紅牙とは

今回は、紅牙シリーズの両軸・ベイトリールの中から選びました。
紅牙シリーズの両軸リールは、ベイトキャスティングリールではありません。
適切なメカニカルブレーキの調整でアンダーキャスト程度なら可能ですがオーバヘッドキャスティングはできません。
遠心ブレーキやマグネットブレーキのようなブレーキシステムを搭載していません。ダイワのベイトキャスティングリールをお探しであれば製品カテゴリが「ベイトキャスティングリール」の製品をご覧ください。
21 紅牙IC
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ダイワから2021年4月に発売された紅牙ICは、 ダイワの両軸リールの中ではミドルハイクラスに位置するタイラバ専用 カウンター付き両軸リールです。
特長は以下の通りです。
HYPER DRIVEデザイン ATD 最新ICカウンタ
巻上速度表示、落下速度表示、デプスアラームなど
セルフ電池交換可
細糸PE対応(糸長入力0.4号以上)
新型ハンドルアーム
メーカー希望本体価格 42,800(税抜)
21 紅牙ICはシンクロレベルワインド非搭載機です。
HYPERDRIVEデザイン
ハイパードライブデザインとは、滑らかな初期回転性能が長期にわたって持続することを理想とし、目指した設計思想。
引用元:「STORY #01 革命は、回した瞬間に始まる。」
21 紅牙 ICのHYPER DRIVE デザインは、以下4つのパーツで構成されます。
- HYPERDRIVE DIGIGEAR(ドライブギア)
-
ダイワの新たなるベイト(両軸)リールに採用された設計思想「ハイパードライブデザイン」。最大4つのテクノロジーで構成され、相乗効果により過酷なフィールドでも安定した性能を発揮し続ける。その中核となるのが「ハイパードライブデジギア」だ。設計思想は、「基本性能を大幅に向上させ、その初期性能が長く続くこと」である。
引用元:「STORY #02 ギア歯面の最新理論。滑らかな回転と優れた耐久性を両立。」 - HYPER DOUBLE SUPPORT(ピニオンギア支持方式)
-
ハイパーダブルサポートとは、ドライブギアと噛み合うピニオン両端を、2つのボールベアリングで支えるシステムを指す。
引用元:「STORY #03 滑らかさの持続と、巻きの軽さを生む回転の要。」 - HYPER ARMED HOUSING(筐体)
-
ハイパーアームドハウジングとは、ベイトリールの内部構造を、外側から高剛性、高精度でしっかりと支える堅牢なハウジングのことです。
引用元:「STORY #04 堅牢だからこそ性能が活きる骨格。」メインフレーム アルミニウム合金 ギア側サイドプレート – セットプレート – 21 紅牙 ICは、メインフレームが金属(アルミニウム合金)です。
- HYPER TOUGH CLUTCH(クラッチ)
-
ベイト(両軸)リールでクラッチというと、クラッチレバーを想起しがちだが、それだけを指すのではない。このクラッチレバーを押すことにより、内部パーツが瞬時に稼働し、ドライブギアとピニオンおよびスプールとの切り離しまで連動する、ひとつなぎのシステムのことだ。つまりクラッチは、スプールをフリーにしたり、巻き上げの動作に移ったりするための、まさに駆動の要なのだ。
クラッチの主なトラブルの原因は、スプールとボディフレームの隙間から浸入する海水によって内部のクラッチシステムが腐食や固着し、クラッチ内部システムが正常に動作しなくなること。その意味で海水はベイトリールにとって不倶戴天の敵ともいえる。ベイトリールの釣りでは、キャストやフォールのたびに、クラッチのオンオフを絶えず繰り返す。クラッチが作動しないことには、釣りにならない。高度な耐久性が求められる稼働部なのである。
それゆえ、ダイワは長年、クラッチシステムの改良にたゆみなく取り組み続け、このハイパータフクラッチにおいてひとつの完成に到達した。
引用元:「STORY #05 固着させない。クラッチの完成形。」
最新ICカウンター
以下が21紅牙ICに搭載されているICカウンターの機能です。(太字箇所が18紅牙IC-RMにない新機能)
- 10cm単位水深カウンター
- LEDバックライト(5秒点灯/常時点灯/OFF)
- デプス(深度)アラーム(1回/3回/5回/OFFの選択方式)
- 巻上速度表示
- 落下速度表示
- タイマー
- 船べりアラーム
- 糸切れ一発補正
- 電池交換可
- 糸長入力(0.4号以上より入力可)
- P3引き出し入力30-60m
ロープロファイル150サイズ
重量はローギアモデルが225gでノーマルギアモデルとハイギアモデルが5g重く230gです。
ラインキャパは以下の通りです。
PEライン | 標準糸巻量目安 |
---|---|
1号 | 400m |
2号 | 200m |
なお、スプール径は36mmです。
3種類のギア比
各モデル別ギア比と最大巻き上げ長は以下の通りです。
モデル名 | ギア比 | 最大巻き取り長 |
---|---|---|
150P/150PL | 4.8 | 54cm |
150/150L | 6.3 | 70cm |
150H/150HL | 7.1 | 80cm |
ハンドルの長さ
モデル名 | ハンドルの長さ |
---|---|
150P/150PL | 110mm |
150/150L | 130mm |
150H/150HL | 130mm |
21 紅牙ICの購入はこちら


