東京湾の乗合船に便乗するスタイルのバチコンアジングで使用しているタックルボックスの中身を紹介します。
まだまだブラッシュアップ途中ですがご参考になれば幸いです。
お世話になっている船宿は金沢八景乙舳の太田屋さんです。
タックルは最近の実釣ブログを参照していただけると仕掛けについてもわかると思います
タックルボックス
サイズで使い分け
現在は、タイラバ用に「紅牙TB7000」とライトゲーム用として主にバチコンアジングに「TB3000」を使用しています。
オプションはロッドスタンドを装着
当初は、ロッドスタンドをBM-300 LightとBM-200 Lightをそれぞれ1個装着していました。
紅牙TB7000を購入したときに、TB3000に装着したロッドフォルダーは2個ともに「BM-250 Light」に変更しています。「BM-300 Light」は紅牙TB7000で使用しています。
ロッドスタンドはスピニングリールにはちょうど良いですが両軸リールにはぐらつきがあります。
また、エギングロッドやジギングロッドのようにリールシートからグリップエンドまでが長いロッドは高さ調整が必要です。ぐらついている状態でロッドスタンドにさしたままタックルボックスを担いで船に乗ると落下する場合があるので注意が必要です。船に乗るなどの場合はロッドを直接持った方が確実で安全です。
フィッシュグリップは「ダイワ フィッシュホルダー 240c」を使っています。TB3000の多目的ホルダーにひっかけると外れにくいです。フィッシュホルダーはギガアジサイズになるとうまくつかめないこともあるのでそんな時に役に立つのはタオルです。また、ゴム手袋をしていればケガすることなくそのまま手でつかめます。
現在ではダイワからも多くの種類のタックルボックスが販売されています。
明邦化学工業のバケットマウスシリーズ(VESUS含む)がもとになっています。
ダイワロゴやカラーにこだわりがなければVSシリーズがおススメです。
オプションパーツも明邦化学工業の製品が使用できます。
インナートレイ(上段)
オモリをすべてインナートレイに収納し、予備の六角オモリを追加。六角オモリは安価なのでおススメです。そのままだとカラカラと音がするのでベロア 巾着袋 (12cm×10cm)に収納。
ナス型や六角オモリであれば巾着袋に収納しておけばスペースを有効利用できます。
- リーダーライン
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- フロロカーボンライン 2号
- フロロカーボンライン 1.5号 x2
- フロロカーボンライン 1.25号
シーグラー グランドマックスシリーズはスプールが合体できるので収納しやすくなります。
2号と1.5号がメインリーダーで、1.25号が捨て糸用です。ギガアジ狙いではメインリーダーは2号にしています。 - オモリ
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- 28gナス型オモリ 1個
- 1.25oz ナス型TGオモリ 1個
- 1.5oz ナス型TGオモリ 1個
- 2oz ナス型TGオモリ 1個
- 15号六角オモリ 4個
- 15号ロケット型オモリ 1個
- 18号六角オモリ 4個
- 20号六角オモリ 3個
- 21号ロケット型オモリ 1個
- 25号六角オモリ 2個
太字をよく使います。ナス型は64L-S用に購入したオモリで太田屋さんの乗合船ではウエイトが軽すぎるので使っていませんが、2ozなら問題なく15号の代わりに使えます。1.5ozは10号と11号の間、1.25ozが9号と10号の間、28gは1ozとほぼ同じで7号と8号の間の重さです。
- スナップ、サルカン、ジグヘッドなど
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8コマのケースに入れることでかなりコンパクトにまとめることができました。
スナップは2種類、ダイワのエイトスナップ(タフ)とナインスナップ(タフ)です。どちらも慣れるまでは外すのに苦労しますが力の入れ方がわかれば割と外れやすくなります。スナップはジグヘッドを変えたいとあらかじめ予定しているとき以外は使用していません。
