ロッドを買い替えたので早速、バチコンアジングに行ってきました。
前回同様、船宿は太田屋さんにお世話になりました。
今回は、連休がとれなかったので睡眠時間をきちんととってからと思い午後アジにしました。
横浜バチコンアジング 2022.9.12
午後アジは初挑戦です。
前日の釣果を調べるとバチコンが20匹前後でした。
潮の流れが速くオモリは20号~25号指定だったようです。
当日の天候は晴れです。
前回の午前アジでは雨だったので晴れたのはよかったなぁと思いつつ、風が強いのが気がかりです。
今回は、25号までオモリを準備しています。
そして、そのオモリが適切に使用できるロッドでの挑戦なので不安はありませんでした。
タックル
今回の午後アジで使用したタックルです。
ロッド
ダイワ エメラルダス MX イカメタル N63ULS-S
リールとライン
ダイワ 18 レガリスLT2000S-XH
UVF エメラルダス デュラ センサー×8 LD+Si2 200m 0.4号
ダイワ 18 月下美人 MX LT2000S
UVF PEデュラセンサー×8+Si² 5C 200m 0.4号
仕掛け
逆ダン仕掛け
リーダーフロロライン
メインラインとリーダーラインはFGノットにします。
長さは1m~2mです。
ガイドに巻き込むことになるためガイド抜けが良いようにFGノットを組みます。
捨て糸フロロライン
捨て糸はリーダーラインに7回~9回ほどハーフヒッチで固定します。
リーダーラインと異なる太さにすると絡みにくくなります。
長さは東京湾のLTアジ乗合船に便乗する場合はタナが底から約2mなので1.5m~2mにします。
ハーフヒッチは結び目が移動できるのでエダスの長さが調整可能です。
ハーフヒッチの巻き込む方向によって、仕掛けを沈めるだけでオモリの重さでハーフヒッチ部が移動してしまうことがあります。
オモリ
捨て糸にオモリを取り付ける際、捨て糸の先端をチチワ結びを2回重ねておけば、オモリを外しやすいのでおススメです。
チチワ結びにすればスナップは不要です。
チチワ結びが苦手な場合、8の字結びなどのアイテムを使えば簡単に結ぶことができます。
ルアー
当日のタイムテーブル
以下は当日のおおよその流れです。
11:05 酔い止め服用
11:10 家を出発
11:27 太田屋に到着
11:30 記帳、料金支払い、救命胴衣レンタル
12:00 午前アジ船に乗船-釣り座は左舷ミヨシ
12:05 逆ダン仕掛け作り
12:15 出船
12:50 ポイント到着即移動 アクシデント1
12:55 ポイント到着
最初の1匹目ゲット
少し移動
13:10 ポイント到着
反応なし
少し移動
13:30 ポイント到着
2匹目~4匹目ゲット
少し移動
13:45 ポイント到着
13:50 爆釣開始
15:00 アクシデント2
15:10 爆釣終了 20匹目ゲット
15:15 アクシデント3
15:20 アクシデント4
15:25 アクシデント5
15:50 24匹目ゲット
16:00 納竿
16:25ごろ 到着
17:00ごろ 帰宅
17:10 片付け
17:30 休憩
18:00 魚捌き
20:00 終了
詳細
午前11時10分に家を出発
今回は前回の反省を活かしてカートにクールバッグとウエストバッグを積み込みました。
ロッドはリールを装着してつなぎあわせてあとは糸をガイドに通すだけの状態です。
徒歩のみの経路なので問題なしです。
事前に購入しておいたCCレモン500mlだけでは不安だったので途中の自販機で水を購入。
タイミングが悪いと野島駅下の信号(歩行者用は押しボタン)に非常に待たされ5分くらいロスします。
受付
記帳して料金の支払いです。
