東京湾の乗合船で行くバチコンアジング用のタックルについて専用タックルと万能タックルについて記載しました。

今回は、マダイを釣りたくなったのもあり、最近人気のタイラバについて記載します。
これまで、マダイ釣りはエサ釣りが主流でベテランでしか釣れない初心者には敷居が高い釣りでした。
中学生の頃に丹後半島の久里浜沖へマダイ釣りに連れて行ってもらいました。
20cmくらいの青物が一発目に釣れただけでそのあとは何もアタリがなく一匹も釣れませんでした。
40年ほど前の記憶ですが今でも覚えています。
そんな中、先人たちがトライ&エラーを繰り返しルアー釣りでも釣果が出るように、また、女性や子供や初心者でも簡単に釣ることができる釣法に進化しました。
テンヤがエサ釣りでタイラバがルアー釣りです。
私が、ルアー釣りを好むのは、エサを使わないので準備が手間でない、汚れにくい、ニオイが付きにくいなど個人的にはメリットが多いのが理由です。
タイラバとは
タイラバとは、マダイ用のラバージグを使った船からのルアー釣りです。

タイラバ仕掛け図

炎月と紅牙
シマノ 炎月
炎月は、シマノの「真鯛専用」の「タイラバ」を主に「タイテンヤ」と「インチク」の釣法をカバーしたブランドです。
炎月シリーズのロッドは2023年4月現在、6種類、リールは4種類ラインナップされています。
ロッド
リール
ダイワ 紅牙
紅牙は、ダイワの「真鯛専用」の「タイラバ」と「タイテンヤ」の釣法をカバーしたブランドです。
紅は美しい鯛の体色、牙は獲物に食らいつく鯛の鋭い牙が由来です。
ブランドのロゴマークは「鯛の鯛」の骨をモチーフしています。

タイラバタックル
タックルはダイワの紅牙を紹介します。
ロッド
長さは6ft~7ftくらい、タイラバは乗せ調子が基本です。
パワーはL~Hまで鯛のサイズや水深で選択します。
ロッドの型番の先頭の文字
N:乗せ調子モデル
K:掛け調子モデル
D:電動(ディープ&ドテラ流し対応)
C:キャスティングモデル
TJ:タイジギング対応モデル
最上級モデル 20 紅牙 EX
特長は以下の通りです。
ESS AGS X45 エアセンサーシート HVF NANOPLUS/SVFナノプラス MEGATOP/SMT
4モデル(乗せ3/掛け1)
全身メガトップのスリルゲーム(TG)モデルは極限の曲がり込みとしなやかさを実現
究極のしなやかさのN65LB TG
メーカー希望本体価格 70,000/73,000(税抜)

上級モデル 21 紅牙 AIR
特長は以下の通りです。
AGS X45 エアセンサーシート HVF NANOPLUS MEGATOP/METALTOP
12モデル(乗せ6/掛け2/電動2/キャスト2)
超軽量設計
メーカー希望本体価格 47,000~49,500(税抜)

中級モデル 23 紅牙 MX
特長は以下の通りです。
X45 エアセンサーシート HVF NANOPLUS MEGATOP/METALTOP V-JOINT
12モデル(乗せ6/掛け2/電動1/キャスト2/タイジグ1)
ベーシックモデル
ワン&ハーフ構造でバット部はチューブラー
メーカー希望本体価格 38,500~40,000(税抜)

