今回は、準備した3インチ前後の大き目サイズのワームを使ってギガサイズ狙いです。
3インチ以上のサイズのワームでも大丈夫なようにジグヘッドも何種類かを追加しました。
ワームとジグヘッドに関しては以下のリンク先で紹介しています。
2024.6.11 太田屋さん 午前アジ
水曜日の午前アジはもう出船確定なのにまだ募集中(予約ゼロ)とは。休憩時間に火曜日の午前アジの予約をLINEで入れました。帰宅時にLINEを確認して返信があったので受付終了を確認。あとは人数になるのを待つだけです。
日曜日に出船確定の通知があり返信して当日を待ちます。
今回は前回同様にスピニングモデルのイカメタルロッドとリール、ベイトモデルのタイラバゲーム用フルソリッドロッドとカウンターなしの両軸リールの2セットを用意しました。
以下は、タックルの詳細です。
タックル1
ダイワのミドルクラスのイカメタルロッドを使用したスピニングタックルです。
このロッドは乗せ調子です。錘は25号まで使用可能です。
リールはダイワの2500番にPE0.4号を200m巻いています。
ダイワ エメラルダス MX イカメタル N63ULS-S
ダイワ エメラルダス RX LT2500-XH-DH
ロッドとデザインがあっているエメラルダスシリーズのミドルクラスのリールにしました。
バチコンでは18 レガリスでも問題はありませんでしたが、この組み合わせでタイラバのサブ用タックルにしようとリールをアップグレードしました。
ダイワ UVF エメラルダスデュラ センサー×8 LD+Si2
余っていた0.4号 200mを使用しました。最初に使用した際には不安があったラインですが、どんどん使用して実績を積み上げていきたいと思います。
太田屋さんで潮が早いポイントでも対応できるように25号まで使用可能なタックルです。
リーダーラインは2号を使用することがほとんどです。
ロッドはバチコンではメインで使用していてギガアジを何本か上げています。
タックル2 タイラバゲーム用ベイトモデル
タイラバゲーム用のベイトモデルのタックルです。
どちらもダイワで揃えています。
タイラバゲームのときは、このロッドとシマノのカウンター付きリールを組み合わせていますが、バチコンの場合はカウンターはなくてもよいし、それよりもラインをできるだけ細くしたいのでスプール交換が簡単な紅牙100を使用しています。
ダイワ 23 紅牙MX N611MLB-TG
TYPE-N 乗せ調子のタイラバゲーム用フルソリッドロッドです。
ダイワ 23 紅牙 100XH
カウンターなしですがHYPERDRIVE DESIGNの両軸リールです。130mmロングハンドル仕様でハイギアモデルや等速巻に恩恵があります。
クレハ合繊 シーガーPE X8 0.6号 300m
タイラバでは0.8号を使用していますが、バチコンなので0.6号にしました。
メーカーは信頼のクレハ合繊です。
仕掛け
逆ダン仕掛け
ジグヘッドはレベリングヘッド太軸金鈎0.3gとギガ鯵ジグヘッド0.3gで接続はナインスナップTを使用してジグヘッドは交換できるようにしました。あと、ジグヘッドの姿勢が気になったのでナインスナップを使用しています。
リーダーは2号で長さはどちらも1ヒロ位、ハーフヒッチは5回ほど結びました。捨て糸は7lbで長さは1.5ヒロでいつもより長めです。シンカーはタックル1が18号、タックル2が25号を使用しました。
服装
最高気温27℃、晴れなので薄着で行きました。
撥水ロングパンツは生地が薄くジワジワくるので新しく購入したサロペットを試してみました。
アウター | DE-3524 ICEDRY® サンブロックジャケット |
トップス | ー |
パンツ | DR-6323P PUオーシャンハーフサロペット |
インナー | ユニクロ AIRリズム |
グッズ | 帽子:ダイワ DC-94008(吸水速乾六方型キャップ) ブラック サングラス:ダイワ DN-8921 偏光グラス グレー シルバーミラー シューズ:クロックス 10100 ビストロ バターリ ワーク m8/w10 |
ICEDRY サンブロックジャケットのICEDRYとサーマルシールド機能で快適に過ごせました。
サロペットはパンツがズレることなく釣りに集中できました。
高い買い物に思えましたが使ってみて機能性に納得です。
釣果
- マアジ 2匹
- 41cm 1匹
- 20cm 1匹
お腹には卵があって、産卵期のためなのか少し体色が黒く見えます。
ヒットルアー
ギガクラスを3匹釣り上げるチャンスがありましたが、実際に釣り上げれたのは1匹のみです。
3匹とも「月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング 2.8インチ」カラーは「グローレモン」です。
ジグヘッドはレベリングヘッド太軸金鈎0.3gです。
アフターフィッシング
2匹だけなので楽にさばけると思いきやギガアジはデカいので真鯛ほどではありませんが時間がかかります。
