東京湾の船宿で可能なライトゲーム用万能ロッドを考えてみることにしました。
2024年7月現在は、まずメインはバチコンアジング、さらにタイラバゲームもできればいいなといった思いです。
その先は、LSJでしょうか?とにかく餌釣りではなくルアー釣りに限定して考えています。
万能ロッドとするには?
専用ロッドを購入した場合、たとえば、今回であれば、バチコンアジング専用ロッドを購入した場合、おそらくイカメタルやLTアジのロッドを流用するより釣果もあがるでしょうし、バチコンアジングの良さを存分に楽しめると思います。バチコンもしたいし他にもいろいろしたいという場合、バチコン専用ロッドは感度を優先にしているためか錘負荷の範囲が狭く汎用性はよくありません。
次は、いろいろな船釣りに流用できる自身にとっての万能ロッドの見つけ方について考えてみます。
東京湾の船釣りをいろいろ楽しむためのロッドを選ぶのであれば、次の点に気を配るだけで万能ロッドとして利用できるのではないでしょうか。
- 船竿の調子
- 船竿の長さ
- 船竿のパワー
- 錘負荷
- スピニング用か両軸/ベイトリール用か
この中で一番、釣果に影響するのがロッドの調子です。
船竿の調子
調子(テーパー)とは
ロッドがどこで曲がるかどんな曲がり方をするかを表します。
9:1 | エクストラファースト | 先調子 |
8:2 | ||
7:3 | ファースト | |
6:4 | レギュラーファースト ミディアムファースト | 胴調子 |
5:5 | レギュラー | 本調子 |
ブランクス全体が曲がる | スロー パラボリックス | 元調子 |
スローよりの胴調子(5:5、6:4)はマダイや泳がせ釣りなどのような食わせの釣り(遅あわせ)、かかったときに走る魚に向いています。一方、ファーストよりの先調子(8:2、9:1)は掛ける釣り(早あわせ)、かかったときに根に潜るような魚をパワーで引き上げる釣りに向いています。さらに両方の中間の7:3があります。
汎用のライトゲームロッドだと釣り方や魚種に合わせて選択できる製品がありますが、専用ロッドではターゲットに合わせて調子は決まっていることが多いです。
万能ロッドには7:3がおススメです。
船竿の長さ
釣座での操作を考えると、操作性の良いロッドの長さは仕掛けの長さに左右します。
さらに、あたりのわかりやすさ、アクションのしやすさなども長さによって決まります。
沖の大物との格闘には長い竿が有利です。
ライトゲームなら200cm前後、魚種によっては250cm前後が必要になってきます。
竿が長いほど船体が波のうねりで揺られる際の影響を仕掛けに与えにくいメリットがあります。
初心者が長い竿を船上で扱うには困難なので慣れるまでは160cm~190cmくらいの短めがおススメです。
船竿のパワー
竿のパワーは一般的に記号で表します。
竿のパワーとは竿の硬さのことです。
メーカーやシリーズによって硬さの基準がことなりますので、同じメーカーの同じシリーズのロッドで比較することができます。
分類 | 記号 | 硬さ(パワー) |
---|---|---|
柔らかい | XUL | エクストラウルトラライト |
SUL | スーパーウルトラライト | |
UL | ウルトラライト | |
L | ライト | |
普通 | ML | ミディアムライト |
M | ミディアム | |
MMH | ミディアムミディアムヘビー | |
MH | ミディアムヘビー | |
硬い | H | ヘビー |
XH | エクストラヘビー | |
XXH | ダブルエクストラヘビー |
