東京湾の乗合船で楽しむバチコンアジング(バーチカルコンタクトアジング)。
アタリがあるのに乗らない、あるいはせっかくのギガアジ(40cm超)をフックの伸びでバラしてしまった……そんな経験はありませんか?
バチコンにおいてジグヘッド選びは、ロッドやリール以上に釣果に直結する重要な要素です。
この記事では、東京湾のLTアジ船に便乗するスタイルで実績のあるジグヘッドを厳選して紹介します。
さらに、メーカーカタログには載っていない「フック線径の実測データ」も公開。強度や貫通力を数値で比較し、あなたに最適なジグヘッド選びをサポートします。
迷ったらこれ!バチコン最強ジグヘッドTOP3
「種類が多すぎて選べない」「とりあえず間違いないものが欲しい」という方のために、実釣実績と入手しやすさから選んだTOP3を先に紹介します。
【第1位】一誠(issei)海太郎 レベリングヘッド 太軸金鈎
「水平姿勢×太軸」の黄金バランス。
バチコンに必要な「水平姿勢のキープ力」と、良型アジに耐える「太軸フック」を兼ね備えています。0.3gという軽量ウェイトがラインナップされているのもバチコン向き。迷ったらまずはコレです。
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【第2位】ダイワ 月下美人 バチコンジグヘッド
入手性抜群!バチコン専用設計の安心感。
釣具店での入手しやすさはNo.1。専用設計だけあり、低比重合金ヘッドでフォール時間を稼げます。「太軸」モデルを選べばギガアジも安心です。
【第3位】カツイチ(デコイ) SV-58 アジキャロヘッド
ワームズレ激減!手返し重視ならコレ。
「ボディロックキーパー」のおかげで、アジのバイトがあってもワームがズレにくいのが最大の特徴。時合を逃したくない場面で活躍します。
実釣で選んだ!バチコン用ジグヘッド詳細レビュー
水平維持できるジグヘッドが、ラインに絡まずアジにアピールできます。
バチコンでは1g以下の軽量ジグヘッドを使います。
- よく使うのは0.3g~0.6gくらいです。
- 遠投用リグで使用するジグヘッドと兼用できます。
- バチコンではメガアジ(30cm以上)・ギガアジ(40cm以上)のサイズが狙えるため、ハリは太軸が安心です。
- 太軸だと釣れないことがあるので通常タイプも用意しておくと対応できます。
- アジのアタックでワームがズレにくいジグヘッドが好まれます。
- フックサイズは#10~#6くらいで釣れるサイズに合わせ何種類か持っていくとよいでしょう。
- フックサイズはメーカーでことなりますので注意が必要です。
ここからは、TOP3を含むおすすめジグヘッドの特徴を詳しく解説します。
ダイワ(DAIWA)
ダイワからは用途に合わせて複数のラインナップがあります。
月下美人 バチコンジグヘッド
特長は以下の通りです。
ヘッドは錫(低比重鉛の1.5倍)
フックはダイワオリジナル金メッキ特別仕様(日本製)
ノーマルと太軸の2種
フックサイズ:#8/#6
ヘッドサイズ:0.3g/0.5g
入数:3
メーカー希望本体価格 510(税抜)







2023年に登場した専用モデル。ヘッド素材に低比重の「錫(スズ)」を採用しており、同じ重さの鉛よりも体積が大きいため、潮受けが良くスローに誘えます。
おすすめ: 0.3g / #8太軸#6太軸
月下美人 アジングジグヘッド / TG
月下美人 アジングジグヘッドの特長は以下の通りです。
ヘッドはリアル3Dアイ形状
フックは金メッキショートシャンクオープンゲイプ
スムースセットワームキーパー付き
フックサイズ:#12/#10/#8
ヘッドサイズ:0.5g/0.8g/1.0g/1.3g/1.5g/2.0g/2.5g
入数:4
メーカー希望本体価格 430(税抜)
材質はタングステンではないので自然にゆっくりとフォールさせることができます。
フックサイズ#8にヘッドサイズ最軽量0.5gがあります。



月下美人 アジングジグヘッドTGの特長は以下の通りです。
ヘッドはタングステン合金、鉛より体積30%減
潮受けカップ付きラウンド形状ヘッド
フックは金メッキショートシャンクオープンゲイプ
フックサイズ:#12/#10/#8
ヘッドサイズ:0.5g/0.75g/1.0g/1.5g/2.0g/2.5g/3.0g
入数:3
メーカー希望本体価格 460~740(税抜)



