前回は今年最後にする予定でしたが、いまいちの結果だったので再度チャレンジです。
前回同様、午後アジに行ってきました。
タックル
今回の午後アジで使用したタックルです。
仕掛けはいつもと同じ逆ダン仕掛けです。
今回は、メインラインの種類とフロロラインの種類と太さを変えています。
ロッド
リールとライン
YGK エックスブレイド アップグレードX8 ペンタグラム 200m 0.4号
UVF PEデュラセンサー×8+Si² 5C 200m 0.4号
仕掛け
逆ダン仕掛け
フロロラインリーダー
メインラインとリーダーラインはFGノットにします。
長さは1.5ヒロです。
ガイドに巻き込むことになるためガイド抜けが良いようにFGノットを組みます。
1ヒロとは
1ヒロ(ヒトヒロ)は両手を広げた時の長さです
私の場合1ヒロ(指先から指先まで)は約1.68mですが、糸を掴むと少し短くなって約1.6mです。
事前に計っておくと目安になります。
捨て糸フロロライン
捨て糸はリーダーラインに7回~9回ほどハーフヒッチで固定します。
リーダーラインと異なる太さにすると絡みにくくなります。
長さは東京湾のLTアジ乗合船に便乗する場合はタナが底から約2mなので1ヒロにします。
ハーフヒッチは結び目が移動できるのでエダスの長さが調整可能です。
ハーフヒッチの巻き込む強さによって、仕掛けを沈めるだけでオモリの重さでハーフヒッチ部が移動してしまうことがあります。
最初にラインを1ヒロで切ってしまうと結線後はハーフヒッチの分とオモリ接続用のチチワ結び2重の分でかなり短くなってしまうのでハーフヒッチ結束後に少し長めカットすると捨て糸が1ヒロの長さになると思います。
オモリ
捨て糸にオモリを取り付ける際、捨て糸の先端をチチワ結びを2回重ねておけば、オモリを外しやすいのでおススメです。
チチワ結びにすればスナップは不要です。
チチワ結びが苦手な場合、8の字結び用アイテムを使えば簡単に結ぶことができます。
ルアー
当日のタイムテーブル
以下は当日のおおよその流れです。
11:00 酔い止め服用
11:10 家を出発
11:27 太田屋に到着
11:30 記帳、料金支払い、救命胴衣レンタル
12:00 午後アジ船に乗船-釣り座は左舷ミヨシ
12:05 出船
12:45 ポイント到着
15:30 自己最高メガアジゲット
16:00 納竿
16:25ごろ 到着
17:00ごろ 帰宅
17:10 片付け
17:20 魚捌き
17:50 終了
詳細
午前11時10分に家を出発
カートにクールバッグとウエストバッグを積み込みました。
ロッドはリールを装着してつなぎあわせてあとは糸をガイドに通すだけの状態です。
逆ダン仕掛けはすでに組んでいます。
スナップやサルカンなどの金具を使用していないので移動中はリールに巻き込んでおいて、船上でガイドを通すだけですし、ジグヘッドとオモリを接続するだけです。
受付
記帳して料金の支払いです。
前回戴いたスタンプカードを一緒に渡して割引を受けます。
バチコンであることを伝えると船長さんに場所を支持してもらえるように段取りしてくれます。
乗船は船長の合図で
午後アジの場合は、午前アジのお客さんが降りて清掃作業ののち午後の準備が終わって乗船可能の声かけがあります。
それまでは、ゆっくり待っているだけです。
店の前は他の通行人も通るので邪魔にならないようにしましょう。
釣り座は左舷ミヨシ
太田屋さんではバチコンの釣り座はミヨシです。
エサ釣りの方との位置関係で右舷になったり、左舷になったりします。
他にも一組バチコンの方がおられましたが右舷側でした。
胴の間は船長さんの指示が行き届く位置なので初心者の方が座られる傾向にあります。
左舷の時はリールのハンドルを左巻きに変えています。
右舷の時は右巻きにしています。
スピニングリールなので場所で変更できるのはメリットです。
10cmくらいのカサゴ
エサ釣り好調、バチコン渋々、他は釣れていますが私だけなんのアタリもありません。
不安になってジグヘッドをいつものレベリングヘッドに変更しました。
着底と同時位にブルブル振動のような感じがありましたが船の振動が干渉しているのかと勘違いしていました。
ワームチェンジのために上げると10cmのカサゴが掛かっていました。
ワームはスパテラ 2.5インチ クリアレッドフレークです。
15cm以下の根魚は即リリースです。
風が強く波が高かったのもあってオモリをMAXの25号にしていました。
よく考えると潮の流れはほとんどないので25号を使わなくても着底できて糸を真っ直ぐにできるので15号へ変更しました。
13:54ごろに1匹目
いつものような強いアタリがあって24cmの中型をゲットです。
ワームはスパテラ 2.5インチ クリアシルバーフレークです。
豆アジ
ずーと沈黙が続いて、ヒットパターンがつかめず苦戦です。
ビンビンビンのアタリで軽いなぁということで豆アジゲットです。
10cmくらいだったのでリリースしました。
オマツリ多発
潮の流れがでてきたころから周りは釣れ出します。
エサ釣りではテラアジが何匹か上がっていました。
ラインは真下になっていましたが、船の移動のタイミングなどの影響でしょうか?