比較対象製品
- ダイワ 21 ティエラ AIC
-
- ライトジギング汎用両軸リール
- ロープロファイルサイズ150
- ローギアモデルなし
- 最大ドラグ力 5kg
- スプール径 36mm
- ラインキャパ-1.0-400m, 2-200m
- ギア比-最大巻き上げ長 ハイギア7.1-80cm/ノーマルギア6.3-70cm
- ハンドルの長さ ノーマルギア110mm/ハイギア-シングル70mm/ハイギア-ダブル130mm
- PE0.4号から入力可能
- 本体価格 39,800(税抜)
ライトジギングを想定しているためかローギアモデルはなくハイギアモデルにはシングルハンドルがあります。紅牙ICとは異なりノーマルギアモデルのハンドル長は110mmです。
メーカー希望本体価格だと紅牙IC 150H/150HLよりティエラ A IC 150H-DH/150HL-DHがお買い得な印象です。カタログを見てもこの2モデルの差はデザインだけだと思います。2023年9月23日 amazon調べでは、ティエラ A IC 150H-DHが27,580に対して紅牙IC 150Hが30,618でした。右ハンドルと左ハンドルでも価格が異なりますので一概には言い切れません。
21 ティエラ A ICの購入はこちら
ポチップ
ポチップ
- シマノ 19 炎月 CT
-
- タイラバ専用リール
- ロープロファイルサイズ150
- 最大ドラグ力 ハイギア5kg/パワーギア6kg
- スプール径-幅 32-22mm
- フォールレバー
- レベルワインド連動
- HAGANEボディ
- ラインキャパ-0.8-400m, 1.0-330m, 1.5-200m
- ギア比-最大巻き上げ長 ハイギア7.8-78cm/パワーギア5.8-58cm
- 本体価格 31,000(税抜)
シマノのタイラバ専用ブランドの炎月です。紅牙ICと同グレードに位置しますが、ダイワ製品には少ないレベルワインド連動、フォールレバーが装備されています。ノーマルギアがありませんがダイワのローギアとノーマルギアの間がシマノのパワーギアの設定です。
19 炎月 CTの購入はこちら
カウンター付き、パワーギア/ハイギア、右ハンドル/左ハンドル、ラインキャパPE0.8-400mポチップ
- シマノ 23 炎月プレミアム
-
- タイラバ専用リール
- ロープロファイルサイズ150
- 最大ドラグ力 ハイギア5kg/パワーギア6kg
- スプール径-幅 32-22mm
- マイクロモジュールギア
- 巻き上げ距離アラーム
- NEWフォールレバー
- レベルワインド連動
- HAGANEボディ
- ラインキャパ-0.8-400m, 1.0-330m, 1.5-200m
- ギア比-最大巻き上げ長 ハイギア7.4-74cm/パワーギア5.8-58cm
- 本体価格 46,500(税抜)
19 炎月CTは販売日から日数が経過しすぎていますが、炎月プレミアムが新技術を搭載して2023年に販売になりました。NEWフォールレバーや巻き上げ距離アラームなどが注目点です。
23 炎月 プレミアムの購入はこちら
2023年 10月発売予定です。
ダイワ 21 紅牙ICは、基本機能が同じティエラ A ICよりは価格設定が高いですが、タイラバ専用として改良されているためだと信じます。
シマノの炎月シリーズと比較すると価格は19 炎月CTと23 炎月プレミアムの間の設定です。
レベルワインド連動やフォールレバー機能が必要な方には 23 炎月プレミアムが絶対におススメです。
23 紅牙
23 紅牙は、HYPER DRIVEデザインですが、紅牙ICとはピニオンギア支持方式が異なりHYPER DUBBLE SUPPORTではない点とカウンタなしである点が大きく異なります。HYPER ARMED HOUSINGではメインフレーム側だけでなくサイドプレート側もアルミニウム合金である点がメリットです。ギア比ではノーマルギアは同じですがエクストラハイギアがある点で巻き上げ速度を重要視するスタイルでは重宝します。
詳細はこちら
ダイワから2023年7月に発売された紅牙は、 両軸リールの中ではミドルクラスに位置するタイラバ専用 両軸リールです。
特長は以下の通りです。
HYPER DRIVEデザイン ATD
最大ドラグ力:5.5kg
自重 205g
スプール径 36mm
ハンドル長さ:130cm
メーカー希望本体価格 31,400(税抜)
23 紅牙は、カウンター非搭載です。マーカー付きラインの使用をおススメします。
HYPERDRIVEデザイン
ハイパードライブデザインとは、滑らかな初期回転性能が長期にわたって持続することを理想とし、目指した設計思想。
引用元:「STORY #01 革命は、回した瞬間に始まる。」
23 紅牙のHYPER DRIVE デザインは、HYPER DOUBLE SUPPORT(ピニオンギア支持方式)以外の3つのパーツで構成されます。
- HYPERDRIVE DIGIGEAR(ドライブギア)
-
ダイワの新たなるベイト(両軸)リールに採用された設計思想「ハイパードライブデザイン」。最大4つのテクノロジーで構成され、相乗効果により過酷なフィールドでも安定した性能を発揮し続ける。その中核となるのが「ハイパードライブデジギア」だ。設計思想は、「基本性能を大幅に向上させ、その初期性能が長く続くこと」である。
引用元:「STORY #02 ギア歯面の最新理論。滑らかな回転と優れた耐久性を両立。」 HYPER DOUBLE SUPPORT(ピニオンギア支持方式)-
ハイパーダブルサポートとは、ドライブギアと噛み合うピニオン両端を、2つのボールベアリングで支えるシステムを指す。
引用元:「STORY #03 滑らかさの持続と、巻きの軽さを生む回転の要。」 - HYPER ARMED HOUSING(筐体)
-
ハイパーアームドハウジングとは、ベイトリールの内部構造を、外側から高剛性、高精度でしっかりと支える堅牢なハウジングのことです。
引用元:「STORY #04 堅牢だからこそ性能が活きる骨格。」メインフレーム アルミニウム合金 ギア側サイドプレート アルミニウム合金 セットプレート – 23 紅牙は、メインフレームとギア側サイドプレートが金属(アルミニウム合金)です。
- HYPER TOUGH CLUTCH(クラッチ)
-
ベイト(両軸)リールでクラッチというと、クラッチレバーを想起しがちだが、それだけを指すのではない。このクラッチレバーを押すことにより、内部パーツが瞬時に稼働し、ドライブギアとピニオンおよびスプールとの切り離しまで連動する、ひとつなぎのシステムのことだ。つまりクラッチは、スプールをフリーにしたり、巻き上げの動作に移ったりするための、まさに駆動の要なのだ。
クラッチの主なトラブルの原因は、スプールとボディフレームの隙間から浸入する海水によって内部のクラッチシステムが腐食や固着し、クラッチ内部システムが正常に動作しなくなること。その意味で海水はベイトリールにとって不倶戴天の敵ともいえる。ベイトリールの釣りでは、キャストやフォールのたびに、クラッチのオンオフを絶えず繰り返す。クラッチが作動しないことには、釣りにならない。高度な耐久性が求められる稼働部なのである。
それゆえ、ダイワは長年、クラッチシステムの改良にたゆみなく取り組み続け、このハイパータフクラッチにおいてひとつの完成に到達した。
引用元:「STORY #05 固着させない。クラッチの完成形。」
ロープロファイル100サイズ
重量は205gです。
ラインキャパは以下の通りです。
PEライン | 標準糸巻量目安 |
---|---|
0.8号 | 400m |
1号 | 300m |
なお、スプール径は36mmです。
0.8号を400m巻いてみましたが、少し巻きすぎのようでした。
2種類のギア比
各モデル別ギア比と最大巻き上げ長は以下の通りです。
モデル名 | ギア比 | 最大巻き取り長 |
---|---|---|
100/100L | 6.3 | 63cm |
100XH/100XHL | 8.1 | 81cm |
23 紅牙は、ノーマルギアとエキストラハイギアの2種類です。
ハンドルの長さ
モデル名 | ハンドルの長さ |
---|---|
100/100L | 130mm |
100XH/100XHL | 130mm |
23 紅牙の購入はこちら




