東京湾バチコンアジングに使用するジグヘッド収納用ケースに関する記事です。
明邦化学工業 Fishing MEIHO スリットフォーム スリットフォームケース3010NSとツールケース フリーボードケース3010Aの比較です。
3010サイズのケースは、外寸の横205mm、縦145mのケースです。
同社バケットマウスやハンドル付きボックスの本体収納スペースに何個収納できるかなどで収納力が表現されています。3010サイズには深さが18mm/20mm/24mm/25mm/28mm/40mm/60mmの計7種類あります。
今回は、スリットフォームケース3010NS(深さ25mm)とフリーボードケース3010A(深さ24mm)を比較してみました。
スペック比較
| 項目 | スリットフォームケース3010NS | フリーボードケース3010A |
|---|---|---|
| 外寸 | 205×145×25mm | 205×145×24mm |
| 内寸 | 横199mm 縦125mm 深さ20mm | 横196mm 縦120mm 深さ9.5mm(片面) |
| スリット数 | 15 | – |
| 取替ボード | – | 10 |
| 機能 | 特殊技術のスリット加工 | フォーム一体型の取替ボード パーテーション 両面収納 |
| メーカー販売価格 | ¥850(税抜) | ¥1,800(税抜) |
フリーボードケース3010A専用の取替えボードが5本入りで別売りです。
本体には標準で10本付属していますがアジング用のフックは他に比べると小さいので取換ボードを購入してさらに追加することが可能です。
収納例



収納力は同じくらいだと感じました。
抜き差しのしやすさはフリーボードケースのほうがやりやすいです。
実測値を比べると同じ2インチでも1.3mmの差がありますし、2.5インチでも0.8mmの差があります。
商品説明のインチ表記はアバウトで実際のサイズはことなるようです。
ワームケースの1コマのサイズは、収納するワームの実サイズに合わせて仕切り板を挿すことになります。
1コマのサイズと各ワームサイズの実測値から、次のことがわかります。
- 1レーンを4コマに分割した場合は、1.8インチしか収納できない。
- 1レーンを3コマに分割した場合は、2.5インチ以下が収納できそうである。
- 実測値は6.0cm~7.0cmまでの幅があるため製品によってはまっすぐに入らない。
- VS-3010NSは、2.5インチワームであれば1レーン3コマで計12種類のワームを収納可能。
- VS-3010NSは、3インチワームは先が折れ曲がる。
- VS-3010NSは、太めのワームや1袋に10本以上入っているワームの収納に割と余裕がある。
- ライトゲームケース3010は、3コマに分割すると最小5.8cmのコマができ2インチ以下しか収納できない。
- ライトゲームケース3010は、2コマでも3コマでも、2.5インチを収納できる数は10種類。
- ライトゲームケース3010は、2.5インチ以上のワームを収納する場合は2コマに分割。
- ワームケースとして使用するならどちらのケースも3コマ分割まで。
- どちらもパーツケースとして使用可能ではあるがおすすめしない。
- フック、スナップ、サルカンやかみつぶしなど最大30種類も収納可能メリット
- 金属パーツは数が増えるとかなりの重量になる。
- 重量だけでなく種類の多さで万が一ひっくり返すとすべて混ざってしまい戻すのが大変





タックルボックス
TB3000(VS-7055相当)とTB4500HS(VS-7080N相当)にそれぞれ収納する場合を考えてみました。




どちらもインナートレイには収納できません。
TB3000には、VS-3010NS1枚分もしくはライトゲームケース3010を2枚分と置換して収納可能です。
TB4500HSには、スリットフォームケース3010NSとフリーボードケース3010のどちらでもトレイとの隙間に収納が可能です。
タックルボックスのインナートレイに収納したい場合は、スリットフォームケースJやスリットフォームケースLもしくはフリーボードケース1010Aになります。
スリットフォームケース3010NSは、特殊技術のスリット加工によりスリットかわかりやすく、厚み1cmのスリットでしっかりとフックを差し込める仕様になっています。
フリーボードケース3010は、取替可能ボードでレイアウト自由自在なケースです。スリットフォームケースだと間隔は一定ですが、取替ボードを取り付ける位置を変更することができるのでフックサイズにあわせて取付場所を調整できます。フォーム一体型の脱着式プレートは追加で購入が可能です。
今回は明邦化学工業のスリットフォームケース3010NSとフリーボードケース3010を比較してみました。
個人的にはフリーボードケースのほうが使いやすく感じました。
