付
いつも通りに受付です。
ポイントカードを忘れないように提示します。
今回で7回目の太田屋さんです。
混み具合を確認して、「大丈夫よ」ということで2本持ち込むことにしました。
釣り座は左舷ミヨシ
午前アジは多くの方が乗船されていました。
午前アジから延長戦の方も含め、午後アジはコマセ4人、バチコン2人で出船しました。
バチコンは左
右舷のミヨシは置き竿と胴の間側でコマセが1人、胴の間とトモにそれぞれ1人です。
幸浦付近
幸浦が遠くに見えます。
ここも水深は26、27、28mという説明でした。
昨年も着たことある場所です。
オモリに海藻がついていたので岩礁?藻場なのでしょうか?
バラシまくり
最初は、となりのバチコンの方が良型のアジを上げていました。
それに続けるようにと気合を入れますが、巻き上げでバラシてしまいます。
カサゴばかり
食いが浅いのかと思い、カラー変更をしました。
クリアー系、ラメ入りにするとカサゴが釣れます。
サイズは10cm前後のリリースサイズなので上げてはリリースです。
たまにオニカサゴも混ざりますが、こちらも10cm前後なのでリリースです。
メバルの良型
ワームの種類を変えます。
クリアー系ラメ入り以外では反応なしです。
シラスビーム2.0インチのアソートが残り1つだったので使い切ります。
カラーはちりめんじゃこだったと思います。
これで、25cm越えのメバルが釣れました。
メバルは、最初はずしんと重さが掛かりますが、巻き上げる途中は何度か重さを感じなくなりバラシかと不安になりますが、ちゃんとかかっています。
このあとも、メバルとカサゴとオニカサゴが釣れました。
メバルは4匹ともに15cm以上だったのでクーラーボックスへ入れました。
カサゴとオニカサゴはサイズが小さいのですべてリリースです。
ヒットしたクリア系ラメ入りワーム
- ダイワ 月下美人 シラスビーム 2インチ ちりめんじゃこ
- issei 海太郎 スパテラ 2.5インチ クリアレッドフレーク
- issei 海太郎 スパテラ 2.5インチ クリアシルバーフレーク
- エコギア アジ職人 サンスン クリア シルバーFlk.
苦悩のアジ
バチコンで初使用のビビビームも試しますが、クリアー系ラメ入り以外はどのワームも反応なしです。
あれだけ釣れた、「issei 海太郎 スパテラ 2.5インチ クリアレッドフレーク」や「エコギア アジ職人 サンスン UVスナイソメ」でもアジは反応なしです。同じような晴れの日だったのでこれらのワームで釣果があると思いましたが潮の透明度が異なるのか全くダメです。お隣のバチコンの方はメバルや良型のアジを上げています。
グロー系とかチャート系ワームを使っておられましたが、真似をしても全くダメでした。
コマセの影響が釣果に関係ありますが、ここまで違うのはもっと別のところに原因がありそうです。
封印していた月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロングを使ってみました。
3色を一区画に詰め込んでいたのでどれがどれかわからないほどに色が変わっていましたが、このワームでアジが釣れました。
2匹のアジはどちらもこのバチコンカスタム ストロングで釣れました。
この形状が今回はよかったようです。
また、あたりがあったのは糸を張らずにたるませジグ単と同じようなフォールアクションをしている時でした。
捨て糸は1mくらいの短めがよいのか?それとも糸が緩んでテンションが抜けているのが良いのか?
ジグヘッドのウエイトは重くした方がよいのか?軽くするのが良いのか?
エダスは長くした方がよいのか?短くした方がよいのか?
