土肥富のフックとタングステンビーズを購入して、ギガアジ対応のバチコン用ジグヘッドを作成しました。
準備したもの
土肥富のフック
ギガアジ対応のフックだと0.64mm以上がおススメで何種類かを購入してあったのでその中から今回は「No.JGH41 Jig Hook 41 #6 金+FC」を使用しました。
タングステンビーズ
ジグヘッドのヘッドになるものです。
バチコンアジング用ジグヘッドのヘッドサイズは0.6g以下を使うことが多くなるべく軽いものが好まれます。
タングステンビーズのサイズが大きくなればなるほど重さは重くなるので、フックが通る最小サイズのタングステンビーズを探す必要があります。
今回、線径0.64mm/71mmが通るタングステンビーズのサイズは3.3mmで形状はラウンドです。
縦スリッドがあるのでL字箇所にも取り付けやすくなっています。
フックを通す穴のサイズを記載している製品が少なく、購入して合わせてみるしかありません。
使用するフックがバーブありだと軸の線径よりもさらに太くなるのでその分、穴も大きくないと通りません。
これらの理由で、今回は3.3mmを使用しています。このビーズの重さは約0.31gです。
- バーブの大きさと線径のサイズ
- ビーズの穴のサイズと穴の形状(スリッド+丸)
TB-2.30(2.3mm,0.08g)/Generic | 2.5mm 0.1g/オルルド釣具 |
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Jack Upper #6 ※フックポイント、バーブやシャンクの丸軸箇所で引っ掛かりビーズの穴の形状やサイズに個体差が目立つ。 Jack Upper HW 宵姫 AJカスタム Rang Cross Hook Giga M KN Rang Cross Hook Giga M FC No.JGH41 Jig Hook 41 #6 金+FC No.638 アジメバ勝フック #6 No. 5350 Jig Hook 150 #6 金+FC | Jack Upper #6 Jack Upper HW 宵姫 AJカスタム Rang Cross Hook Giga M KN Rang Cross Hook Giga M FC No.JGH41 Jig Hook 41 #6 金+FC No.638 アジメバ勝フック #6 No. 5350 Jig Hook 150 #6 金+FC |
TB-2.80(2.8mm,0.16g)/Generic | CS-T-2.8(2.8mm,0.20g)/ VitFly |
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Jack Upper #6 Jack Upper HW 宵姫 AJカスタム Rang Cross Hook Giga M KN Rang Cross Hook Giga M FC No.JGH41 Jig Hook 41 #6 金+FC No.638 アジメバ勝フック #6 No. 5350 Jig Hook 150 #6 金+FC | Jack Upper #6 Jack Upper HW 宵姫 AJカスタム Rang Cross Hook Giga M KN Rang Cross Hook Giga M FC No.JGH41 Jig Hook 41 #6 金+FC No.638 アジメバ勝フック #6 No. 5350 Jig Hook 150 #6 金+FC |
TB-3.0mm(3.0mm,0.2g)/Generic | CS-T-3.3(3.3mm,0.31g)/ VitFly |
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Jack Upper #6 Jack Upper HW 宵姫 AJカスタム Rang Cross Hook Giga M KN Rang Cross Hook Giga M FC No.JGH41 Jig Hook 41 #6 金+FC No.638 アジメバ勝フック #6 No. 5350 Jig Hook 150 #6 金+FC | Jack Upper #6 Jack Upper HW 宵姫 AJカスタム Rang Cross Hook Giga M KN Rang Cross Hook Giga M FC No.JGH41 Jig Hook 41 #6 金+FC No.638 アジメバ勝フック #6 No. 5350 Jig Hook 150 #6 金+FC |
3mmだと今回のすべてのフック(線径φ0.54~φ0.71mm)に装着できました。Generic製はスリッドでない側が長方形なのでJack Upperに都合が良いですが宵姫AJカスタムではバーブは通過してもシャンク部(丸軸)で引っ掛かり、また穴の加工の個体差をすごく感じますので2.3mmの結果のようにサイズに余裕がないと同じフックでもできるできないが発生します。オルルド釣具は0.5mm刻みで可もなく不可もなく。VitFly製は他社と比べるとサイズに対して少し重めですが穴の加工の個体差を全く感じませんでした。
フックのバーブの位置にビーズのスリッドをあわせて気持ち斜めにして押し込むようにすればカツと入りました。2.8mmは重さ0.20gです。
ダブルクリップ ブラック
タングステンビーズの位置がズレないように下から支えるために使用します。
サイズは特に指定はありませんが大きすぎるとレジンライトの中に入りません。
使用したのは口幅が15mmです。
レジン液
