遠回りしてやっと手に入れることができた感のあるターポリンポーチ MWです。
できればiPhone 12 miniで釣りの記念撮影写真や動画撮影ができればと思って購入しました。
実際に使ってみて撮影は上手くできるのでしょうか?
ターポリンポーチ MW(B)
製品情報 ターポリンポーチ MW(B)
- 2層構造
- クリア収納部には6.5インチ以下のスマートフォンを収納可能
- 縦方向横方向装着可能
- キーフック付き
- 外寸:約9 x 18 x 6 [cm]、内寸:約8 x 17.5 x 2 [cm]
- メーカー希望本体価格 4,480(税抜)
カラビナで装着可能
カラビナの取り付け箇所を変更すれば縦横方向どちらにでも取付可能です。
キーフック付き
前モデルより1cm長い
今回紹介するターボリンポーチ MWは2代目です。
前モデル(内寸) 約9.5x16.5x1.5cm
新モデル(内寸) 約8 x 17.5 x 2cm
長さが大きくなって6.5インチ以下のスマートフォンが収納できるようです。
6.5インチスマートフォンが収納可能
クリアケースにiPhone 12 miniを収納してみました。
iPhone 12 miniの本体サイズは64.2 x 131.5 x 7.4mmです。
余裕で入るサイズですがスマートフォンのサイズが小さすぎるとケースの中で固定できずズレるのではないかと心配でした。しかし、撮影中ブレることもなく問題ありませんでした。
パートナーの所有するギャラクシーS8+(6.2インチ)の本体サイズは73 x 160 x 8.3mmです。
6.5インチのスマートフォンを試していませんが、厚みやケースの分を考慮するとかなり厳しいサイズだと推測します。
すべての機種が収納可能であるかは試してみないとわかりません。
購入前に実際に収納してみるのが確実です。
※cmとmmで分かりにくいですが精度に関係するので製品説明の表記のままにしてあります。
縦方向と横方向に取付可能
類似品の「WP モバイルポーチ(B)」はネックストラップなので縦方向の取付のみ、「WP モバイルポーチ(B)」を合体して使用できる「ターポリンポーチ M(B)」の面ファスナーは縦方向のベルトに取付できるのみです。
なので腰ベルトのように横方向のベルトに取付けしないとスマートフォンの向きを横方向にできませんでした。
ターポリンポーチ MW(B)は面ファスナーとカラビナどちらも縦方向と横方向に取り付けられるようになっています。
どのベルトでもスマートフォンの向きを横方向で取り付けることができるので写真や動画撮影に便利です。
両面クリアケース
両面クリアケース構造のため、スマートフォンを収納した場合の操作の幅が広がります。
また、スマートフォンのレンズ位置によってカメラ機能が使用できないというようなことはありません。
「WP モバイルポーチ(B)」はクリア部が限定されているため機種によってはカメラ機能が利用できない場合があります。
完全防水ではない
前モデルもそうですが、水に強いPVCターポリン素材と止水ファスナーなので完全防水と勘違いされますが、どこにもそんな説明はありません。長時間、水に浸けると浸水します。おそらく、ファスナーとPVCの縫い目から水が入るのだと思います。
普通の雨に濡れたくらいでは浸水することはないでしょうが、水中に落とすと中のものは濡れる可能性があります。落とさないようにしっかり装着するようにすれば通常の使い方では問題はないはずです。
「WP モバイルポーチ(B)」や「WP モバイルポーチ(B)」も完全防水ではありませんが、「WP モバイルポーチ(B)」はより水の侵入を防ぐ構造になっています。
写真撮影と動画撮影
「釣行中の動画を撮影することも可能」とありますが、撮影でよく使用する横向きで取付できる点とフロントケースが透明ケースで操作ができる点をあげていわれているだけです。
スマートフォンを収納するクリアケースは縦向きで取り付けた場合は下側を支点に開く構造です。
仮にポーチを横向きで固定した場合、クリアケースは左右に開きます。
横向きに固定した状態でスマートフォンの操作は容易ではありません。
それでもスマートフォンの液晶画面を表面にすれば操作は可能になります。
しかし、カメラはフロントカメラ(インカメラ)を使用することになります。
メインカメラ(アウトカメラ)で撮影するには裏返していれないといけないため、クリアケースを開かずにはスマートフォンの操作はできなくなります。
クリアケースに入れたまま写真やビデオ撮影をどうやって操作するのか?