柔らかいロッドほど軽く硬いロッドほど重い傾向があります。
軽いライトタックルには柔らかいロッドが使われます。
柔らかいロッドは軽いルアーが投げ易い代わりに重いルアーを投げることができません。
逆に硬いロッドは軽いルアーが投げにくい代わりに重いルアーでも投げることができます。
硬いロッドの方がアタリが分かりやすい反面弾きやすくなります。
硬いロッドのほうが魚とのバトルで強引に引き上げることができますがその分ばらしやすくなります。
竿のパワーは、穂先はしなやかで柔らかく、バットは硬めのロッドがおススメです。
アクションは穂先を使って、巻き上げは硬めのバットでというのが船釣りのロッドに好まれるようです。
パワーがあるほど重い錘負荷に対応できるので汎用性は高まります。
感度は硬いロッドがよいと言われたりしますがロッド次第です。アタリを弾きにくいのは柔らかいウルトラライトやライトが、バランスならミディアムライトかミディアム、重量のある錘を扱えてパワーで引き上げるのならミディアムハードかハードとなります。
錘負荷
船竿の錘負荷で使用できる仕掛けの重量が決まります。
仕掛けの大半は使用する錘の重さが占めています。
船釣りで使用する錘の重さは、水深や潮の流れの強さに左右されます。
船がどのエリアに行くのか?場所や季節によっても変わります。
対象 | 錘負荷 |
---|---|
バチコンアジング | 10号~25号 |
イカメタル | 10号~40号 |
鯛ラバ | 10号~40号 |
マダイ テンヤ | 10号~15号 15号~20号 |
マダイ コマセ | 30号~50号 80号~100号 |
シロギス | 10号~30号 |
スルメイカ | 80号~100号 |
ヤリイカ | 40号~100号(ライト) 120号~150号(洲崎沖) |
ムギイカ | 30号~50号 |
マルイカ | 30号~50号 |
イナダ、ワラサ | 30号~60号 |
LTイサキ | 30号~60号 60号~80号 |
LTアジ | 30号/40号 |
ライトウィーリー五目 | 30号~40号 |
タチウオ 天秤 | 40号~80号(下浦沖) 80号~100号(観音崎沖) |
タチウオ テンヤ | 30号~50号 |
タチウオ ルアー | 15号~40号 |
マゴチ | 10号~20号 |
マゴチ ルアー | 4号~12号 |
錘負荷は20号~80号に対応したロッドを選択すればライトゲーム用の万能竿になることでしょう
ルアーウェイトと錘負荷
ルアーウェイトと錘負荷について記載しておきます。
ロッドには投げるタイプと船などから真下に落とすだけのタイプと両方できるタイプあります。
投げるタイプのロッドでは、ルアー釣りの場合はキャストウェイトまたはルアー重量などで適正なルアーの重さが表示され、餌釣りの場合は錘負荷で適正なオモリの重さが表示されています。
ロッドにとって適正な重さとは、ロッドの性能が出せる重さ。さらには劣化しない破損しない重さでメーカーによってどれくらい安全マージンをとるかはことなります。
キャストロッドの場合、ロッドに負荷がかかる要因は投げ方です。
投げ方は人それぞれであり、ロッドに良くない投げ方をする人とロッドに優しい投げ方をする人では全く影響がことなることでしょう。
ルアー重量が15gのロッドの場合、船で垂直方向に落とす場合にどれくらいのオモリが使用できるのか?
これについて考えてみます。
具体的な例があった方がイメージしやすいので、今回は「ダイワ 月下美人 AJING 78ML-S」で考えます。
「ダイワ 月下美人 AJING 78ML-S」は、どれくらいの重さのオモリが使用できるのか?
