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東京湾バチコンアジング 2023.5.9-5.10【移動式ダウンショットリグとフリーキャロを試す】

ゴールデンウィークの翌週に有給を使って4連休にしました。この機会に逆ダン以外の仕掛けを試しに行ってきました。

目次
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2023.5.9 太田屋さん 午後アジ

5月8日(月)の午後アジを予約していましたが、天候悪化の影響もあり人数が揃わず船はでませんでした。太田屋さんに相談して翌日の午後アジを予約しました。

タックルは2セット持ち込みました。
1セット目が移動式ダウンショットリグ、2セット目がフリーキャロです。

天候は晴れでしたが、風があり波もありでいつも釣果の出せないシチュエーションです。
新しい仕掛けで何とか打開できるのかどうか

釣り座は左舷ミヨシです。

コマセ釣りの方は2人、バチコン3人の5人と思います。
コマセの方からは船の長さ分離れているので撒き餌の効果は得られないようです。

潮どまりの時間帯からの出発だったのと波が高いのでのんびりと12:15分ごろ出発です。
波の影響で船はスピードがだせないので移動は30分以上かかりました。
移動中、波しぶきを被るので後ろに退避していました。

ポイントは水深30mで遠くに新しくなった福浦岸壁が見えます。
15時50分くらいまでずっと同じポイントでしたが、最後に少し移動して、16時10分ごろに納竿でした。

移動式ダウンショットリグ

いつものイカメタルロッドの方を移動式ダウンショットリグにしました。
乗せロッドな点と使用できるオモリの重さに余裕がある点でこちらをメインに使用します。

ハリスだけ船の中で組みそれ以外の仕掛けは自宅で組みました。
ポイントについてすぐ、20cm強のマアジが釣れました。
ヒットルアーは、バチコンカスタムストロングのチャートドットグローです。
ハリスからオモリまでは120cmくらいです。

その後は、ワームチェンジとタナを変えますが、続きません。
1時間ほどして、アジサンスン クリアシルバーフレークでヒットです。
20cm弱が釣れました。
ハリスからオモリまでは100cmくらいです。

単発で後が続きません。
ヒットパターンを探りますが全くつかめず時間だけが過ぎていきます。

フリーキャロ

アジングロッドの方をフリーキャロにしました。
掛けロッドなのでダウンショットリグよりはフリーキャロの方があっているかと思いそうしました。

フリーキャロの方は、120cmのティップリーダーを船の上で組んで完成です。
シンカーはタングステン2オンス(約56g)です。
移動式ダウンショットリグのほうで2匹釣れましたが、こちらの仕掛けではアタリすらありませんでした。
ジグヘッドがどんな動きをするのか?
ジグヘッドのウエイトは0.5gにしましたが、もっと重い方が良いのか軽い方が良いのか?
アタリもなかったのでなにもわからずで途中からは使用をやめました。
2日目はタックルは1セットだけにして集中することにしました。

釣果

マアジ、20cm前後を2匹です。
他のバチコンの方も2~3匹くらいの数でした。

太田屋 午後アジ 2023.05.09


4連休なので、あすの予約状況を確認して午後アジを予約して帰宅しました。
帰宅後はいつも通り、片付けをして、アジを捌いて終了です。

2匹のアジは刺身用に3枚おろしにして冷蔵庫で熟成中です。

2023.5.10 太田屋さん 午後アジ

2連ちゃんでのバチコンです。
今日は、移動式ダウンショットリグ1セットだけにして集中する予定です。

午前アジの船がなかなか帰ってこないのもあって、午後アジ待ちのバチコンの方とおしゃべりさせていただきました。
最近の不調はどこに原因があるのやら・・・
お話を聞いてヒントをと思いいろいろ質問してみました。
アジは季節にもよりますが基本はボトムにいて、水温や潮の変化などで浮いていることもあるそうです。
浮いているときは底から4mくらいというお話でした。
あとはワームのサイズは季節などで変わるようで2インチ~3インチがあれば対応できるようです。
やっぱり、こまめにアジのいるタナ合わせが必要に感じました。
それと、その日のアクションのパターンを見つけないといけないようです。

  • ボトムステイ(アクションなし)
  • 小刻みにずっとシェイク
  • シャイクのあと喰わせの間を入れる
  • ボトムステイでさらにラインを緩めてジグヘッドをふんわりフォールさせる
  • 視界から外れるようにロッドをたて仕掛けを2mくらい上げたのちゆっくり沈める
  • ゆっくり巻き上げ
  • ゆっくり巻き上げてとめる
  • クイックに1/4程度巻き上げてとめる