入門モデル 20 紅牙 AP
特長は以下の通りです。
HVF MEGATOP
9モデル(乗せ4/掛け2/キャスト1/タイジグ2)
ハイコストパフォーマンスロッド
メーカー希望本体価格 23,200~24,000(税抜)
初級モデル 22 紅牙 X
特長は以下の通りです。
BRAIDING X Kガイド
5モデル(ベイト4/スピニング1)
エントリーモデル
レングスは6.9ft
センターカット2ピース
スパイラルガイドセッティング(ベイトモデル)
メーカー希望本体価格 15,000(税抜)
ロッドパワー硬さ、調子で決定します。柔らかいロッドと硬いロッドは一長一短あります。
タイは頭を振ってフックを外そうとしますので、しっかりフックが掛かっていないとバラシ易くなります。
柔らかいロッドは感度がよくアタリを弾きにくく船の上下を吸収させやすく扱いやすいので初心者におススメです。ロッドは柔らかすぎるとフッキングがしっかり決まらない傾向があります。使用するオモリが重すぎると穂先が曲がりすぎて余裕がなくアタリが分からなくなり感度は悪くなってしまいます。
硬いロッドは、大物を上げやすくショートバイトなどを掛けやすく着底が分かりやすく深場や潮の早いエリアに向いています。どちらかというとベテラン向けです。硬すぎるとフックはしっかりとかかりますがその代わり違和感を与えすぐに吐き出してしまう傾向があります。
リール
タイラバでは定速巻きが基本ですので、巻きが安定しているLOWギアのリールがおススメです。
また、大ダイを引き上げるだけのパワーとバラさないドラグ性能が求められます。
特にタイラバ専用ロッドでない場合は、ドラグ設定が重要になります。
水深は50m~100mくらいのポイントがほとんどです。
場合によっては100m~200mのポイントにも行きますのでPE0.8号~1号が300m以上巻けるラインキャパのあるリールが必要になるケースがあります。
ダイワの場合は、100番~200番くらいの小型両軸/ベイトリールが適合します。
カウンター付きの場合、巻き上げ速度表示があると便利です。値段は高くなりますが、セルフ電池交換ができる機種がおススメです。
ダイワの両軸/ベイトリールは右ハンドルモデル(記号なし)と左ハンドルモデル(L)があります。
ダイワの製品ページでセルフ電池交換可の記載がない機種はメーカー修理対応で電池交換が必要です。
電池交換が必要なのは型番にICが付いているカウンター付きモデルです。
電池交換の目安は使用頻度にもよりますが2~3年くらいのようです。
中古品の購入時には要注意です。
最上級モデル 21 ソルティガ IC 100P-DH/100PL-DH
100P-DH/100PL-DHの特長は以下の通りです。
HYPERDRIVE DIGIGEAR HYPER DOUBLE SUPPORT HYPER ARMED HOUSING HYPER TOUGH CLUTCH ATD 最新ICカウンタ マグシールド シンクロレベルワインド
巻上速度表示、落下速度表示、デプスアラーム
電池交換可
細糸PE対応(糸長入力0.4号以上)
新型ハンドルアーム
巻取り長さ:54cm/ハンドル1回転
ギア比:4.8
自重:300g
最大ドラグ力:7kg
ハンドル長さ:110cm
メーカー希望本体価格 70,400(税抜)

上級モデル 21 紅牙 IC 150P/150PL
特長は以下の通りです。
HYPERDRIVE DIGIGEAR HYPER DOUBLE SUPPORT HYPER ARMED HOUSING HYPER TOUGH CLUTCH ATD 最新ICカウンタ
巻上速度表示、落下速度表示、デプスアラーム
電池交換可
細糸PE対応(糸長入力0.4号以上)
新型ハンドルアーム
巻取り長さ:54cm/ハンドル1回転
ギア比:4.8
自重:220g
最大ドラグ力:5kg
ハンドル長さ:110cm
メーカー希望本体価格 42,800(税抜)


中級モデル 23 紅牙 100/100L
特長は以下の通りです。
HYPERDRIVE DIGIGEAR HYPER ARMED HOUSING HYPER TOUGH CLUTCH ATD
巻取り長さ:63cm/ハンドル1回転
ギア比:6.3
自重:205g
最大ドラグ力:5.5kg
ハンドル長さ:130cm
メーカー希望本体価格 31,400(税抜)
- ラインキャパは0.8号-400m/1号-300mなので深場やドテラ流しにも適応できます
- タイラバ、エギング、LTアジ、バチコンなどに利用可能
- カウンター付きではないので電池交換や電気的なトラブルの心配がない
- カウンター付きではないのでマーカー付きラインを使用するなどが必要


初級モデル 19 紅牙 X IC
特長は以下の通りです。
スーパーメタルフレーム スーパースプールフリー
巻取り長さ:54cm/ハンドル1回転
ギア比:4.9
自重:240g
最大ドラグ力:5.0kg
ハンドル長さ:100cm(ダブルハンドル)
メーカー希望本体価格 15,500(税抜)
- カウンター付き入力可能なPEラインは0.8号、1号、1.5号、2号
- タイラバ、エギング、LTアジ、バチコンなどに利用可能
- セルフ電池交換不可
- ラインキャパは0.8号-300m/1号-200mなので深場やドテラ流しには不安あり

スピニングリールを使うなら「ダイワ 20 ルビアス LT2500」がPE0.8号を200m巻けてノーマルギア(ギア比5.2)でおススメです。
メインライン
真鯛釣りは水深50m~100m、ディープエリアになると200mくらいのポイントに行きます。
メインラインは0.8号~1号を300m以上用意しておくと万が一ラインブレイクしても釣りができなくなる可能性は低減できます。
UVF 紅牙 デュラセンサー×8+Si2 0.8号 300m

