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【防寒着】バートル サーモクラフト 電熱パッド TC500

バートル サーモクラフト TC500

普段の防寒にはとにかくヒートテックとダウンを着込み、それでも寒ければ使い捨てカイロで対応していました。使用していたのは桐灰カイロマグマです。1日3枚、4枚使用していると20日勤務で80枚/月です。使い捨てカイロが必要なのは11月~3月までとして5か月です。単純に400枚/シーズンが必要です。寒いと背中や腰とお腹や胸だけでなく脹脛や足裏にまで使用します。4枚では足らない日もあります。
amazonで購入した履歴だけでも1シーズン180枚は購入しています。金額が約6,000になります。
それ以外にもコンビニで靴の中に入れるタイプや足りなかった分を買ったりしているのでトータルで8,000以上は使っていると思います。

この使い捨てカイロのコストを考慮するとヒーターベストを購入したほうがよいのではないのかと思うようになりました。様々なヒーターベストが販売されていて正直どれがよいのか?がわかりません。USB端子がある製品ならもっているモバイルバッテリーが使えそうですが、5V程度の電圧で設定温度は何度くらいになるのでしょうか?

「安物買いの銭失い」にならないようにしたい。

ヒータベストを使用している人に聞くとあったかいけども「すぐ断線する」、「充電に時間がかかる」、「高温にすると充電がすぐになくなる」でした。

購入前の疑問点は、

  • USB接続が利便性は良いけども20V入出力できるのか?
  • 専用バッテリーが必要ならUSB接続である必要性は低くなるのではないか?
  • 大容量バッテリーは長時間使えるが重く&満充電に時間がかかるのではないか?
  • 発熱箇所が多い、発熱エリアが広いと暖かいけど電力消費が多く部品の故障確率も高いのではないか?
  • 洗濯はできるのだろうか?
  • 説明、仕様通りに本当に動作するのだろうか?

とにかくamazonで検索しても多数の製品が表示されて迷うだけでした。口コミが良くても使えない製品があったこともありました。価格が高いからと言ってよい製品というわけでもありませんでした。そうこうしているうちにまた寒い季節になりました。

7.2V出力のバッテリーを使用しているヒータベストを使用できる機会がありました。
温度は4段階調整(7.2V/6V/5V/3.3V)で、最大の7.2Vで使用すればそれなりに暖かいです。しかし、容量は6500mAhあるようですが、2時間持ちません。バランスを考えて5Vにしてみると4時間くらい持ちましたが温度はないよりまし、その程度です。このバッテリーを満充電にするには約5時間を要します。専用バッテリーの価格は8,000くらいのようです。
ヒータベストのバッテリーを収納するポケットの位置が悪くかなり出っ張りがあるのと重量を感じるのが気になりました。
この経験で悟ったのは、5Vくらいの出力では意味がなく、また使い捨てカイロのお世話になってしまうということでした。

悩みに悩んで高いけどもバートルのサーモクラフトに決めました。
専用バッテリー+電熱パッド+サーモクラフト対応の防寒着の3点の購入が必要です。

目次
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サーモクラフトとは

サーモクラフトは、「バートル」から発売されている電熱パッドです。エアークラフト(ファン付き作業着)で使用しているバッテリーを接続することで発熱します。このサーモクラフト 電熱パッドを防寒着の内側背中部分に取り付けることで体を温めることが可能になります。

一般的に販売されているヒーター付き防寒着とはことなり、電熱パッドを取り外せる点がメリットです。

サーモクラフト 電熱パッド TC500

同梱物
  • 電熱パッド
  • 取扱説明書
  • 保証書
仕様
  • 外寸 H455mm × W(上部)245mm × W(下部)125mm
  • 保護回路搭載
  • 設定温度
    • 19V:56℃+平均50℃
    • 13V:52℃+平均50℃
    • 9V:42℃
    • 6V:35℃
  • 連続稼働時間
    • 19V:約1時間+13V(約3時間)
    • 13V:約1.5時間+約2.5時間
    • 9V:約8時間
    • 6V:約15時間

