アカクラゲ対策が必要だった5月、7月はミズクラゲの姿はありましたがアカクラゲはほとんど見かけませんでした。
7月はクラゲ対策よりも熱中症対策が重要です。
今回は、午後アジは貸し切りだったので午前アジにしました。
午前アジの懸念点は睡眠時間とその影響による船酔いです。
タックル
タックル1
月下美人シリーズのミドルクラスで揃えたスピニングタックルです。
ロッドは掛け調子です。錘は15号くらいまでが性能の限界に思います。
リールはダイワの2000番にPE0.4号を200m巻いています。
ダイワ 月下美人 MX AJING BOAT 64L-S
ダイワ 18 月下美人 MX LT2000S
このリールはフリームスをベースにしています。
フリームスよりもヌルヌル巻けるのでお気に入りです。
レガリスよりも性能は上なのでメインで使用します。
UVF PEデュラセンサー×8+Si² 5C 200m 0.4号
タックル2
ダイワのミドルクラスのイカメタルロッドを使用したスピニングタックルです。
このロッドは乗せ調子です。錘は25号まで使用可能です。
リールはダイワの2000番にPE0.4号を200m巻いています。
ダイワ エメラルダス MX イカメタル N63ULS-S
ダイワ 18 レガリスLT2000S-XH
YGK エックスブレイド アップグレードX8 ペンタグラム 200m 0.4号
仕掛け
シンプルイズベストでどちらも逆ダンにしました。
逆ダン仕掛け
ジグヘッドはレベリングヘッド太軸金鈎0.3gで接続はスナップを使用せず直結びです。
リーダーはタックル1が1.5号、タックル2が2号で長さはどちらも2ヒロ位、ハーフヒッチは5回ほど結びました。捨て糸はどちらも7lbで長さは1ヒロです。シンカーはタックル1が1 1/2オンス(約42g)、タックル2が18号を使用しました。
服装
直射日光で紫外線が強く気温が高い7月は、紫外線対策と熱中症対策が必要です。ダイワであればUVカット、吸水速乾、接触冷感、遮熱機能のあるICEDRY®素材の製品がおススメです。
アウター | – |
トップス | ユニクロ 422970 ドライEXポロシャツ(グラデーション半袖) |
パンツ | ダイワ DP-84020 撥水ポケッタブルロングパンツ |
インナー | ダイワ DU-6021S アイスドライ クルーネックアンダーシャツ ブラック L |
グッズ | 帽子:ダイワ DC-94008(吸水速乾六方型キャップ) ブラック サングラス:ダイワ DN-8921 偏光グラス グレー シルバーミラー シューズ:クロックス 10100 ビストロ バターリ ワーク m8/w10 |
釣果
マアジ 3匹、最大サイズ 41cmでした。
ヒットルアー
マアジ 41cmはジャッカル ペケリング タイドマックス 2.7インチ 淡々アミグロー/クリアです。
他の2匹は、同じワームの色違いでクリアーホロフレークです。
トピックス
ポイント到着後の船長のアナウンスに注意
釣り座がミヨシのことが多くポイント到着後の船長の第一声、何を言っているのかよくわかっていませんでした。
今回は、釣り座が船長に近い位置だったのではっきり聞き取れました。
「エサ釣りの方はコマセをカゴに詰めて準備してお待ちください。」
そんな内容です。
要するに、ポイントには到着したけども微調整するので待っている間にすぐに投入できるように準備しておいてねということです。
バチコンの方はこのとき船が動いているのに仕掛けを投入してしまわないように注意が必要です。
よく聞こえない位置なら、エサ釣りの方が投入後タイミングを遅らせて投入すれば問題は発生しないはずです。
大潮の下げ潮
水深13mくらい、タナは2~3m?、釣り座は右舷ミヨシから2番目の位置です。
到着時はすでに潮が動いていて下げ潮でした。
大潮なので満潮から干潮の水位の差が一番激しく一定の時間でそれだけの水位が変わるということは、潮の流れが激しいのは予想ができます。
かなり流れが早いので、水深が浅い方がオマツリ回避にもなって良さそうです。
水深13m前後、おそらく岩礁帯のような場所だと思います。
ミヨシ側へ船から3〜5m離れた場所に仕掛けを落とします。
海面の波紋はあっという間に自分の正面まで移動します。
着底はラインカラー1色分強です。
着底したころにはかなりラインがトモ側に流れ傾いています。
一投目でラインブレイク