リーダーライン
メインラインに使用するPEラインは、擦れに弱くラインが魚に見えます。
PEラインの弱点をカバーするためにかならずリーダーラインが必要になります。
リーダーラインは、根ズレに強いフロロカーボンラインがおススメです。
3号~5号を3m~5mくらい使用します。
あまりに長くし過ぎるとタイラバの着底が分かりにくくなったりと感度が低下します。
紅牙リーダーEX II タイプF(フロロ)16lb (4号)

仕掛け
ダイワの場合、αシステムとβシステムの2種類があります。
以下は、2023年発売になったβシステムです。
タイラバを構成するパーツ
ヘッド
ネクタイ
スカート
フック
現在の主流は遊動式です。固定式は特別な理由があるときのみ使用します。
紅牙ベイラバーフリーβ




紅牙ベイラバーフリーβヘッド


紅牙替えユニットβ SS 中井チューン

紅牙ユニットβ SS 大鯛チューン
紅牙ブレードブレイカー TG 玉神

他社タイラバ
オンザブルー 真鯛ロジック

ジャッカル 鉛式ビンビンスイッチ

ジャッカル TG ビンビンスイッチ

ジャッカル TG ビンビンスイッチ キャンディ

トレーラーワーム
タイラバのフックに取り付けてアピール力をアップさせるワームです。
紅牙 フレアリーフ
炎月 バクバクトレーラー スカイフィッシュ
鯛ワームビビ
鯛コームピン
レッドバック ケムケムカーリー
紅牙ベイラバーフリーβスターターキット

タイラバに必要なヘッド、ネクタイ、スカート、フックがセットになったこれからタイラバを始める人にぴったりのスターターキットです。ケース入りなのでそのまま釣りに行けます。2023年9月発売予定です。
紅牙タイラバケース
特長は以下の通りです。
紅牙のタイラバヘッドやスカート、フック全てを一つのケースで収納可能
組み替え可能な仕切り板付き
サイズ:横255×奥行き190×深さ40
メーカー希望本体価格 2,300(税抜)



形状はMEIHO フリーケース1200NDと同じ
すべてまとめて収納可能
軟弱なケース
これまでいくつかのケースを使っていますが、今回残念だったのはケース自体が軟らかいことです。
仕切り板を取り付けるとケースがたわんでいるのが分かります。
その影響か仕切り板がカチッとハマりません。
ケースの中の固定の仕切りだけでなく外側の壁もたわんでいます。
175サイズや215サイズでは問題ありませんでしたが255サイズはこんなものなのでしょうか?
ヘッドは80gや100gを10数個入れる可能性があります。場合によっては200gのヘッドを使う方もいるでしょう。
重量のあるものを入れるケースとしては軟弱な印象です。








紅牙 TB7000 タックルボックス
TB7000の特長は以下の通りです。
収納性はもちろん、堅牢性を備えた座れるタックルボックス
本体サイドに多目的ホルダーを装備
蓋は両開きタイプで90度の位置で止まる
滑り止めシール付き
カラー:ブラック×紅牙ピンク
サイズ:約 47.5 × 33.5 × 32cm/重量:約2.8kg/容量:28ℓ
メーカー希望本体価格 7,950(税抜)
タイラバ船は1日予定なので、パーツ以外にお弁当、雨具、防寒具などで荷物が増えます。
収納スペースに余裕のあるサイズがおススメです。