- ゼイゴを削ぐ
- ウロコ引き
- 頭を落とす
- 内臓を取り除く
- キレイに水洗い
- 水分を拭き取る
- 皮をはぐ
- 血合い骨を抜く
今回は1匹ずつ❶~❽番までを終了させてから塩水につけてタッパに入れて冷蔵庫で寝かしました。
トピックス
- ツール入れを変更
-
100円ショップで購入したケースにラインカッターやフォーセップを入れていました。
またこのケースに使ったワームやジグヘッドやオモリを入れて持って帰ったり、ラインの切れ端などゴミをいれて持って帰っていました。
ワームをケースにいれるのか?パッケージのままにするのか?一長一短あって決められていません。
新しく買ったワームの整理もかねてケースを1つにまとめたりして使わなくなったワームケースをツール入れにすることにしました。太田屋さんではバチコンの釣座がミヨシが基本なので船べりのスペースがちょっと広くなっています。この場所にSFCケースFサイズを開いた状態でピッタリ置くことができます。
- やや濁り潮?
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前回は超が付くほど濁り潮でワームカラーは白色が好調でした。
今回は、前回ほどではありませんがやや濁り潮に感じました。
ケイムラ系、グロー系、ソリッド系、クリアー系でどの程度のアピールなのか不明なのですべてを試すことにしました。東京湾の透明度は4m以下。最低で2m以下もあり
濁度を測定している箇所があります。「東京湾水質連続観測 提供:東京湾環境情報センター」
暖候期(4月から9月)と寒候期(10月から3月)とで水温、塩分濃度、溶存酸素量(DO)、生物化学的酸素要求量(BOD)または化学的酸素要求量(COD)など水質の変化の傾向が異なります。また上層と下層とでもことなる傾向があり、暖候期は成層で寒候期は鉛直混合が盛んで成層が弱まります。夏季の上層は植物プランクトンの光合作用で酸素が生産され下層はプランクトンの死骸など有機物の分解や生物の呼吸で酸素が消費され酸素不足の状態になります。東京湾の澄潮と濁潮は、江戸川、荒川、多摩川、鶴見川等の河川からの有機物や土砂の混入、雨、それらによるプランクトンの増加、海底の砂や泥が舞い上がることで発生します。東京湾は外海との海水交換が悪い湾奥部ほど水質・底質は悪化する傾向にありますが、潮の干満により太平洋の海水が毎日2回出入りしていることになります。また黒潮の流れ込みによって澄潮になります。東京湾の潮汐流は、湾の主軸方向に沿って流れ、下げ潮時は湾奥部から湾口部へ南下し、上げ潮時は湾口部から湾奥部へ北上する流れとなっています。湾奥になるにしたがって流れは弱く、湾央部の浦賀水道で最も流れが速く、1.5 ノット(約2.8km/H)以上の強い流れが出現します。(1 ノットは約 51.4cm/s)大まかな潮汐流は冬季は湾奥で時計回り、夏季は反時計回りの循環流です。
雨が降ると河川から土砂で濁った水が流れ込みますが、晴れていれば透明度の高い水が流れ込む河川もあります。太平洋からの透明度の高い海水がどの方向から流れ込むかでも澄濁具合に変化があります。 - 無視はできない赤クラゲ
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前回よりは水面付近でアカクラゲの集団を見かけます。
ワーム交換のために巻上げていると時々竿に重さが加わります。
そういう時は必ずジグヘッド回りにアカクラゲの触手が少量絡んでいます。面倒くさいと放置せずに、ロッドのガイド穴が詰まったりするので手袋をした手で水を流して触手を取り除きます。
- 「動かすと小さい」「動かさないと大きい」
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今回、出船前に船長とお話ししました。
そこで教えていただけたのが、「動かすと小さいのしかかからない」、「動かさないと大物がかかる」ということでした。その話を聞いて記憶がよみがえります。そういえば、シェイクとかアクションを使うようになってから大物が釣れなくなって数が増えただけでした。ギガアジを釣り上げた時はずべてゼロテンステイでじっとしているときでした。私の目的は数釣りではなく大物狙いです。
今日は、釣れなくてもずっとアクションはさせずに基本ゼロテンステイで行こう。と決めました。
残り1時間で数を増やしたかったのでアクションを入れて釣れたのが20cmくらいのマアジです。 - 逃げた魚は大きい
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今日のヒットパターンを見つけるためにあれこれ仮説を立ててはカラーチェンジとワームの種類を変えていきます。ゼロテンステイで行くと決めているので、ワームカラーと枝素の長さだけに集中しました。
水深20m~30m。
天候が良く気温23℃水温は20℃以上、雨が先日降っていたのでその分濁りが少ないのか?