前回戴いたスタンプカードを一緒に渡して割引を受けます。
バチコンであることを伝えると船長さんに場所を支持してもらえるように段取りしてくれます。
乗船は船長の合図で
午後アジの場合は、午前アジのお客さんが降りて清掃作業ののち午後の準備が終わって乗船可能の声かけがあります。
それまでは、ゆっくり待っているだけです。
店の前は他の通行人も通るので邪魔にならないようにしましょう。
その日の状況によると思いますが、当日は乗船可能の声掛けがあったのは11時55分くらいだったと思います。
釣り座は左舷ミヨシ
太田屋さんではバチコンの釣り座はミヨシです。
エサ釣りの方との位置関係で前回の様に右舷になったり、今回の様に左舷になったりします。
他にも一組バチコンの方がおられましたが、特別な理由がるのか右舷のトモか胴の間だったようで様子をみることはできない位置だったようです。
胴の間は船長さんの指示が行き届く位置なので初心者の方が座られる傾向にあります。
アクシデント1
12時15分ごろ出船
午前と違ってすでにほかの船宿の船が点々と見えます。
12時50分ごろ最初のポイントに到着
ここで最初のアクシデントです。
エサ釣りの方は、船長の合図で寄せエサをカゴにつめ付けエサを2箇所か3箇所つける時間(遅延)があります。
一方、バチコンは落とすだけの状態なので一番早くに投入できます。
着底したかと思った瞬間、「やっぱりあげて移動するわ!!」の船長の声。
この時、仕掛けを投入していたのは一人だけだったようですぐに船が移動。
急いでリールを巻き上げますが、間に合わず移動しながら巻き上げるという状況になりました。
数秒遅れで巻き上げが終わりましたが非常に長い時間に思えました。
一番先頭で目立つしで超焦りました。
一投目で25cmオーバー
アクシデントのあと次のポイントに到着。水深約20m。
エサ釣りの方の仕掛けが入るのを待ってから投入です。
一投目で25cmオーバーの良型です。
エサ釣りの方は全然の様子。
しばらく沈黙で、「あかんかぁ」の船長の声でポイント移動。
沈黙
次のポイントは水深23mのポイント。
前回の午前アジの時と同じポイントかなぁ?
非常に渋い印象。
エサ釣りの方が釣れていないのでバチコンの自分は釣れないだろうとあきらめムード。
バチコン爆釣
次に移動したポイントは水深18m。
そういえば前回もこの順序だったような
少し、福浦寄りに戻った場所。
13:50分~15:10くらいまで、バッチコーンと釣れまくり。
アクシデント2
仕掛けは逆ダンにしています。
捨て糸のフロロラインのハーフヒッチが緩かったのか、オモリが重い影響なのか、使用ラインの影響なのか、
仕掛けを落とす際にエダスの長さがゼロになってしまうことが頻繁に発生しています。
それをきらって、多めに30cmほどにして仕掛けを落とすようにしていると、ジグヘッドがクルクルと捨て糸に巻き付いて25cmくらいで結びができたようです。
長さ調整ができなくなりました。
ゼロにならないのは良いのですが調整できなくなったのが良くありません。
前回の午前アジの経験では10cm以下が良く釣れていたので非常に気になりました。
残り時間を考えると仕掛けを作り直す気にもなれず我慢することにしました。
この点は、次回までの課題です。
アクシデント3
右舷ミヨシより(私の背中側)では超ーベテランの方が電動リールでエサ釣りです。
背中側で見えませんが電動リールのおかげで仕掛けを上げているのがわかります。
いつものように上げている途中に、私のロッドに軽く反応あり。
あわせようとしますがラインが船の下の方へ持っていかれます。
すぐに「オマツリ」とわかったのでラインを緩めお任せしました。
「いいよ!」の声で回収です。