バチコンは着底させているし、ビシは浮かしているので船の位置の移動や潮の流れの影響でオマツリが発生します。
お隣のエサ釣りと背後のバチコンの方が何度かオマツリ、エサ釣りの方同士でもオマツリ、そして自分は、かなり離れたトモの方とオマツリしていました。
真っすぐに入っていた糸ですが、急に斜めに引き込まれていきました。
かなり複雑に絡んでいたのですが、エサ釣りの方が仕掛けを切って解除してくれました。
本当にありがとうございました。
こちらの仕掛けにはダメージなしで釣り再開です。
たびたびギガアジ級が掛かって船長がアミを入れるのに離れていたのもあって船が流されていたのも影響しています。
念のためオモリを18号に変更しました。
15:30ごろ 32.5cmゲット
信頼のクリアレッドフレークや赤タンで全く反応なし、バルキースパテラでは全く反応なしでした。
今日はシルバー系だったようです。
スパテラ 2.5インチ クリアシルバーフレークに変えて久々のヒットです。
手ごたえ十分で32.5cmゲットしました。
その後もヒットしましたが巻き上げ途中でバラシです。
15:55分に追加で1匹上げて終了です。
保冷は十分
今回は、気温も低くなってきているので保冷剤だけにしました。
使用した保冷剤はメカクール 1000gを2個です。底に2個重ねて入れました。
メカクールは液体状のときは紫ですが凍ると黄色くなります。融点-5℃タイプです。
ライトクールバッグ 20ℓにメカクール 1000gが丁度良いサイズ感です。
船宿で無料でもらえるブロックアイスはもらいませんでした。
海水は使わず、家で作成した塩水を冷やしたものを4ℓ入れて持っていきました。
太田屋さん到着してクーラーボックスの中を確認してみました。(1時間後の状態)
シャーベット状でいい感じです。
帰宅後のクーラーボックスの状態です。
1匹目は釣りあげてすぐに氷締めしました。
保冷剤が水面に浮くので魚体がきちんと水に浸からないこともあります。
目が白くなっているのは直接保冷剤に接触してしまったのか冷えすぎなのかです。
ライトクールバッグは、インナーケースが取り出せるので非常に便利です。
服装
天候はくもり、最高気温18℃で風があり体感はかなり寒いです。
服装は以下の表にまとめました。船釣りはじめての方の参考になれば幸いです。
アウター | リバレイ RL ソリッドレインスーツ 6354レインスーツ ユニクロ 439575 ポケッタブル UVカットパーカー(3Dカット) 69NAVY XL (レインスーツで暑いとき用) |
トップス | – |
パンツ | リバレイ RL ソリッドレインスーツ 6354レインスーツ |
インナー | ユニクロ ヒートテックエクストラウォームクルーネックT(9分袖・極暖) |
グッズ | 帽子:DC-1722(ゴアテックス インフィニアム™ ベーシックハット)ブラック サングラス:ダイワ DN-8921 偏光グラス グレー シルバーミラー シューズ:デッキブーツ DB-1411 |
14時を過ぎて陽が隠れ雲が厚くなると風もある影響でちょっぴりひんやり冷えます。
トイレも近くなり、3度ほど行きました。
もう少し厚着をすれば問題なしです。
5000円でお釣りがあったリバレイのレインスーツが使え満足です。
釣果
アジは3匹、最大サイズは32.5cmでした。
アフターフィッシング
3匹のアジはそのままにはできません。
今回は数が少ないので1食分ということで全て3枚おろしまでしました。
- ウロコ引き
- ゼイゴを削ぐ
- 頭を落とす
- 内臓を取り除く
- キレイに水洗い
- 水分を拭き取る
- 3枚おろし
3匹だけだったので刺身にして食べました。
鮮度が良いのでコリコリです。
でも味はなにもなし。「美味しい」とはいえず、物足りません。
水っぽいとはまた異なります。さっぱりで味がない。
刺身でアジの風味を感じたいなら3日くらい熟成が必要だそうなので次はそうしようと思います。
その日に食べるなら焼の方がよいらしいです。
考察
今回は捨て糸の長さを強く意識して逆ダンを組みました。
1.6mに調整したつもりですが1.5mより短くなっていました。
短くなってしまうと長くすることはできないので組みなおしになります。
フロロラインの太さは考えて選びました。
今回は6lbくらい(1.5号)と3lb(0.8号)にしています。
エダスになる部分がくるくると捨て糸に絡んでしまっていて長さが安定していない様子です。
また、最初はオモリを落とすタイミングでエダスの長さがゼロになってしまい、途中から固定することにしました。
その後、ジグヘッド交換といっしょにハーフヒッチをやり直してズレないように強めで締めました。
今回使用したリーダーラインは硬めですが、クルクル巻き付いたために糸癖がついてしまいどうしようもない状態でした。
エダスは30cmくらいの長めよりは10cm前後の方が反応が良かったです。
波が高いので高低差があってゼロテンションのキープが難しかったです。
使用していたオモリがロケット型で細長いのもあってこの長さの分、着底姿勢によって高低差が増えます。
それを回避するため途中から六角型オモリに変えました。
ロケット型を使用していた理由は仕掛けがクルクル回転しエダスが絡まないようにという狙いでしたが全く効果が感じられず、六角型と体感で違いがわかりませんでした。
回転防止のために次回はローリングスイベルを使ってみようかと思います。