午前アジは貸し切りで、初心者の方が多く釣果はいまいちだったようです。
太田屋さんからお土産をもらってみなさん楽しそうでした。

午前アジが貸し切りだったためか、午後アジはいつもよりは多かったです。
コマセ3人、バチコンは8人くらいいたでしょうか?
釣り座は、コマセの方と3人組の方を決めたのちあとは「早いもん勝ちだ!」と船長の声、「どこがいい?」と聞かれましたが「どこでもいいです」と答えると「どこでもいいはないよ?」と笑顔で返されたので昨日と同じ「左舷ミヨシ」でお願いしました。

12時10分ごろに出発。
今日も昨日と同じで潮どまりからのスタートです。
異なるのは波が昨日ほどではなく、気温が高くてレインスーツ装備だと蒸れて汗でビショビショになったのでTシャツ一枚になりました。

ポイントは昨日と同じ辺りですが、水深は25mくらい。
ぼちぼちと周りがアジを釣り上げています。
サイズは20cm前後。
たまに30cm前後の良型が混じります。

移動式ダウンショットリグで2匹ほど釣りあげますが、ヒットパターンを再現できず、あれやこれやと悩み始めます。

お隣と反対側のバチコンの方は、順調に数を増やしています。
14時過ぎで10匹以上の差が、なんでこんなにも違うのだろう。

15時以降に上げ潮になるはず、そこで数を増やしたいので、不安の移動式ダウンショットリグをあきらめて逆ダンに組み変えました。

捨て糸は150cmくらいにして1投目でゲットして計3匹。
しばらくして4匹目ゲット。
しかし、ハリスの長さを調整しようと少し触るとラインが切れました。
また、ハーフヒッチの結び目です。

逆ダンを組みなおしますが、捨て糸の長さが違ったのか全くアタリがなくなりました。
ワームのローテーションでも反応はなく、釣れる気配がありません。
周りはぼちぼち上げているので私の問題です。
このときに、捨て糸の長さを変える勇気がありません。
そう、どれくらいの長さにすればよいの?これが全くわからないからです。
お隣の逆ダン仕掛けと比べてもそれほど違いはありません。

だから移動式ダウンショットリグにしたのだけれどもまだまだ安定して使用できない状態です。
15時50分ごろに上げ潮だからということでポイントを移動。
16:30分ごろに納竿です。

釣果

マアジ 20cmくらいを4匹

太田屋 午後アジ 2023.05.10

とにかくこの2日で感じたのが水面付近には2種類のクラゲがいっぱいいました。
仕掛けにもクラゲらしいものがかかります。
とくに移動式ダウンショットリグに取り付けているシモリ玉にクラゲぽいヌルヌルした物体が付着していました。引き上げ時についてしまうのか、シモリ玉にクラゲが近づいてきてしまうのか、引き上げ時たまに重くなるので後者の可能性があります。

仕掛けを事前に組んで移動するとダメージが・・・
2日間を通して、移動式ダウンショットリグに関しては仕掛けを自宅で組んでいったためか、2日目の開始前にリーダーの下側1mくらいの範囲に3~4箇所ほどダメージがありました。
1日目の行き帰りと2日目の行きの間、ずっと仕掛けを組んだままで移動したのが良くなかったのだと反省しています。1.75号のリーダーにあれほどのキズが付いているのはよくありません。ウキ止めゴムの移動でもラインにキズが付くかもしれませんがボトム側1mの範囲というのが一致しませんので自宅と船宿の移動時だと思われます。
ダメージがある部分をカットして移動式部分をズラシましたが、ここで失敗して予備で付けていたハードシンカーロックをつけ忘れました。
そのあとに20cmくらいのアジが釣れましたが、ハリスがシンカーまで移動してしまっていました。1日目はズレることはありませんでしたので、ハードシンカーロックは効果があったのだと思われます。その後もアタリがありましたが巻き上げ途中でバラしました。この時もシンカーの位置までズレていました。
ズレるとシンカーと魚が当たるのでバラシ易いように思います。
この後は、いつもの逆ダンに組みなおし2匹追加できました。
やっぱり、ヒットパターンを再現できず、上げ潮になっても全くアタリすらなく終了です。
引き出しのなさが釣果にあらわれているようです。

2日目はバチコンの方がほとんどで8人くらいだと思います。
バチコン頭は20匹以上を釣り上げていたのを考えると、タナ合わせがまだできていないのかと思います。タナを合わせるためにこまめに組みなおしが必要なのだと思います。あとは、アクションのバリエーションも増やせればと思います。
食いがそれほど良くないのか3インチや2.5インチのワームでは反応がよくないです。
2.3インチのバチコンカスタムストロングでたまにアタリがあることを考慮して、2インチサイズのワームを次回は持っていこうと思いました。

レンジ移動式ダウンショットリグ

1日目

シモリ玉が大きく、色が黄色やオレンジで水中でも目立つ色です。
上側のウキ止めゴムは仕掛けが浮いてこないようにあるだけで、普通のウキ止めゴムでもズレることはありません。
重要なのは下側でエダスに魚が掛かると下向きの力が働くのでウキ止めゴムが緩いとすぐにズレます。
ナカジマのウキ止めゴムにさらにダイワのハードシンカーロックを使っています。