タイラバの釣り方
ここではベイトタックルの場合で解説します。
タイラバの基本はタイラバを落として巻き上げるだけです。
船でマダイがいるポイントまで運んでくれます。
船長から「はい、どうぞ!」と合図が出ます。
合図が出るまではタイラバを落とさないように注意が必要です。
船がポイントに到着すると船長はマダイの反応や潮の流れを読みながら船の止める向きなどを微調整します。船が止まっても再度移動する可能性があります。必ず船長の合図を待ちます。
船長の合図があればタイラバを落とします。
この時、リールのスプールを少し親指で押さながら余分なラインが出ないようにタイラバを落とします。
勢いがつくとスプールが空回りして糸が出過ぎてバックラッシュといわれる糸絡みが発生します。バックラッシュ対策にはサミングが必須です。
タイラバが海底に着底すると同時にすぐに巻き上げます。
フォールしてきたタイラバはマダイに見られています。エサと思い込ますことでヒットします。
海底で止まったタイラバは神経質なマダイに警戒心しか与えません。最悪は魚がどこかに逃げて行ってしまいます。
着底と同時にタッチ&ゴーで巻き上げるのが必須です。
巻き上げる速度は基準は1秒1mくらいです。
一定の速度で巻き上げるのが基本です。
速度が一定でも竿先が動いていると海中のタイラバは不自然な動きをします。
神経質なマダイはすぐに違和感を得て逃げてしまいます。
ロッドを固定する姿勢も重要ですし、ロッドの角度も重要です。
巻き上げ速度表示機能があるカウンター付きリールが重宝します。ロッドはグリップを脇下に挟んで固定し角度は30°~45°くらい下に向けます。
ある程度巻き上げ反応がなければ再度タイラバを落とします。
巻き上げる量はだいたい20mくらいです。
フォールの速度を変えることでも釣果につながる可能性があります。
巻き上げる速度を速いパターンと遅いパターンでいろいろ試します。
アタリがある速度を見つけることが釣果アップにつながります。
定速巻きのスピードを徐々に変えてアタリが出る速度を見つけます。
アタリがあると慌ててあわせてしまったり巻き上げを止めてしまいがちですが、タイラバではそのまま一定の速度で巻き上げることが大切です。そのまま巻き上げるとマダイはタイラバを咥えようと追いかけてきて何度もチェイスします。そのうち、ロッド全体を抑え込むようなアタリに変化した際にハリにマダイがヒットしています。喰わせるための巻き上げ方を覚えると釣果アップします。
タイラバの基本は乗せですので、マダイが喰いつくまで定速巻きに専念してください。
マダイはヒットすると深くに潜るために頭を振ります。
マダイの特長は「たたく」ような振動が伝わることです。
固定式タイラバの場合はマダイの「たたく」アクションでラインが切断したりフックが外れやすいために現在は流動式に代わっています。
ポンピングをするとラインがたるんだ瞬間にフックが外れやすくなるので、ロッドを水平に保ち一定速度で巻き上げます。
強い抵抗があってドラグが出ている場合は無理に巻き上げずに一時巻き上げをやめおとなしくなるのを待つのが吉です。
ドラグ調整を事前に適切に行っておくことがバラシやラインブレイクを激減してくれます。巻き上げは一定速度厳守です。
マダイはエビやカニなどの甲殻類をはじめ、イワシなどの小魚や貝類、タコやイカなどの無脊椎動物、虫などを捕食します。
アミやオキアミなどのプランクトンも大好物です。
タイラバはマダイが好物にするこれらのエサをイメージしたなんにでも見えるルアーです。
タイラバのヘッド、ネクタイ、スカートなどの色の組み合わせを考え、マダイが好奇心を持つアタリがあるカラーを見つけます。
その日のアタリカラーを他の人と共有するとよいでしょう。
カラーはポイントの潮の状況、ベイトの種類で選びます。
濁り潮はレッド系グローのような目立つ色、澄み潮は、グリーン系のようなナチュラルカラー、プランクトンパターンはオレンジ系から始めると吉です。
お助けのトレーラーアイテムがあり、フックにチョンと付け足すいろいろな形状やカラーのワームが販売されています。
アタリカラーが見つかればヒットパターンの再現により釣果アップにつながります。
水深が浅い場所と深い場所ではヘッドのウエイトを変える必要があります。
50m~100mの水深ではヘッドのウエイトは水深と同じ50g~100gを使用します。
潮の速い場所では水深の1.5倍から2倍のウエイトにします。
50mの水深で潮が速い場所では80g~100g位を使用します。
ヘッドの重さが増えるとサイズが大きくなります。
同じウエイトでも鉛よりタングステンの方がサイズが小さくなります。
20m~30mくらいの比較的浅い場所では少しキャストすることで斜めに攻略できるため、マダイがいるレンジでより長くタイラバを見せることができヒットの確率がアップします。
フォール中から仕掛けに注力していているので着底後の巻き上げで違和感を感じると警戒されます。
またずっとジグを着底させていると根掛の可能性が高まります。
タイラバで重要なのは、着底後にすぐに巻き上げることです。
着底してライン放出が止まるのはほんの一瞬です。
船が流されているため着底してもすぐにライン放出が継続され着底の瞬間を見逃してしまいます。
着底を見逃さないためにはサミングと着底がよりわかるタックル設定が必要です。
ロッドのパワーと調子、穂先の感度、ラインの太さ、リーダーの長さ、ヘッドの重さなどが影響します。
着底後の巻き上げスピードは一定が基本ですが最近は一定スピードで巻き上げる行為がすでにタイに見切られている可能性もあり、変則的でもいいようです。
マイタックル
真鯛が釣れたら家に持って帰って美味しく頂くには保冷能力の高いクーラーボックスが必要になります。
そのため、最初にクーラーボックスを準備しようと考えていましたが、タックルの後にすることにしました。