サルカンはオモリを接続するためのローリングサルカンを4種類、ダウンショットリグ用のクレーン親子を2種類いれています。最初はどのタイプが良いのかわからないので何種類かを用意しました。
オモリ用には「オーナーばり オモリフックWクレン 18号 」を好んで使用しています。
ダウンショットリグ用には、「オーナーばり Wクレン親子 7-10」と「ダイワ ローリングスイベル親子 6 × 7」を用意しましたがダウンショットリグを使用しないので使っていません。ジグヘッドは以下を入れています。
- ダイワ 月下美人 アジングジグヘッド 0.5g #8
- ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッド鏃 SS パワーフック シルバー 0.5g #6
- ダイワ 月下美人 バチコンジグヘッド 0.3g #6太/#8太
- issei 海太郎 レベリングヘッド太軸金鈎 0.3 #8太
- ヤリエ No.637 アジメバガチヘッド ゴールド 0.4g/#6
- ヤリエ No.638 アジメバガチフック ゴールド #6
- がまかつ 宵姫 AJカスタム 0.2g #4
- ジークラック ギガ鯵ジグヘッド 0.3g #4
- カツイチ デコイ SV-58 アジキャロヘッド 0.3g #4/#6
ジグヘッドはいろいろなメーカーのものを入手しましたが、太軸といってもさまざまで鈎の形もさまざまなので手に入れて使ってみないとわかりません。太文字が実釣でも使っているジグヘッドです。
よりはやくヒットパターンを見つけるためワーム交換を優先していてジグヘッドの交換まで行う時間がないのが現状です。重さは0.3g~0.5gまでしか使用したことがありません。太軸でも線径サイズはメーカーにより異なります。ジグヘッド紹介の記事に記載していますのでご参考にしてください。 - その他ツール
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ハリハズシを購入しましたが、サビキ用のためかジグヘッドでは少々使いにくく入れているだけで使っていません。そもそも数釣りをするわけではないので不要の買い物でした。
フォーセップは「オーナーばり FT-06 マルチフォーセップ M」を使用しています。テンションをはればPEラインも切断できますがダマになるのでラインカットには使用していません。鈎が外しにくい場合やリリースしたい魚の鈎外しに使用しています。変わった使い方では船上でFGノットを組む場合のテンションをはるためのオモリの代わりにすることもありますが出番はほとんどありません。
ハサミは、「YSC-3 ヤイバ魚絞めマルチシザース ミニ」を使用しています。PEラインがダマにならずきれいに切れる点と魚のえら切などにも使用できます。通常のラインカッターとして使用しています。
FGノットを組むためとラインブレイカーとして、「タカ産業 CN-106 相棒」と「タカ産業 CN-102 FG System HoldⅡ」を購入しましたがいまいちです。FGノットを組むための締め込みに使用する場合、ラインがクロスするとその個所に力がかかったり擦れて弱くなるようなので注意が必要です。締め込みはゴム手袋がおススメです。
ゴム手袋は超薄い「ユニワールド WORKS HOMME J-FLEX 18Gウレタン背抜き M 5570-M」を使用しています。
クーラーボックスに使用しているライトクールバッグ20ℓのポケットに入れていきます。FGノットの組み方は慣れれば簡単です。
ピッカーズは8の字結びやワーム掴みに使用できるかと思って「第一精工 ピッカーズ」を購入してみましたがほとんど使用しません。捨て糸の連結用にチチワ結びをすることがあるのでその時くらいでしょうか。ショアのジグ単で釣れる魚のサイズであればPEラインとリーダーラインはトリプルエイトノットでもよいので使い道はあります。
ガイド通しは「富士工業 ラインスレッダー Sサイズ」や「ダイワ ラインキーパー スレッダー付き」を入れていますが使いやすいのは富士工業 ラインスレッダー Sサイズです。2本入りケース付きで紛失防止にもなります。
「ダイワ パワーアップパウダー ライトソルト フィッシュ ボトル」を入れていますがまだ使ったことはありません。
メインルーム(下段)