どうもすみません。そしてありがとうございます。
アクシデント4
30cm級が何匹も釣れて楽しくて夢中だったのもあり、仕掛けのチェックを全くしていませんでした。
30cm越えが釣れてハリを外そうとリーダーを持った瞬間にバケツの中にジグヘッドごと落ちました。
あらー切れた?と思いましたがどうやら漁師結びがほどけたようです。
外れたジグヘッドを探しましたが見つからないのであとにして、新しいジグヘッドの取り付けです。
アクシデント5
新しいジグヘッドを取り付けようとラインを送るためにベールを立てました。
漁師結びが完成しそうなタイミングで「前の人、巻いて!」と船長の声。
何かと思って顔を上げると、船長のところまで風にあおられたラインがスプールから出ている状態です。
「すみません!!」
ベールを寝かすのを忘れていたので風でどんどん風下にラインが送られていたようです。
指示通り巻き上げますが、PEラインが他のお客さんのキャップのマジックテープ部にひっかかっていて、「本当にすみません!!」
なんとか回収できて、ラインチェックはOK。
漁師結びをやり直して釣り再開です。
まだまだ初心者アングラーの域を抜けられない。
この経験を反省して同じことをしないように気を付けます。
その後はポツポツと4匹釣って納竿です。
いくつか失敗をしましたが良い経験ができました。
服装
天候は晴れ、最高気温30℃でかなり暑いです。
服装は以下の表にまとめました。船釣りはじめての方の参考になれば幸いです。
アウター | ユニクロ 439575 ポケッタブル UVカットパーカー(3Dカット) 69NAVY XL (雨用に持っていっただけ) |
トップス | ユニクロ 422970 ドライEXポロシャツ(グラデーション半袖) |
パンツ | ダイワ DP-84020 撥水ポケッタブルロングパンツ |
インナー | ダイワ DU-6021S アイスドライ クルーネックアンダーシャツ ブラック L |
グッズ | 帽子:DC-1722(ゴアテックス インフィニアム™ ベーシックハット)ブラック サングラス:ダイワ DN-8921 偏光グラス グレー シルバーミラー シューズ:クロックス 10100 ビストロ バターリ ワーク m8/w10 |
釣果
数は25cm以上を24匹
バチコン23匹は正確には24匹~です。
サイズはほとんどが30cm前後
最大は31cm。
メガアジ達成!!
本日のヒットワーム
いつもは、1本で足りて捨てるのもったいないから次にも使おうと思うくらいの頻度しか使わないワーム。
この日は釣れ過ぎで、5本ダメにしました。
他に釣れたワームは、以下の3種類のみで5匹釣れました。
これら以外の19匹はすべてクリアレッドフレークで釣りました。
アジのサイズが25cm以上30cm近くだったのもあってか5匹くらい釣るとワームがダメになってしまいました。
クリアレッドフレーク⇒他のワーム⇒クリアレッドフレークの繰り返しでした。
アタリが減ると他のワームにして反応がないとクリアレッドフレークにするとまたアタリが増えてといった感じです。
本日のヒットパターン
オモリは21号と重めだったのでボトムがきちんと取れてゼロテンションステイもやりやすかったです。
使用したオモリは、issei 海太郎 ヌケガケロケット 21号です。
- ボトム着底
⇒ゼロテンションステイ
⇒ヒット 【7割】 - ボトム着底
⇒ゼロテンションステイ
⇒ゆっくり1mくらいロッドを上げてステイ
⇒ヒット 【2割】 - ボトム着底
⇒ゼロテンションステイ
⇒ゆっくり1mくらいロッドを上げてステイ
⇒ボトム着底
⇒ゼロテンションステイ
⇒ヒット 【1割】
乗せ調子のイカメタルロッドが決まった
掛け調子か乗せ調子か?