女将さんからのアドバイスで、タイラバ用タックルのレンタルはあることはあるけども数が少ないし、今ある20ℓのソフトクーラーボックスをとりあえず持っていって、まず1匹が釣れるかどうかなので釣れた後のことより釣るための道具を揃えた方が良いと、入らないサイズが釣れれば船の生簀を使えばいいし、家に持って帰るときはビニール袋に入れて帰ればよい。家まで徒歩20分かからないし納得です。このアドバイスで悩みがスッキリしました。
乗せ用タックル
まだタックルを購入する余裕がありませんが、以下のロッドとリールにする予定です。
乗せようで感度重視のメタルトップのロッド、ローギアのリールで巻きの安定を優先した組み合わせです。


掛け用タックル
ショートバイト、潮の早い場所にと掛け用ロッドに変更し、巻き上げが楽な様にハイギアを選んでみました。


マイタックルあれこれ
正直、タイラバをするからと先ほどのマイタックルをポチっとして購入できるほど簡単ではありません。
この組み合わせを選んだ理由は、次の通りです。
- 新しい(2023年モデル)
- 中級モデル
- ダイワの新しいテクノロジ
- バチコンアジング用のベイトタックルとしても併用できそう
このタックルのデメリットは個人的には価格と機能の2点です。
ベイトタックルが手に入れるのでそれなりの出費は覚悟していましたがいざとなると迷いがでます。
もう一ランクか二ランク下でもいいのではないのか?というコスト面の話。
ダイワベイトリールへの機能面の懸念点はシンクロレベルワインド非搭載です。
キャタリナBJがなんとなくよさそうに思えるけども。
シマノのエンゲツBBでリールもロッドもそろえればいろいろ解決できそうだけどスパイラルガイドがなんとなくいや。
すでに持っているイカメタルロッドに剛性のある2500番か3000番のスピニングリール(23 レグザや23 エメラルダス RXなど23レガリスでも良さそう)を用意すればとりあえずタイラバ用タックルが成立できるのではないのか?などなど模索中です。
入門タックル
シマノの入門タックルです。
オールラウンドのスタンダードロッドにカウンターなしシンクロレベルワインド機能付きリールの組み合わせです。
シマノのベイトリールは0番が右ハンドル、1番が左ハンドルです。
PGがパワーギアモデル、HGがハイギアモデルです。

カウンター付きならばこちらのリールです。電池交換可能です。

タックル併用するなら
タイラバで鯛が釣れるポイントでは、マダイだけでなくヒラメや青物などいろいろ釣れる可能性があります。
理由はラバージグは様々な魚がターゲットになるためです。
もちろんメガアジやギガアジが釣れることもあります。
たとえば私が行っている太田屋さんのタイラバの仕掛けはPEライン0.8号~1号、ヘッドは80g~100g、一方、バチコンアジングの仕掛けはPEライン0.4号~0.8号くらい、オモリは15号(56.25g)~25号(93.75g)※25号指定の場合ありなのでタイラバと同じタックルで大丈夫そうです。
他にはエギング用タックルを使う方もおられますので、何専用のタックルにするかは何をメインにするかで決定すればよいでしょう。バチコンアジングとタイラバの両方に使えるタックルをと考えている場合は、タイラバ用タックルをメインで揃える方が吉です。
あとは汎用ロッドを選択する方法もあります。
ロッドの穂先やバットの硬さ(パワー)をうまく選定すればタチウオやライトジギングなども可能です。
ただし、可能というだけであって専用ロッドを超えることはありません。浅く広くか狭く深くか
両軸・ベイトタックルかスピニングタックルかの決め方は、50m以上の水深で真下に垂直方向に仕掛けを落とすのであれば両軸・ベイトタックルが仕掛けが回転しにくく大物を引き上げるパワーがありおススメです。50mより浅いポイントやドテラ流しやキャスティングタイラバであればスピニングタックルがおススメです。深場やドテラ流しを想定するのであればリールのラインキャパは400m以上あると安心です。
船宿
太田屋さんタイラバ/テンヤ
- テンヤ12-16号
- タイラバ80-100g
- 道糸 0.8-1号
- リーダーは4号
船宿はこちらの記事で紹介しています。