現在は、ギガアジサイズ狙いのワームを入れています。ワームのサイズは2.5インチ以上3.5インチくらいまで、夏場の東京湾は濁り潮の日が多いのでハイアピールカラーやハイボリュームのワームを中心に、時々澄潮の日もあるのでアピール力が強すぎないワームも一応準備しました。潮汐により流れの強さがことなりますので、潮がはやいときと緩いとき用のワームもそろえています。おおよそ60種類くらいのワームを収納しています。
オモリを上段に移動したのでメインルームはワームだけにしました。
明邦化学工業のVS-3010NSであれば5枚は収納できますが、すべてケースに入れるとワームの種類やカラーがわからなくなるのでとりあえずは、インナートレイにあった「ダイワ 月下美人ランガンケース175」からVS-3010NSに入れ替えました。メインルームに収納するにはVS-3010NSの方がスペースを有効に利用できます。
最終的にはVS-3010NSの5ケースにワームを入れました。
ケースの裏面にはワームの種類を印字したシールを貼ってあります。
ケース入らなかったけども持っていきたいワームはパッケージのままで収納してあります。
ケイテックのイージーシェイカーをいれたVS-3010NSには、ラベルライターでQRコードを印刷してあるので、スマホで読み取ればサイトへアクセスできるようにしてあります。「ダイワ 月下美人ランガンケース175」に入っていたワームは当初から使用していたワームで現在は使わなくなったものが多いです。
パッケージケースのままにしてあるダイワとジャッカルのワームが今年の推しで使用しています。
現在、タックルボックスに入れているワームです。
各製品の記載順序はアピール力の昇順でリストしています。
- ダイワ 月下美人 アジングビームバチコンカスタム 3インチ
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月下美人 アジングビームバチコンカスタム 3インチ
月下美人 アジングビームバチコンカスタムSTG 2.8インチ
海毛虫HF 2.5月下美人 アジングビームバチコンカスタム 3インチ
月下美人 アジングビームバチコンカスタムSTG 2.8インチ
海毛虫HF 2.5- ケイムラMAXピンク
- ちりめんじゃこ
- チャートドットグロー
- レッドグロー
- グローレモン
- SGルミノーバ
月下美人シリーズの定番のアジングビームをバチコン用にカスタムしています。
細めのリブありピンテールワームでデイゲームの東京湾バチコンアジングに有効なカラーを揃えているストレートワームです。3インチがギガアジ狙いに効果がありそうですが、シルエットが細身なのでゼロテンションステイにこのワームだとアピール力は決して高くないようです。アピールを抑えたいようなシチュエーションで使えます。ちょんちょんとアクションさせると微波動を発生させて良い感じにアピールできますが、中型アジの反応がはやいくギガサイズ狙いには不向きな印象です。 - ダイワ 月下美人 アジングビームバチコンカスタムストロング 2.8インチ
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- クリアライム
- ちらし寿司ドットグロー
- グローレモン
- グローイソメ
- フルルミノーバ
高密度リブにアジングビームバチコンカスタムをファットボディにした高アピールのワームです。
アジングビーム バチコンカスタムがかなり細目のボディに対してボディのシルエットと潮受け抵抗を作り波動でアピールするタイプのワームです。濁りの中でも波動でアピールすることができます。シルエットは太いですがボディの芯は細いので曲がりやすくアジの口に抵抗なく入ります。ゼロテンションステイでもそれなりのアピール力があるのでギガサイズ狙いにもおすすめです。 - クレイジーオーシャン 海毛虫HF 2.5インチ
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- #108 グローチャート
水流を捉える独特な形状による超波動とソフトマテリアルで吸い込みやすいワームです。
リブを自由にカットしてチューニングが可能です。 - ジャッカル ペケリング 3インチ