100円ショップで見つけたレジン液とUVライト購入時にいっしょに購入してみたレジン液の2種類ありますが、レジン液の性能どうこうの前にノズルが細い方が使いやすかったので100円ショップで見つけた方を使用しています。
UVライト
ネットで購入したUVライトです。
最初はグロー系のワームを蓄光するためのUVライトを使用したり、蛍光灯ですませていましたが、今後、数を作成することを考慮してクラフト用にも使えるUVライトを購入しました。
ライトを手で持つ必要がないのでかなり楽になりました。
24W/48W切替とタイマー機能がお気に入りです。
細かいところでは本体上が平らなのでモノが置ける点も気に入っています。
スタンドルーペ ライト付き(Optional)
スタンドルーペ ライト付きがあると小さなビーズでもスリッドがわかりやすく装着しやすいので作業が捗ります。
レジン液注入の際にも窪みの視認に利用できます。
完成イメージ
完成する予定のジグヘッドは以下の通りです。
- フックの軸の線径 0.64mm
- 金鈎
- ヘッドサイズ 約0.3g
- ジグヘッドの重さ 約0.4g
- タングステンヘッド
- ストレートゲイブ
品名 | 個数 | 価格 |
---|---|---|
タングステンビーズ 3.3mm | 30 | 680 |
土肥富 NoJGH41 #6 金+FC 0.64mm | 20 | 330 |
土肥富 NoJGH41 #6 金+FC 0.64mm 送料 | 1 | 330 |
合計 | 20 | 1,340 |
1340÷20=約70円
タングステンビーズとフックの数が同じではないので今回は、ビーズが10個余ります。
これを100個ずつ購入すればあまりなく使用できます。
その場合、以下のようになります。
品名 | 個数 | 価格 |
---|---|---|
タングステンビーズ 3.3mm | 100 | 2,000 |
土肥富 NoJGH41 #6 金+FC0.64mm | 100 | 1,430 |
土肥富 NoJGH41 #6 金+FC0.64mm 送料 | 1 | 330 |
合計 | 100 | 3,760 |
3760÷100=約38円
100本単位で購入すればかなりお安くできます。
レジン液代やUVライト代やその他手間などを考えてもお得だと思います。
市販品の場合、3本から4本入りで400~650円くらいしますので、1本100円前後。
かなりお安くなります。
作り方
ビーズの縦スレッドがある側からフックポイントを挿入します。
バーブ付きのフックの場合、ビーズが引っ掛かります。
バーブの位置・角度と縦スレッドをあわせると割と簡単に通すことができます。
縦スリッドをL字カーブの内側にすればフックアイまで通りますので丁度良い場所まで移動します。
ビーズの位置が決まったらダブルクリップを使って位置がズレ落ちないように止めます。
ビーズの位置が悪く軸が邪魔になってレジン液が注入できない
ビーズの縦スリットの窪みにまずは少量のレジン液を注入します。
レジン液を盛りすぎないように注意してください。
タイマーで10S間、UVライトをあてレジン液を硬化させます。
ビーズの縦スレッドの窪みを埋めるようにレジン液を追加します。
今度は60Sのタイマーを使用してレジン液を完全に硬化させます。
レジン液を盛りすぎであまりよくないジグヘッドになってしまいました。
最初からうまくできないのは当たり前なので、どうしたらうまくできるようになるのか?
それらを考えながら作業すると楽しめると思います。
いろいろな発見やアイデアがわいてくるとモノつくりがもっとおもしろくなるでしょう。
まだまだレジンの量のムラが多くて綺麗とは言えないレベルです。
今後の改良点
レジン液ボトルのノズルサイズ
100円ショップで見つけた方がノズル径は若干小さくボトルの容量も少ないので軽いですが、ネットで購入した方はノズル径が大き目でボトルの容量が多いので押し出され大量に出てくる印象です。
ノズル径1mmくらいのものを探してみました。
2通りの方法があって、1つ目がノズルキャップで1mm径にする方法、2つめが1mm径の空ボトル容器に入れる方法です。
パジコ ノズルアタッチメント 細ノズル&ヘラ
既存のボトル容器に取り付けできればそのまま使用できます。
MYmama ニードルボトル 20ml
入れ替えの手間があってその際に気泡が入る可能性ありです。
レジン液を1mmノズルのボトルに入れ替え
新しい容器は20mlに対し、元の容器は100mlなので1/5くらいしか入りません。
3セット分のフックとビーズが余っていたので試しに作成してみました。
1mmノズルでレジン液の量を適切に調節することができました。
フックとタングステンビーズはレジン液をUVライトで硬化させて接着し、バチコンアジングで使用するギガアジ用ジグヘッドを作成してみました。
フックの軸の太さ(線径)とビーズの内径(穴のサイズ)が重要です。
バチコンアジング用ジグヘッドの重さは0.6g以下が好まれるのでタングステンビーズだとかなり小さくなってしまうためにビーズの内径はフックが通せないサイズになってしまいます。
バーブレスにすればもう少し小さくて軽いビーズにできる可能性はありますし、ギガアジでなければフックの軸の線径はもう少し細くできるのでビーズも軽く小さくできます。
通常のジグ単であれば1g前後を使用するでしょうから、フックがビーズの穴を通るのかを気にする必要もなくビーズのサイズと重さを気にする程度ですみます。
今回、フックとビーズを購入して自作してみました。
フックポイントの尖りが重要になってくるとフック交換が頻繁になる可能性が高く、市販品だとお財布が・・・となるので自作も選択肢に入れてもよいと思います。