比較対象製品
- ダイワ 21 バサラ
-
- 汎用両軸リール
- 丸型サイズ100/150/200
- ノーマルギアのみ
- シンクロレベルワインド機能搭載
- 最大ドラグ力 7kg
- スプール径 36mm
- ラインキャパ-1.5-200m, 2-150m(100番)
- ギア比-最大巻き上げ長 6.3-71cm
- ハンドルの長さ 100番-110mm/150-200番-70mm
- 本体価格 47,200(税抜)
ピニオンギアを支えるボールベアリングにはマグシールドボールベアリングを採用しています。
LT~の船釣りに100番、150番、200番を選択可能です。ダブルハンドルの100番がLTアジやタイラバにおススメです。21 バサラの購入はこちら
¥39,800 (2023/10/17 19:29時点 | Amazon調べ)ポチップ
- シマノ 21 エンゲツ
-
- タイラバ専用リール
- ロープロファイルサイズ100/150
- 最大ドラグ力 ハイギア4kg/パワーギア4.5kg
- スプール径-幅 32-22mm
- フォールレバー
- レベルワインド連動
- HAGANEボディ
- ラインキャパ-100番0.8-250m, 1.0-200m, 1.5-130m-150番0.8-400m, 1.0-330m, 1.5-200m
- ギア比-最大巻き上げ長 ハイギア7.8-78cm/パワーギア5.8-58cm
- 本体価格 32,800-34,400(税抜)
シマノのタイラバ専用ブランドの炎月です。紅牙と同グレードに位置しますが、ダイワ製品には少ないレベルワインド連動、フォールレバーが装備されています。ノーマルギアがありませんがダイワのローギアとノーマルギアの間がシマノのパワーギアの設定です。ハイギアはダイワのハイギアとエキストラハイギアの間の設定です。サイドにアルミプレートを追加して剛性をアップしています。
21 エンゲツの購入はこちら
21 紅牙X IC
詳細はこちら
ダイワから2019年8月に発売された紅牙X ICは、 ダイワの両軸リールの中ではエントリークラスに位置するタイラバ専用 カウンター付き両軸リールです。
特長は以下の通りです。
スーパーメタルフレーム
最大ドラグ力:5kg
自重 240g
スプール径 35mm
ギヤ比 4.9/最大巻取り長 54cm
100mmロングハンドルアーム
ワンプッシュONクラッチ
入力可能ライン 0.8号、1号、1.5号、2号
メーカー希望本体価格 15,500(税抜)
19 紅牙X ICはシンクロレベルワインド非搭載機です。
ICカウンター搭載
ICカウンターといっても機能は様々で、エントリークラスとハイエンドクラスのカウンター機能が同じはずがありません。また、何年も前の旧モデルと新モデルが同じはずもありません。ICカウンター付きという言葉だけで過剰に反応しないのが吉です。
ラインキャパは以下の通りです。
PEライン | 標準糸巻量目安 |
---|---|
0.8号 | 300m |
1号 | 200m |
セルフ電池交換不可ですので、メーカー修理対応になります。
19 紅牙 X ICの購入はこちら
紅牙100XH(右ハンドル)を購入