船上ではショアのようなオーバーヘッドキャストをすることはありません。キャストしてもアンダーハンドキャストです。
ここでは、単純に垂直方向に仕掛けを落とす場合について考えてみます。
以下の錘を付け替えてみて穂先の曲がり具合で判断してみました。
- ENGINE Studio 100タングステン ドロップショットシンカー カバーリング 1/2oz 約14g
- ENGINE Studio 100タングステン ドロップショットシンカー カバーリング 1oz 約28g
- Fish Arrow フリリグシンカー タングステン 1.25oz (約35g)
- Fish Arrow フリリグシンカー タングステン 1.5oz (約42g)
- Fish Arrow フリリグシンカー タングステン 2oz (約56g)
- issei 海太郎 ヌケガケロケット 15号 56g
- issei 海太郎 ヌケガケロケット 21号 78g
- issei 海太郎 ヌケガケロケット 25号 93g
結果、ルアーウェイト15gの2倍の30gくらい(約28g)くらいは大丈夫そうでした。
40gを超えると穂先の弾力がなくなっていくのがわかり、余裕がなくなっている感じが伝わりました。
56g以上は穂先の曲がりにほとんど変化がなく、ブランクス全体で支えている印象でした。
キビキビしたアクション操作、急激な重さ、圧倒的な重さが加わるとバキッといくのではないかという危険を感じます。
ちなみにロッドのスペック以上の負荷がかかった場合には、ロッド全体がバッシャと弾け壊れるそうです。
オモリを使用した際にロッドの穂先がフルに曲がる状態は余裕がなく仕掛けを投入した際、仕掛けをアクションさせた際や魚が掛かった際に破損する危険性があります。
ロッドの調子によって曲がり方が異なり、許容範囲もかわります。
2~3割くらいの曲がりであれば問題ないと思いますが、対象魚の種類やサイズにもよります。
船釣りで最も多いトラブルは、他の釣り人とのオマツリです。
オマツリを回避するためにも船宿が指定するタックル、仕掛けを厳守することが大切です。
スピニングか両軸か
万能ロッド(タックル)を考えると、まず選択しないといけないのがスピニングモデルか両軸/ベイトモデルかです。
スピニングリールは30m以下の浅瀬やちょい投げのような水平方向の釣りに向いています。
細いラインを扱えるのもスピニングリールのメリットです。
スプール交換が簡単なのでシチュエーションによってメインラインを使い分けることができます。
両軸/ベイトリールは深場のバーチカルな釣りに向いています。
50m程度であれば手巻きでも問題ありませんが、50mを超える水深の場合は電動リールを検討する必要があるでしょう。がりがりと巻き上げるパワーは両軸/ベイトリールの方が優れています。ICカウンター付きであればタナを把握することや様々な情報を数値で入手することが容易になります。
ただし、PEラインの太さを船宿指定にしないといけないこともあり、ラインの太さの変更をどうするのか?
PE2号を200m以上巻いていればほとんど問題なさそうですが、問題のある場合にどうするのか。
もう1台異なる太さのラインを巻いた両軸リールを用意するのか?
スプールを交換して使用することが想定されている製品を選択するのもありです。
流用おススメタックル
次は、万能ロッドを考えるにあたり、イカメタルとLTアジのタックルが実際にどんなものなのかをフォーカスしてみました。最近始めたタイラバにもフォーカスしています。
汎用ロッドは自重が重い?
2024年7月現在、所有しているロッドの自重をまとめてみました。
スピニング | ダイワ 21 月下美人 MX AJING BOAT 64L-S | 56g |
スピニング | ダイワ 20 エメラルダス MX イカメタル N63ULS-S | 76g |
両軸/ベイト | ダイワ 23 紅牙 MX N611MLB-TG | 100g |
両軸/ベイト | ダイワ 23 紅牙 MX K64XHB-MT | 96g |
スピニング | ダイワ 20 月下美人 AJING 78ML-S | 81g |
スピニング | ダイワ 20 月下美人 メバル 76L-T | 77g |
スピニング | ダイワ 20 月下美人 AJING 55UL-S | 55g |
スピニング | ダイワ 18 レガリス LT2000S-XH | 190g |
スピニング | ダイワ 18 月下美人 MX LT1000S-P | 190g |
スピニング | ダイワ 23 エメラルダス RX LT2500-XH-DH | 205g |
両軸/ベイト | ダイワ 23 紅牙100XH | 205g |