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ペケリング 3.0 ペケリング 3.0 VC鬼ケイムラ VCアジビタC VC鬼グローピンク VCケイムラ淡々チャートクラッシュ VC蛍光スライム VC生オキアミグロークラッシュ イカナゴールド チリメンモンスター ムゲンミカン スミシオ/チャートクラッシュ オキアミ/チャートクラッシュ チャートクラッシュ X状のテール断面が特徴のジャッカル定番のワームです。リブが深くX上のテールが潮を受けるので潮が緩い場所向きです。ギガアジ狙いで3インチを選びました。関西のメーカーで、ユニークなカラーが多いので月下美人シリーズにないカラーを優先的に選んでします。「グロークラッシュ」がダイワでいう「ドットグロー」のようです。バチコン用アピール力が強いカラーであるVC~が2024年9月13日ごろ発売になりました。
- ジャッカル ペケリング タイドMAX 2.7インチ
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ペケリング タイドMAX2.7
メロウリング 2.5/3.0ペケリング タイドMAX2.7
メロウリング 2.5/3.0- クリアホロフレーク
- チリメンモンスター
- オキアミグロークラッシュ
- 淡々アミグロー/クリア
- ボトムバチグロー
潮の早いエリア用のワームでペケリングより抵抗が弱くなるように作られています。
2.7インチというサイズがハマるシチュエーションがあります。 - ジャッカル メロウリング 2.5インチ/3.0インチ
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- クリアホロフレーク 3.0
- クリアレッドフレーク 2.5
- ムゲンミカン 2.5
- 鬼グロー 3.0
- VC鬼ケイムラ 3.0
- VC鬼アジビタC 3.0
- VC蛍光スライム 3.0
- VC鬼グローピンク 3.0
2024年9月21日ごろに発売されました。リブが浅くソフトマテリアルで潮が早いとき向きです。
VCがバチコン用ハイアピールカラーです。 - ケイテック イージーシャイカー 2.5インチ/3インチ/3.5インチ
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#371 オレンジゴールドダストグロー 2.5 #420 プロブルーレッドパール 2.5 #101 グリーンパンプキンペッパー 2.5 #422 サイトフラッシュ 3 #535 ピンクシルバーグロー 3 #418 ブルーギルフラッシュ 3.5 #473 モーニングドーン 3.5 #370 クリアーシルバーグロー 3.5 #026 クリアーシャートリュースグロー 3.5 シルエットは太くリブありで超柔らかいボディです。
他のストレートワームにくらべると芯自体は太めです。
このワームはギガアジ狙い用です。非常に艶めかしい動きです。
ギガサイズを狙うには長さとある程度の太さ、ボリューム感があった方が食いが良い時期があります。 - SKUAD スイスイGIGA 3.5
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- 02 グロー
- 06 UVギガアジピンク
深くて細いリブ形状のフローティング素材で水平姿勢で漂うスーパーソフト素材のワームです。
3.5インチとサイズは長めですが柔らかい素材で中型アジでも口奥まで呑み込みます。
夏場の東京湾は成層が形成され濁りも強い日が多いのでアピール力の高いカラーがおススメです。濁りではグロー、ケイムラ、ソリッド、チャートカラーが効果があります。どの程度の濁りなのか?で結果は異なります。濁りの場合はカラーだけに頼るのではなく動きのアピール力にも注力すると効果が確実です。波動の強いワームが濁りの中で目立ちます。八景沖は水深が20m前後から30m前後ですので、天気の良い晴れた日でも太陽光の紫外線が海底まで届くかどうかが微妙な距離です。濁りは数値で4前後です。雨が降ると上空からの雨水と東京湾に流れ込む河川からの水で透明度が回復することもあります。潮汐によっても水深の変化や透明度の変化があります。湾奥では生活用水などの流入によって赤潮や青潮が発生しやすく、条件によっては八景島周辺、海の公園付近でも発生します。
今回は最近狙ったようにギガサイズクラスが釣れて調子に乗ってタックルボックスの中を紹介してみました。
ご覧いただきありがとうございました。