ローギアかハイギアか
23 紅牙はノーマルギアとエクストラハイギアの二択ですが、どのタイプにするかはどういう釣りをするのか?そのスタイルで決めれば良いと思います。今回、エクストラハイギアにした理由は、以下のとおりです。
- 水深が深いエリア
- 巻き上げ量が多い方が調整幅が広い
- 巻き上げ量が多いので急ぎたい時に対応可能
エキストラハイギアにしました。
右ハンドルか左ハンドルか
右利きですが、これまで、ショアでは左ハンドルにしていました。その方がキャストしやすいと思っていたためです。左ハンドルだとキャストができても繊細なアクションができなかったり、ランディングでうまくリーダーを掴めなかったり、その時だけロッドを持ち替えたりしていました。左ハンドルになれれば何とかなるだろうと安易に考えていました。
船釣りを始めるとキャストはそれほど重要視しなくなったので取り込みの方を考えるようになり、左舷か右舷かでハンドルをその都度変更していました。これはスピニングリールだからできたことです。それでもやっぱり幼い頃からの右でハンドルを操作する癖がついていて取り込みでロッドを持ち替えてしまいます。
ベイトリールはハンドル向き固定です。シマノだとロッドも右用と左用があります。
右ハンドルにしました。
スプールの外し方

マグフォース調整ダイヤルを反時計周りに回すとビスは緩みます。(ビスは完全には抜けません)