両軸/ベイト | シマノ 24 グラップラー プレミアム 150XG | 240g |
- 246g(ダイワ 21 月下美人 MX AJING BOAT 64L-S /ダイワ 18 月下美人 MX LT1000S-P)
- 281g(ダイワ 20 エメラルダス MX イカメタル N63ULS-S/ ダイワ 23 エメラルダス RX LT2500-XH-DH)
- 304g(ダイワ 23 紅牙 MX K64XHB-MT/ダイワ 23 紅牙100XH)
- 340g(ダイワ 23 紅牙 MX N611MLB-TG/シマノ 24 グラップラー プレミアム 150XG)
❶と❷との重さの違いでも体感ではっきりとわかり、疲れ具合が全く異なります。
ただし、軽いタックルを体感するから違いに気付くのであって❶番を知らなければそんなもんだと思うだけです。
オモリ負荷が10号~80号くらいの範囲のロッドが万能ロッドになるといいましたが、このようなロッドの自重は100g以上でスピニングリール1個分と同じくらいの重量になる製品がほとんどです。
この場合、バチコンアジングゲームを主として他でも使いたいために万能ロッドを選択すると、バチコンの楽しさは減少してしまいます。
船用タックルは圧倒的に両軸/ベイトタックルが多いです。
魚探を使って船で魚のいる場所まで移動してバーチカルに仕掛けを落とすのが船釣です。
水深が深くなれば巻上げ力が重要です。
なので両軸/ベイトタックルがおススメになります。
スピニングロッド
ダイワ 24 エメラルダス MX イカメタル OR70MLS-S
リグの多様化とヘビーウエイト化が進んでいるため20号~40号のウエイトにも対応できるようにラインナップが増えています。今回のリリースではスピニングモデルはオモリグタイプのみになりました。ロッドパワーはMLです。
OR70MLS-Sの特徴は以下の通りです。
- スピニング用 MEGATOP X45 HVF V-JOINT AIRSENSOR 40~140g/10~40号
- 全長 2.13m
- 自重 86g
- 先径/元径 0.9/10.4
- メーカー希望本体価格 32,800(税抜)
ダイワ 20 エメラルダス MX イカメタル N63ULS-S
スピニング用 MEGATOP HVF X45 V-JOINT AIRSENSOR 20~95g
乗せ調子のロッドです。バチコンアジング用ロッドの場合、錘負荷が60gくらいまでなので不安があると思いますが、このイカメタルロッドは95gまで対応しています。
ダイワ 20 エメラルダス MX イカメタル OR70MLS-S
スピニング用 MEGATOP HVF X45 V-JOINT AIRSENSOR 40~150g
issei 海太郎 「碧」IUS-70MLS/LG-Offshore IKA METAL
IUS-70MLS/LG-Offshore IKA METALの特徴は以下の通りです。
- Length(ft):7′0″/2.13m
- Metal Sutte(号) : 12 – 40 (40g – 150g)
- Line(PE):0.3-0.6
- Action:Fast
- Guide:FujiステンレスフレームSiC Kガイド
- Grip:EVA&TVSシート
- Material:中弾性グラファイト(カーボン96% グラス4%)
- Weight(g) : 108
- Section(pcs):2
- Tip Dia(mm):0.8
- Butt Dia(mm):10.8
- Pack Length(cm):111
issei 海太郎「碧」IUS-70LS/LG-Offshore2
IUS-70LS/LG-Offshore2の特徴は以下の通りです。
- Length(ft):7′0″
- Lure(g):10-60(SLJ)
- Line:PE0.3-0.8号
- Action:Fast
- Guide:FujiステンレスフレームSiC Kガイド
- Grip:EVA&TVSシート
- Material:中弾性グラファイト(カーボン93% グラス7%)
- Weight(g):112
- Section(pcs):2
- Tip Dia(mm):0.9
- Butt Dia(mm):9.4
- Pack Length(cm):110
オフショア万能ロッドの2代目ロッドです。こちらはスピニングリールです。バチコン、LSJ、イカメタルに対応しています。
両軸/ベイトタックル
ダイワ 24 アナリスターライトゲーム 73 M-190
ダイワ 24 エメラルダス MX イカメタル N65LB-S
N65LB-Sの特徴は以下の通りです。