パイロット的なクリア系ケイムラ系はぜんぜんダメ、細めのストレート、リブありリブなしどれもダメ。
タナがあっていないのだろうか?
今日は餌釣は初心者の方が多いようです。
コマセを巻く位置が毎回ズレるとその分魚もばらけます。
餌釣が全く連れていないので今日はそんな日なのかも?など考えながらあたりを待ちます。ひたすらワーム交換と枝素調整、スリムボディがダメなようなので新しく買った「ケイテック イージーシェイカー 2.5インチと3インチ」を試しますが全く反応なし。ニンニクパワーでバルキースパテラ2.8インチも試しますが全く反応なしです。
ここで新しく買った「月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング 2.8インチ」を試します。
カラーは、グローレモンです。
釣れなかったときの微弱グローレモンでの釣果が鮮明に記憶にあってまずはこれに似たカラーで試します。
ドスンとあたりがあってフッキング成功。
ずるずる巻上げてドラグ微調整して水面まであげて抜き上げようかと迷っていたらスコッと外れました。
船長さんがタモ入れに来てくれていたので待っておけばよかったです。
「でかかったね!」と声かけられて、よしギガクラスがいることがわかってテンションを上げます。
そのままのワームでしばらくするとまたドスンと、おお、さっきよりドラグがチリチリとでます。
船長さんもすぐにタモ入れに来てくれていよいよというときにスコンと外れました。
「もうちょっと竿を立てて竿の撓りを使った方が良い」とアドバイスいただきました。何度か同じアドバイスをもらっていますが変な癖がついたためか無意識に竿先を下げてしまいます。
今後こそは・・・同じくらいの時間がたってまたドスン。
さっきよりはちょっと手ごたえはないかもだけどでかい。
今度は竿先を下げないように意識して、船長さんのタモ入れでゲット。
そく測定して、41cmです。
今年初のギガアジです。
感想
50年以上生きていると、運勢の周期というのがなんとなくわかってきます。
誕生日の前後はほんとうに辛くどん底のようなことが起こります。
どんなに頑張ってもダメなときはダメというのがわかって、ダメなときは無理せず最悪にならないよにだけしようと心がけています。
パートナーからは「今日は思うようにいかない日だよ」と言われて出発しました。
その言葉があったので何があっても落ち着いて対処できます。
船の上で仕掛けを2セット組みますが、捨て糸の接合部のハーフヒッチの締め込み具合が悪く緩すぎたり締めすぎて移動できなくなったり、何度も何度もやり直します。やっと完成したと思ったらハリスのリーダーの一部にキズを発見。
傷がある箇所を切断してスナップを付け直します。やっぱりなぁと思いますがあらかじめそういう日だと思って入ればイライラも減少します。
ヒットパターンを見つけるときにも何度か迷い無限ループに入りかけますが、考え方を変えることで抜け出せます。
思い通りいかないなら深く考えすぎないように直感でやればいいや。
やっとあたりがあり、3度のチャンスを得ることができました。
そのうちの1度をゲットできただけでも今日は運が良かったと思います。
タイラバゲーム用タックルだとどんな大物でもあげれそうで安心ですが、PE0.6号でフルソリッドということもあってかPE0.4号を常用していると無意識に比較していてもっさり感じてバチコンの楽しさが減少しているのは否定できません。次回からセカンドタックルは掛け調子アジング用ロッドかメインタックルのみにしようと思いました。