前回の午前アジでは、アジングボート専用ロッドの月下美人 MX AJING BOAT 64L-Sを使いました。
「スコッ」というようなアタリも感じることができ感度は抜群によかったです。
目感度手感度で合わせる掛け調子のロッドのようです。
遅れると口の柔らかい箇所にフッキングするため水深約20mを巻き上げる間にバラシてしまいます。
あわせが合わなかったり、巻き上げ中やランディング中に何匹かをバラシました。
今回の午後アジでは、イカメタルロッドのエメラルダス MX イカメタル N63ULS-Sを使いました。
「ゴツン」というティップが大きく入るアタリで確実にフッキングできました。
型番の「N」は「乗せ調子」を表しています。
「小さなアタリ」はなかったのか全くわかりませんでした。
とにかく「ガツン」と大きな手に伝わるアタリと一緒にティップの曲がりが合図です。
ロッドパワーがウルトラライト(UL)であるためかティップの曲がりが非常にわかりやすいです。
この日はオモリは21号と重めにしているためティップ自体がかなり曲がった状態ですが、アタリがあるとさらに曲がるので感動しました。
「MEGATOPすげぇ」ダイワのソリッドティップはさすがです。
しかし、ウルトラライトに感じるのはティップだけでメガアジでもベリーもバットもパワー負けしていません。
使用したリール(月下美人 MX LT2000S-PのATD)のドラグ性能の恩恵もあり、スムーズに巻き上げることができます。
ブランクス全体とティップの柔らかさを利用すれば30cm前後でも簡単にランディングできます。
魚が違和感なくワームを丸呑みしてくれるようでフッキングはほとんどが上顎でした。
これは使用しているジグヘッドのフックの長さも影響していると思います。
前回は釣りあげた数と同じくらいバシシがありました。
今回は釣りあげた数に対してバラシの数は3匹程度で非常に少なかったです。
この乗せ調子には掛けるゲーム性はありませんが、釣りあげる楽しさが味わえます。
どちらが良いかは好みだと思いますが、利用している船宿が潮の流れの速いポイントにいくのでより重いオモリが扱えるエメラルダス MX イカメタル N63ULS-Sの出番が増えることでしょう。
アフターフィッシング
24匹のアジはそのままにはできませんので、とりあえず下処理をしておきます。
以下の6つの処理をして、冷蔵または冷凍で保存します。
- ウロコ引き
- ゼイゴを削ぐ
- 頭を落とす
- 内臓を取り除く
- キレイに水洗い
- 水分を拭き取る
下処理をどこまで作業して保存するのか?
今回は内臓を取り除き3枚おろしにする手前までにしました。
解凍後のアジを捌くことを考えた場合、3枚おろしまで処理して!!と要望がありました。
当日食べる分は塩焼きで4匹です。
残りの下処理をしながら塩焼きにしました。
下処理をしたアジを4匹ずつフリーズ用ジプロックに入れます。
アジのサイズにもよりますが、今回は30cm前後あるため下処理後の切り身でもそれなりのボリュームがあります。
1食2人で食べれる量は2匹ずつという計算です。
翌日分は冷蔵にしておきました。
どれくらい使用するのかわからないので他もとりあえず冷蔵にしておきます。
翌日の刺身は冷蔵にして残りは冷凍にしました。
- 塩焼きで4匹
- 刺身で4匹
- 南蛮漬けで4匹
- 塩焼きで4匹
- 南蛮漬けで4匹
- フライで4匹
なぜ美味しくないの?
今回のマアジは前回同様丸々太ってすぐに包丁が切れにくくなるほど脂ものっていました。しかし、なぜか食べると水っぽく味が全くありませんでした。氷締めのタイミングが遅かったのか?氷締めの方法が良くなかったのか?それともこの季節はこんな味なのか?このサイズはこんな味なのか?非常に謎です。最後のフライはアジがさっぱりしすぎている分美味しく感じました。
考察
今回はゆっくり寝てからと思い午後アジにしました。
前回のダメだった点を改善しての釣行です。
写真は、ナガオ ハイパックに今日使用する小物やワームをすべて入れるようにしました。
ワームを追加する場合はパッケージから出してすぐに片付けるようにしてできるだけ潮がつかないように工夫しました。
使用後は蓋をして持ち帰り洗面台で十分な水道水で洗浄しました。
未使用と使用済みが混ざらないので未使用品は新品の状態で保管できます。
キャリーカートはばっちり、ロッドもばっちりで大満足です。
ワームやジグヘッドなどその他使用する小さなパーツはすべて1つのケースに入れるようにしたのはGoodでした。
帰宅後の後片付けが簡単になります。
唯一、今回は、うっかりミスが多かったことが反省点です。
午後アジに関しては、終わってから翌日の仕事までが慌ただしいのが良くありませんでした。
かといって船酔いは最悪ですので、午前と午後のどちらにするのかは今後検討が必要です。
また、前回はなかったトラブルの対応、数が釣れた場合にどうするのかの答えを見つけてからまた次回行ってみたいと思います。
まだまだ逆ダン仕掛けは改良の余地ありです。