- 両軸/ベイト用 MEGATOP X45 HVF V-JOINT SERO SEAT 30-115g/8-30号
- 全長 1.96m
- 自重 80g
- 先径/元径 0.8/8.9
- メーカー希望本体価格 31,900(税抜)
レギュラーテーパーの「乗せ」モデルです。
オールマイティーなモデルに仕上がっています。
ダイワ エメラルダス MX イカメタル N65MLB-S
両軸/ベイト用 MEGATOP HVF X45 V-JOINT AIRSENSOR 40~150g
海太郎 「碧」IUC-70LS/LG-Offshore2
両軸/ベイト用
細糸に対応している両軸/ベイトリール2製品の紹介です。
スピニングリール
ダイワ 24 ルビアス LT2000S-P
24 ルビアス LT2000S-Pの特徴は以下の通りです。
- AIRDRIVE DESIGN
- AIRDRIVE ROTOR
- AIRDRIVE BAIL
- AIRDRIVE SPOOL
- AIRDRIVE SHAFT
- MONOCOQUE BODY
- MAGSEALED
- ZAIONボディZAIONローター
- 超々ジュラルミン製MCタフデジギア
- 9BB搭載
- 糸巻量 PE0.4号-200m
- ドラグ力 5kg
- 自重 145g
- メーカー希望本体価格 46,700(税抜)
6代目のルビアスは従来通りZAIONボディZAIONローターであるためセルテートより25gほど軽量です。セルテートはフィネスカスタムがあるのに対しルビアスはパワーカスタムがあります。ZAIONボディZAIONローターで同一素材である恩恵が体感できるかもしれません。
アジングメインであれば2000番でルビアスの軽さを感じてください。
エギングやタイラバなども考えているなら2500番か3000番がおススメです。
汎用性を重視する場合は、PE0.8号-1号が200m巻けるラインキャパがあるリールで型番では2500番-3000番がおススメですがリールは番数が大きくなると自重が重くなるので注意してください。
ダイワ 21 フリームス LT2000S
スピニング LT ATD AIRROTOR MAG SHIELD ZAION-V
両軸/ベイトリール
ダイワ 24 ティエラ AIR IC 100H/100HL
24 ティエラ AIR IC 100H/100HLの特徴は以下の通りです。
- HYPERDRIVE DESIGN
- HYPERDRIVE DIGIGEAR
- HYPER DOUBLE SUPPORT
- HYPER TOUGH CLUTCH
- ZAION
- ATD
- ICカウンター
- 10cm単位水深カウンター
- デプス(深度)アラーム(1回/3回/5回/OFFの選択方式) ※出荷時はフォール5回、アップ1回設定
- 巻上げ速度表示
- LEDバックライト(5秒点灯/常時点灯/OFF)※出荷時は「5秒点灯」設定
- 船べりアラーム
- 糸切れ一発補正
- 糸長入力(0.4号以上より入力可)
- P3引き出し入力30-60m仕様
- タイマー表示(仕掛けの投入時間を表示)
- 電池交換可
- メーカー希望本体価格 49,800(税抜)
ダイワ ティエラ IC 100/100L
両軸/ベイト ICカウンター付き ZAION HYPERDRIVE DIGIGEAR HYPER ARMED HOUSING HYPER TOUGH CLUTCH ATD
ダイワ 20 LIGHT SW X IC SS/L SS
両軸/ベイトICカウンター付き スーパーメタルフレーム ハイギアタイプ 浅溝スプール
PE 0.4号-200m、PE 0.5号-200m、PE 0.6号-200mは下巻き不要の浅溝スプールの製品です。
イカメタルやバチコンアジングにピッタリのラインの太さです。
カラーはエメラルダスシリーズと相性がよさそうです。
実売1万円前後ですが、セルフ電池交換に非対応なのがデメリットです。
UVF PE DURASENSOR×8+Si² 0.4号 200m マルチカラー
UVF PEデュラセンサー×8+Si²の特長は以下の通りです。
- 8ブレイド TOUGH PE採用
- 東洋紡の超高強力ポリエチレン繊維「IZANAS™」を採用
- UVF / TOUGH PE / Evo Silicone2 / マッスルBraiding
- こすれに強い/耐久性向上/音鳴り軽減/飛距離アップ→トラブルレス
- 糸巻量 100m(連結)/150m/200m/300m
- カラー:ライムグリーン/マルチカラー5色
- マルチカラー:パープル・グリーン・レッド・ブルー・イエロー
- 1mマーキング:黄黒黄黒黄、5mマーキング:黒ロング
- 強力平均 8.5lb~53lb(Ave.)