これについては横向きで使用する場合には工夫する必要があります。
以下詳細です。
アウトカメラで写真撮影
撮影では写真アプリの起動、シャッターボタンの操作が必要になりますが、ケースに入れた状態かつ被写体を固定した状態で撮影をどうやって行うか考えないと肝心の撮影ができません。
人が無意識に行っているのが命令に対して正しく意図通りに動作されたかの目視確認作業です。
これができていないと次の操作に行けず不安しかありません。カメラのプレビューが見えない状態、撮影後の写真が確認できない状態では運任せであり失敗する可能性が高いです。
あとで撮影した写真や動画をみると被写体が写っていなかったなんてことになりかねません。
次は写真撮影で必要と思われる一連の操作です。
- 写真アプリの起動
- 起動したことの目視確認
- 被写体の固定
- カメラの固定
- カメラプレビューを目視確認
- シャッターボタンを押す
- 撮影した写真を目視確認
- 写真撮影完了。
❷、❺、❼の操作をどのようにして行うのかを考える必要がありそうです。
iPhone 12 miniで撮影
私のiPhone 12 miniの場合で説明します。
iPhone 12 miniにはApple純正のシリコンケースを装着しています。
クリアケースに収納
スマートフォンのメインカメラ(アウトカメラ)を外側にしてポーチのクリアケースに収納します。
この時、iPhoneの本体サイズにくらべクリアケースの内寸に余裕があります。
長さと幅はどちらかに寄せればさほど問題はなさそうです。iPhoneのケースがシリコン製ですべりにくいのが功を奏しているように思います。
影響があるのは約20mmの厚みです。iPhone本体は7.4mmしかありません。
クリア部が余った感じでブカブカです。タッチ操作時は指を押し込むように操作するかiPhone本体をクリアケースの表面へ持ち上げるようにして指で支え操作するかです。指での操作は決してやりやすいというレベルではありません。クリアケースに入れたままでも音声コントロールやSiriでの操作は可能ですのでそれで代用する方法が考えられます。
ベルトに固定
次にポーチをベルトに固定します。
この状態では中のiPhoneをタッチ操作で操作することはできません。
しかし、カメラ撮影に便利な・・・と表現があります。
ビデオ撮影なら最初に取り付け位置を入念にチェックしたのち録画開始をしてしまえばあとは撮れたものを編集する程度ですみます。しかし、写真撮影の場合は撮るたびに操作が必要です。
思うにカメラ撮影とはビデオ撮影のことを想定しているのではないでしょうか。
縦方向の固定ならタッチ操作は可能
写真撮影であっても縦方向に装着したのであれば面ファスナーを外せばiPhoneをいれたクリアケース部が稼働できます。この状態でiPhoneの画面を見ながらタッチ操作ができます。
被写体をうまくフレーム内に入れたら手で操作して撮影は可能です。
横方向にポーチを固定して写真撮影するのは工夫が必要なようです。
Apple Watchで写真撮影可能
次はApple Watchを使って写真撮影を試してみます。
先ほどと同じようにポーチのクリアケース部にiPhoneを入れた状態でApple Watchを使って操作します。
Apple Watchを操作してカメラアプリを起動します。
起動するとApple Watchの画面にはカメラプレビューが表示されます。
この画面をみて位置関係などの調整を行い、シャッターボタンを押す操作が可能です。
Apple Watchを使えばポーチの固定向きを気にせず面ファスナーを外す操作が不要です。
ビデオ撮影する場合は、iPhone側のカメラアプリでビデオに切り替えておけば、ボタン操作でビデオ撮影の開始/停止ができます。(Apple Watchで写真モード/ビデオモードの切り替えはできません)
カメラ撮影用に購入したポーチですが、このポーチだけでは簡単に撮影まではできませんでした。
縦方向に取り付ける条件付きで写真撮影はできましたが、横方向で取り付ける場合には何らかの工夫が必要になります。今回は、Apple Watchを利用することでこの問題を解決できました。
しかし、ハンズフリーで撮影するまでには至っていません。
音声コントロールやSiriでカメラアプリ使用時に写真撮影完了までできないのが原因です。
Android OSのスマートフォンであれば「OK Google」を使って写真撮影完了まで可能ですが、固定した状態でスマートフォンの画面が見れないのが残念です。
収納例
クリアケース部にiPhone 12 mini
本体内部に家の鍵や自転車の鍵、コインケース、その他小物
本体内部にはライトゲーム用の小物を入れていくことも可能です。
メインルームには、UC-Pシリーズ2段重ね または RUNGUN Miniコンテナ または コインケースのどれか1つが収納可能でした。
122MDのサイズは横幅がちょっと無理です。