サイドプレートを下方向にスライドさせます。

スプールを手で押さえながらサイドプレートを外します。


以上でスプールの取り外しが完了です。
ドラグとメカニカルブレーキの調整
ハンドルの根元についているのがドラグ調整、近くにあるのがメカニカルブレーキ調整です。
右ハンドルの場合は、手前側に回すとドラグもメカニカルブレーキも緩みます。


ドラグ設定は800gくらい
ターゲットによりますがおおよそ800gと言われています。
柔らかいロッドでドラグが弱過ぎると掛かりが浅くばらしやすくなります。
硬いロッドでドラグが強過ぎるとファイト中にラインブレイクしやすくなります。
その日の状況で調整が必要です。
メカニカルブレーキはゼロ設定、ゼロポジション?
23 紅牙は両軸リールですが、ベイトキャスティングリールには属しません。
バーチカルに攻めるためのリールであってキャスト用の飛距離を伸ばしたりキャスト時のトラブル回避をするような機能は搭載されていません。ベイトキャスティングリールにはメインブレーキシステムに遠心ブレーキやマグネットブレーキやデジタルコントロールブレーキがあります。23 紅牙にダイヤルはついているのですがこれが何をするものなのかは不明です。
アンダーキャスト程度であればメカニカルブレーキの調整でバックラッシュせず使用が可能です。
ベイトキャスティングリールの場合は、メインブレーキの性能が向上しメカニカルブレーキの調整は不要という機種とゼロポジション(ゼロ設定)にする必要がある機種があります。
- キャストする場合
-
アンダーキャストする場合は、メカニカルブレーキはスプールがぐらつかない程度に締める必要があります。
キャスト時にスプールが暴れて最悪ラインブレイクする可能性があるためです。また、ブレると飛距離にも影響します。オーバーヘッドでのキャスティングはクラッチが戻りラインが切れる可能性があります。
- キャストしない場合
-
スプールがぐらつくことでラインが隙間に挟まれない程度にメカニカルブレーキを締める必要があります。
- 緩めすぎると
-
緩めすぎた状態で使用すると、スタードラグとの干渉、メカニカルブレーキノブの脱落、スプールとフレームの隙間にラインが入り込むトラブル、落下スピードダウン、ノイズの発生などなどの障害が発生する可能性があります。
- 締めすぎると
-
締め込み過ぎた状態で使用するとスプールシャフトが焼き付きを起こし異音が発生する可能性があります。
ブレーキ力を強くし過ぎるとハンドル回転に抵抗が生じます。
23 紅牙にはマグフォース調整ダイヤルが付いていますが、これはPEラインの表示をするだけのものです。
スプールを取り出したときの写真をご覧いただければわかりますが、マグホルダーなどは搭載されていません。

このマグフォース調整ダイヤルを操作してもマグネットブレーキがどうこうできるものでもありませんし、そもそもマグネットブレーキも搭載されていません。これは2023 ダイワカタログの機能諸元表のブレーキタイプの項目からもわかります。
PEラインの号数
ダイワ UVF 紅牙 デュラセンサー×8+Si2 0.8号 400m



太田屋さんのタイラバ仕掛けではPEラインは0.8号~1号の指定だったので0.8号にしました。
23 紅牙は、0.8号-400mの糸巻量です。
ライン巻き
ダイワ UVF 紅牙 デュラセンサー×8+Si2 0.8号 400mを巻いてみました。
高速リサイクラーのテンションを500gになるように設定しました。
500gは、水が500ml入ったペットボトル
今回は、下巻きはなしですのでテンションは500gのままで巻きました。








何度か巻きなおしましたがそれでもやっぱりラインが多いようです。
巻いている最中、丁度良いのは350m前後だと思いました。
タイラバロッドで悩んでいて後日購入することにしました。
結局、ロッドは、ダイワ 23 紅牙 MX K64XHB-MTにしました。
ラインキーパー機能がありませんので次のような製品を購入すると便利です。
対応ラインの目安は、ナイロン/フロロ(4lb.~30lb.)、PE(0.6号~4号)
スレッダーは、ガイド内径Φ2.5mmまで対応

バチコンで使用してみました。
25cmくらいのマアジを1匹だけ釣りました。
PE0.8号は、PE0.4号を使った経験があるともっさりして感度が悪くなった印象が強くなります。
バチコンの面白さも感じれなくなりました。
ベイトタックルを使用すると仕掛けが回転しにくいので絡む心配が激減するのはメリットですが、LTアジのエサ釣りの方とのオマツリが懸念されるように感じより神経質に周囲をみるようにしていました。
もしバチコンのベイトタックルとして使用するのであればこのリールで最細のPE0.6号がおススメです。