- メーカー希望本体価格 1,700〜3,700(税抜)
avg.3.9kg/8.5lb (0.4号)
avg.4.9kg/11lb (0.6号)
avg.16kg/35lb (2号)
ライトゲーム全般タックル
バチコンアジング専用ロッドはPE0.6号以下、イカメタル専用ロッドはPE1号以下のPEラインを使用します。
次の2シリーズは、より重いオモリが使用でき調子とロッドパワーが選択できます。バチコンアジングが主ではなくなりますが船のライトゲーム全般に使えることでしょう。
予算に余裕があるなら極鋭シリーズがおススメです。
ダイワ アナリスター マルイカ マルチ
両軸/ベイト用 X45 AIRSENSOR 10~60号/30~80号
がまかつ ライブラ2 ML180
両軸/ベイト用 ソリッド SiCステン スクリューシート 20~60号
シマノ ライトゲームSS TYPE82 MH185 RIGHT/LEFT
両軸/ベイト用 スパイラルX Xシート CI4+ 20~80号
シマノのロッドのライトゲームシリーズでは、BB→SS→Ci4+→XTUNEの順でグレードアップします。
両軸/ベイトリール用タックルにすると両軸/ベイトリールが必要になります。
イカメタルはレンジコントロールが必須なのでカウンター付きがおススメです。
次のリールはセルフ電池交換対応、PE2号を200m巻くことが可能、値段はロッドとバランスが取れているように思います。
必ず購入前に使用可能なPEラインの太さを確認してください。
以下の2製品はどちらも0.4号未満の入力ができません。(150サイズのみ0.4号は入力できます。)
DAIWA : 改訂/ダイワ手巻きリール(道糸)入力マニュアル – Web site
ダイワ ライトゲーム IC 150-DH/150L-DH
両軸 ICカウンター付き HYPERDRIVE DIGIGEAR HYPER ARMED HOUSING HYPER TOUGH CLUTCH ATD
ダイワ スパルタン IC 150H/150HL
両軸/ベイト ICカウンター付き ATD
万能ロッドといっても何を主に釣りをするかで善し悪しが異なります。
バチコンアジングゲームを主にするなら専用ロッドがおススメです。
タイラバゲームを主にタチウオ ルアーやバチコンアジングゲームをするならタイラバゲーム専用ロッドで他にも使えそうなロッドを選ぶと後悔は減ります。
何を主でやるのか?
これでスピニングモデルかベイトモデルかが決めれます。
例えば、タイラバメインであれば、ベイトモデルでリールはICカウンター付き、ロッドはタイラバ用ロッドパワーがMかMLくらいがよいでしょう。バチコンアジングにも問題なく使えます。ただ、問題なくであってバチコンアジングの楽しさを満喫できるタックルではないと思います。
逆にバチコンアジング用タックルでタイラバができるかというと感度は問題ないでしょうが、マダイを浮きがらせるだけのパワーがロッドにあるのか?フォールとタッチアンドゴーを繰り返し継続できるのか?といった懸念点があります。
タイラバゲームはタイラバ用ベイトモデルのタックル、バチコンアジングゲームはバチコンアジング用スピニングモデルのタックルの2種類にして、メインのバチコンアジングを満喫し、たまにいくタイラバゲームやまだいってませんが、タチウオジギングやタチウオルアーなどもできそうです。
餌釣りを考えているなら電動リールモデルも選択肢にいれておくとよいでしょう。