答えを出すことはできませんでしたが、とりあえずアジが釣れて満足です。
服装
天候は晴れ、最高気温18℃です。
服装は以下の表にまとめました。船釣りがはじめての方の参考になれば幸いです。
アウター | リバレイ RL ソリッドレインスーツ 6354レインスーツ(上) ユニクロ 439575 ポケッタブル UVカットパーカー(3Dカット) 69NAVY XL (予備) |
トップス | – |
パンツ | リバレイ RL ソリッドレインスーツ 6354レインスーツ(下) |
インナー | ユニクロ ヒートテックエクストラウォームクルーネックT(9分袖・極暖) |
グッズ | 帽子:ダイワ DC-94008 吸水速乾六方型キャップ ブラック フリー サングラス:ダイワ DN-8921 偏光グラス グレー シルバーミラー シューズ:デッキブーツ DB-1411 |
釣果
アフターフィッシング
アジは2匹だけなので刺身用に、いつも通りにすべて捌きました。
メバルは25cm以上の2匹を煮つけ用にと頭は残して鱗と内蔵を取り除き冷蔵にしました。
残りのメバル2匹はアジと同じく刺身用に3枚おろしにしました。
- ウロコ引き
- ゼイゴを削ぐ
- 頭を落とす
- 内臓を取り除く
- キレイに水洗い
- 水分を拭き取る
当日は煮つけ
メバル2匹を煮つけにしてもらい美味しく頂きました。
細い骨が少し気になりますが身がポロポロ取れるので食べやすいです。
翌日はカルパッチョ
残りのメバルとアジはカルパッチョにしてくれたので美味しく頂きました。
考察
やっとアジが釣れました。
しかし、2匹は少ないのでもっと数が増やせるように策を考えたいと思います。
今回は、捨て糸をもっと短くしたほうがよいのかも?という疑問が出てきました。
船長のタナ指示に応じて魚のいるレンジを攻めれるように仕掛けを改良しようかと思います。
前々回にふれた「移動式」に挑戦です。
今回は2種類の長さの仕掛けを用意しましたが、長さを変更するには仕掛けを作り直す手間があるため、もっと簡単に変更できるようにするのが目的です。
エメラルダスのロッドの方を移動式にして、魚がいるレンジが分かれば月下美人のロッドを逆ダンで組むように考えています。
移動式仕掛け
移動式は、マダイ釣などで使われるウーリーナイロン糸とウキ止めに使われるシモリ玉でリグスイベルを固定する方法です。
簡単に言えばウキを遊動式で固定する方法です。
以下のパーツで構成します。
サンライン とまるウキ止め糸 3m
ウーリー素材のウキ止め糸です。
リーダーのエダスを出す箇所の上下にシモリ玉を固定するために使用します。
15回~25回ほどハーフヒッチをすれば強度的には問題ないかと考えています。
TG フカセシモリ
シモリ玉を間に入れることでエダスを接続するリグスイベルがウキ止め糸を通過しないようにします。
YO-ZURI スーパーシモリ玉 Sサイズは最小サイズでも2号~8号用なのでちょっと穴が大きすぎました。
DUEL TG レンジキーパー SサイズやTG フカセシモリ Sサイズの適合ラインが1.5号~8号なのでこちらを購入しました。
しかし、TG フカセシモリ Sサイズのほうがスーパーシモリ玉Sサイズより穴のサイズが大きいです。
スーパーシモリ玉Sサイズよりもさらに小さな穴のシモリ玉を探す必要があります。
タカミヤ H.B CONCEPT フカセシモリ 楕円のSSサイズなら0.8号~2号で店頭などで入手がしやすいでしょう。
シモリ玉以外ではビーズでも代替可能です。
富士工業 リグスベル LSM-NOR2.5 スプリットリングタイプ
Sキャリーを自作しようと個別でパーツを揃えた際に、リグスベル シリーズのスイングタイプ(スイベル付き)を購入しました。リグスベルは全7種類あります。今回はエダスを接続するのでスプリットリングタイプを購入しています。
適合ラインは8~20lb、強度は4.4kgなのでよさそうです。
そのほか、遊動ウキペットやローリングスイベルなども使えますが、強度や利便性と信頼性でこの富士工業のリグスベルにしました。ご存じのように富士工業はロッドのガイドで有名です。
スプリットリングとエダスの結束はイモムシノットの予定です。
KATSUICHI 天糸 移動編み込み 蛍光ピンク
こちらもウーリー素材の糸ですが、すでに編み込み済みなのですぐに使えます。
適合ラインはナイロンまたはフロロで0.6号~1.5号までです。
とまるウキ止め糸できちんと編み込みができればこちらの出番はありません。
リーダーラインは1.75号(7lb)
リーダーラインはフロロラインの1.75号を使用する予定です。
2号を使用した場合、LTアジの方と同じサイズである点とアジのサイズを考えると太すぎると判断しました。
天糸移動編み込みを使用する場合は1.5号にします。
エダスはリーダーラインと同じで長さは20cmくらいで様子を見ようと思います。
フロロライン1.75号はエメラルダスのリーダーが余っているので使い切るために使用します。
おススメのリーダーライン(フロロ)は、シーガー グランドマックス(高感度)またはシーガー グランドマックス FX(しなやか)です。高価に思えますが60m巻きなので長く使えます。
バチコンには太さは1.5号~2号がおススメです。
あとは実釣で試行錯誤(トライアンドエラー)を繰り返して仕上げたいと思います。
試作してみました。
できているようで固定ができていません。
以下3点の改善が必要です。
- シモリ玉の穴のサイズがもっと小さい製品
- 天糸移動編み込みは1.5号に移動できない。1.25号でギリ。
- ウキ止め糸でハーフヒッチを結びにくい
シモリ玉はTGフカセシモリは穴のサイズがスーパーシモリ玉よりも大きいのでウキ止め糸を簡単に通過してしまいます。
スーパーシモリ玉も割と簡単に通過してしまいました。
タカミヤ H.B CONCEPT フカセシモリ 楕円を購入してみようと思います。
これでダメならウキ止めゴムを使うかなぁ
ウキ止め糸のハーフヒッチに関してはいろいろ動画をみて勉強したいと思います。
きれいにハーフヒッチが結べるように練習しかないでしょう。
天糸移動編み込みを使う予定でしたが1.25号で苦戦してやっと移動できる状態なのでちょっとあてにできない状況です。