タックル1でまず狙います。ワームはダイワ アジングビームバチコンカスタムストロングのチャートドットグローで試してみました。シンカーはタングステン42gを使用。仕掛けを落とすとトモ側に流されます。トモ側にはエサ釣りの方がおられます。着底後、ステイ姿勢に入ろうとした瞬間にスコンと当たりがありHIT。3mほど巻き上げてそれなりの手応えで30cm弱くらいかとイメージした瞬間、ドラグ音がジー、巻き上げを続行すると、今度は横に走ってさっきより強い抵抗で「やばい」ドラグは先ほどより大きな音で長い時間鳴り響きます。18 月下美人 MXのドラグはこんなにいい音だったのかと思いつつロッドはアマジ48cmの時より曲がります。その時のロッドとは違うので比較にならないけどもここまでロッドが曲がるとちょっと冷や汗です。ジリジリジージージーとドラグが鳴って船体の下側に向かったタイミングで巻き上げようとしてプッツンです。
デカイサバか青物だと思います。
上手くやってもこのロッドと仕掛けでは上げられなかったことでしょう。
横に走っていたので早めにラインブレイクして結果良かったと思っています。
タックル1は、リーダーラインはフロロカーボンラインの1.5号を使用していましたが途中で切断していました。
今回はマアジではないと思いますが、40狙いのバチコンの場合は、リーダーラインは2号以上が無難かもしれません。
根掛り連発
タックル1は一投目でラインを切られたのでタックル2のみ使用していました。
とにかく、潮の流れが早く船も流れるのでタイミングを間違えると真横に仕掛けが流れてしまいます。
オマツリを回避するために少しミヨシ側の船より離れたポイントにキャストします。
船から離れた場所は、ラインが横に流れないのですが、仕掛けが手前に寄って来ません。
一旦着底したように思うのですが、そのあとどんどんラインが出ていきます。
恐らく、シンカーなどの仕掛けが障害物にあたっているために船の方に寄ってこないで船が移動する分、ラインが出ていくのだと推測します。
それを放置していると、次に巻き上げようとしたときに根掛に気が付きます。
ドラグを緩めにしているので根掛には気が付きにくく、気が付いた時にはかなり手遅れな状態です。
軽く引っかかっている程度なら竿先を大きく揺らすだけで外れます。
この日は2回ほどこれで外せました。
しかし、これで外れない場合は、次の手で、ラインを出してテンションを緩めてから巻き上げてみます。
これで外れる場合もあります。
今回は1回だけこれで外れました。
これでもダメな場合、その次の手は、ドラグを最大までにして竿が曲がるほどラインを巻きます。
その後、ベールを倒してラインのテンションを一気に開放します。
今回は1回だけこれで外れました。
これでもダメな場合はあきらめてテンションをかけ続けて切れる場所で切りました。
この根掛に対応中、かなり船が移動します。
時間が経過すると他の人とオマツリする可能性がアップします。
やることやってダメな場合は、あきらめてさっさと切断していました。
ラインブレーカーは根掛時のラインの切断だけでなくノットの締め込みにも利用できるタイプがあります。
エサ釣りは、ビシカゴを着底させるのは一瞬ですが、バチコンの場合はシンカーを着底させたままが多く、傾斜面や障害物が多い岩礁帯では根掛しやすくなります。上げ潮や下げ潮では潮が早くて船が移動するためにシンカーを着底したままだと仕掛けが傾きやすく回収時にはボトムズル引きと同じような状況になることがありさらに根掛しやすくなります。オマツリも発生しやすくなります。
面倒くさがらずこまめに仕掛けを回収するのが根掛りとオマツリ対策になります。
4回外せて4回は回収できず、PEラインを10m単位でロストしてしまいました。
準備していたシンカーは25号、21号、18号x2をロストしました。
シルバーステッカーゲット
10時13分ごろ3匹目をゲット、お隣の方にタモ入れをお願いして無事釣りあげることに成功です。
フックは上顎にしっかりかかっていました。
issei レベリングヘッド 太軸金鈎 0.3gを使い続けている理由です。
船宿に戻って申請してシルバーステッカーをいただきました。
今回は、船上でFGノットを何回組んだんだろうか?
実際に船上で組んだFGノットでギガアジが釣れたので自信がつきました。
FGノットは適度なテンションと適切な余り糸の長さで作業が非常にやりやすくなります。
今回ロストしたシンカーを補充しようとしましたが、ヌケガケロケット25号が見つかりませんでした。
新たにグローリーフィッシュ オモリグ ディンプルシンカー 25号を追加しました。
アフターフィッシング
アジは3匹だけなので刺身用に、いつも通りにすべて捌きました。
3枚おろしにして冷蔵庫で熟成させました。
- ウロコ引き
- ゼイゴを削ぐ
- 頭を落とす
- 内臓を取り除く
- キレイに水洗い
- 水分を拭き取る
3匹でも41cmはボリュームたっぷりで美味しく頂きました。