レンジ移動式ダウンショットリグ

2日目(クラゲ対策)

シモリ玉をかなり小さくしました。
水中で目立たないであろう赤色にしています。
失敗してダイワのハードシンカーロックを取付忘れたため魚が掛かるとズレ落ちます。

レンジ移動式ダウンショットリグ

次回

リグスベルはフリーカシメタイプにして、ソリッドリングを接続。
レンジの調整は上にはナカジマのウキ止めゴム、下にはダイワのハードシンカーロックを使用。

レンジ移動式ダウンショットリグ

ここで問題発生です。

リーダーラインにキズが付く

傷がついてラインが痛む事象が確認できました。
原因は、ダイワのハードシンカーロックのようです。

レンジ移動式ダウンショットリグ

写真にあるようにダイワのハードシンカーロックの穴を見ると繊維のようなものが詰まっています。
このシンカーロックを移動させるとラインをカンナで削っているような事象が発生してしまうようです。
使用時は保険でシンカーよりの位置にして、船宿への移動中はシンカーのスナップ付サルカンのところまで移動させていました。シンカーから1mくらい上の範囲でリーダーラインにキズがついていた事象に一致します。

レンジ移動式の仕掛けはもう少し練り直す必要がありそうです。

レンジ移動式可動部Fix版

ピンク糸を使用する方法に変更し、シモリ玉だとピンク糸を通過してしまうので極小のビーズ玉(金属)に変更
濡らして縮めるとピンク糸が移動し、伸ばすと固定されます。

アカクラゲに注意

ミズクラゲとアカクラゲの写真です。
観賞用として人気の高いクラゲです。
イルミネーションで幻想的な演出、フワフワ、ゆらゆら水中を浮遊している姿は癒されます。

クラゲの種類によっては、釣りに悪影響があります。

5月から初夏はアカクラゲ大量発生

5月ごろの東京湾は、クラゲが大量発生するようです。
一般的な認識では海水浴シーズンが終わりお盆になるとクラゲがいっぱいという印象ですが、沖の深場はまた異なるようです。
そういえば、4月ごろから水面付近にはクラゲの姿が目立つようになりました。
ぜんぜん気にしていませんでした。
仕掛けに付着した茶色いヌルヌルは海藻だと思い込んでいました。
今日も水面にはミズクラゲの姿があり、時よりアカクラゲの姿が確認できます。

アカクラゲとは

アカクラゲ(赤水母、赤海月、学名 Chrysaora pacifica)は、鉢虫綱ヤナギクラゲ属に属するクラゲの一種。日本近海の北海道以南に広く分布する。

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

仕掛けを上げると毎回ハリスの接合部を中心にアカクラゲの触手が付着しています。

レンジ移動式のために接合部が大きくなってどうやらカラフルなシモリ玉に絡んでいるようです。
となりの方の逆ダン仕掛けには絡んでいるようには見えません。
レンジ移動式にしたのが徒になったようです。

アカクラゲの注意点

  • 毒がある
  • 刺されると痛い
  • 乾燥して吸い込むとくしゃみが出る
  • 取り扱いには十分注意が必要です
  • 魚がよりつかない

アカクラゲの長い触手には、毒液の入った針を含んだ刺胞と呼ばれる小さな袋がついて刺されるとかなり痛みがあります。直接死に至ることはありませんが痛みは一週間以上継続します。
また、何度も刺されることでアレルギー反応をおこし、アナフィラキシーショックを起こす危険性があるので注意が必要です。触手をその辺に放置して乾燥した毒針が鼻などに入るとクシャミなどを引き起こします。
別名はハクションクラゲともいわれています。
ゆえに、取り扱いには十分に注意を要します。

触手は本来、小魚を毒針で捕獲するためのものであり、当然ながらアカクラゲの触手が仕掛けに付着していては魚がよりつきません。

仕掛けに触手が絡んだらゴム手袋をして桶の水で洗い流すのが簡単です。
そのままにしていると、魚がよりつかないので釣れませんし、ラインに付着した触手はガイドにつまり最悪はロッドを折ってしまいます。

最近の釣果がよくないのは、アカクラゲ対策が十分でなかったことも関係しています。
仕掛けに付着した海藻と思いこんでいた触手をそのままにしていたのが大きな原因だと思われます。
あとは、シーズンにあったワームのサイズや形状を考慮してどういったアクションをするワームがよいのか?
もっと深く考えていく必要がありそうです。
今の時期は2インチくらいの微細動なワームが良さそうです。
ダイワであればリブがないシラスビーム2インチがよかったのではないでしょうか?

ワームについてはこちらの記事を参照してください。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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