19Vと13V使用時は安全性を考慮して時間が経過すると自動で切り替わります。

互換性

対応機種は以下の通りです。

  • AC360
  • AC300

AC360/AC300バッテリー専用のサーモクラフト電熱パッドです。

取付部
バートル サーモクラフト TC500

サーモクラフト対応の防寒着についている電熱パッド止めドットボタンと電熱パッドのドットボタンをポチポチと2箇所止めます。
サーモクラフト対応の防寒着の電熱パッド・カイロポケットに電熱パッドの下部を入れます。
ポケットに切込みがあるのでそこから電熱パッドのコードを取り出し、防寒着にあるコードストッパーでコードを固定します。

保護回路
バートル サーモクラフト TC500

保護回路付きの電源コードです。
バッテリーのOUT端子に接続します。
バッテリーの電源がONの時に緑ランプが点灯します。

使用した感想

AC360のバッテリーに接続して「3214 ヒータベスト」で使用してみました。
電熱パッドが肩と背中の中心部を温めてくれるます。
開封時には小さいと思った電熱パッドですが、電熱部の面積が大きいと電熱線が長くなり温める面積が増えると電力を多く必要とし、熱も逃げやすく必要な部位を効率よく温めていると考えると非常に良く考えられた製品だと感心しました。
少し寒く感じたときは6V、それでも寒いと9Vで、13Vを使ったのはまだ数回だけです。背中と肩があったかいことで、首筋から冷気が入っても寒いとは感じにくく、肝心な部位が温まって体を循環している血液が冷えないでいるためか足の指先や手の指先も冷たくてどうしようもないまでにはなりません。特に足は太ももから脹脛にかけても冷たく感じることが軽減されていると感じます。
電熱パッドはベストタイプで使用しましたが9Vや13Vの熱量になるとベスト全体があったかくなり胸まで暖かく感じます。強風注意報がでているような北風の強い夜などは気温が下がり冷気があたり体感の温度はさらに気温以下ですが、サーモクラフト電熱パッドの効果で耐えられない寒さはなくなりました。
すっごい寒い日は、13Vにしておけば、1時間後には平均50℃で調整してくれるようなので釣りにいっても海水の付いた汚れた手でバッテリーを操作する必要がないのがメリットに思いました。

TC250とTC500の比較

サーモクラフトシリーズの電熱パッドであるTC500(新)とTC250(旧)の比較です。

スクロールできます
TC500
(2023年モデル)
TC250
(2021年モデル)
重量100g90g
設定温度19V:56℃+平均50℃
13V:52℃+平均50℃
9V:42℃
6V:35℃
12V:50℃
10V:45℃
8V:40℃
6V:35℃
サイズ高さ 455mm
上部幅 245mm
下部幅 125mm
高さ 455mm
上部幅 245mm
下部幅 125mm
AC130非対応9V:約6.5時間
7V:約10時間
5V:約24時間
AC210未対応10V:1時間+9V(5時間)
9V:約7時間
7V:約11時間
5V:約30時間
AC230未対応12V:1時間+10V(5時間)
10V:約7時間
8V:約13時間
6V:約25時間
AC260未対応13V:1時間+10V(5時間)
10V:約7時間
8V:約12時間
6V:約24時間
AC30017V:1時間+12V(5時間)
12V:約7.5時間
9V:約15時間
6V:約30時間
未対応
AC36019V:1時間+9V(5時間)
13V:1時間+9V(5時間)
9V:約11時間
6V:約30時間
未対応
価格11,000(税抜)7,700(税抜)
各製品の比較

TC250電熱パッドの場合、使用できるバッテリーは多いですが実際に設定温度が何度になるのか?プロファイルで電圧にあった適切な温度に設定されるのか不安があります。

これから購入する方はTC500電熱パッドとAC360バッテリーのセットがおススメです。
すでにバッテリーをお持ちの方は、その機種にあった電熱パッドを選択することになります。電熱パッドを使用するのは寒い日だけですが、バッテリーは夏の暑い日にも冷却ファンに使えるのでトータルを考えてバッテリーを選ぶとよいと思います。

バートルのサーモクラフトは電熱パッドが取り外し可能である点がポイントです。

AC300/AC360専用

AC260(2021年)以前専用

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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