タングステン合金により飛距離、ボトム攻略が容易ですがバチコンにはメリットといえるかは不明です。
フックサイズ#12と#10にヘッドサイズ最軽量の0.5gのラインナップがあります。
タングステンモデル(TG)は感度抜群ですが、フォールが速すぎる場合も。ノーマルモデルの0.5gはコスパも良く、サブとして優秀です。
おすすめ: 0.5g / #8 #10
月下美人 SWライトジグヘッド鏃 SS パワーフック
特長は以下の通りです。
尺メバ・ギガアジ対応の太軸パワーフック
究極の触れ掛利を実現するSaqSasフック
ヘッドはダートアクション可能な鏃形状
大型ラインアイ
カラー:銀/夜光
フックサイズ #6
ヘッドサイズ:0.3g/0.5g/0.75g/1.0g/1.5g/2.0g
入数:4(0.3g/0.5g/0.75g)、3(1.0g/1.5g/2.0g)
メーカー希望本体価格 600(税抜)


尺メバル・ギガアジ対応の太軸パワーフックモデル。線径0.80mm(実測)という圧倒的な太さで、絶対に伸ばされたくない時の切り札です。ただし、人気のため入手困難なのが難点。
一誠(issei)
一誠でおススメは海太郎 レベリングヘッド太軸金鈎です。
海太郎 レベリングヘッド 太軸金鈎
特長は以下の通りです。
水平スイミングを維持するベストバランス
フックはオーナーばり製オリジナル
金メッキ太軸フック、大口径アイ
フックサイズ:#8
ヘッドサイズ:0.3g/0.6g/0.9g/1.2g/1.6g/2.0g/2.5g
入数:4
メーカー希望本体価格 470(税抜)



長すぎず狭すぎないフックデザインに砲弾型ヘッドでワームの性能をフルに引き出します。
ヘッドサイズはジグヘッド全体の重量(近似値)です。
水平スイミングを維持するベストバランス設計。オーナーばり製のオリジナルフックを採用しており、刺さりの良さは折り紙付きです。
おすすめ: 0.3g
その他の実力派メーカー
がまかつ 宵姫 AJカスタム
特徴は以下の通りです。
- フックサイズ #4
- ヘッドサイズ 0.2g/0.4g/0.6g/0.8g/1g/1.2g/1.5g/1.8g/2.2g/2.6g/3g
- 鮎鈎をカスタマイズしたフック
- マイクロバーブ
- ショートシャンク
- ハイポイント&ワイドギャップ
- ナノアルファコーティング
- 入り数 4本
- 希望本体価格 360(税別)
マイクロバーブとナノアルファコーティングで刺さりの良さを実現、アイの向きが他の製品とことなります。



「鮎鈎」をベースにした独自のフック形状。
刺さりの良さは驚異的です。ショートシャンクで吸い込みも抜群。
おすすめ: 0.2g
ジークラック ギガ鯵ジグヘッド
特徴は以下の通りです。
- フックサイズ #4
- ヘッドサイズ 0.3g/0.5g/0.7g
- 入り数 5本
- デカアイ
- 太軸仕様
- 金針&平打ち仕上げ
- 販売価格:¥495(税込)
ギガアジ専用ジグヘッドです。



名前の通り、ギガアジを獲るための太軸・デカアイ仕様。平打ち加工で強度も十分です。
おすすめ: 0.3g
ヤリエ アジメバガチヘッド(No.637 )
ヤリエでおススメは、No.637 アジメバガチヘッドです。
特長は以下の通りです。
尺メバ・ギガアジ対応のパワーゲーム用ジグヘッド
フックは外向きフックポイント、マイクロバーブ
カーボン100鋼、線径 0.7mm
カラー:ブラック/ゴールド
フックサイズ:#6
ヘッドサイズ:0.4g/0.7g/1.0g
入数:5(ブラック)、4(ゴールド)
メーカー希望本体価格 350(税抜)
F-Cloud【雲丸】船長バチコン推奨ジグヘッドです。
個人的にはハリ先が外向きでワームに差しにくく、柔らかく細いワームは裂けることがあるように思います。



外向きのフックポイントが特徴。吐き出す際に口の中に掛かりやすい設計です。
おすすめ: 0.4g
【独自調査】フック線径&サイズ徹底比較
そこで、電子ノギスを使用して実際の線径を測定しました。強度の目安として参考にしてください。
フック線径ランキング(細い順)
| 順位 | 製品名 | サイズ | 実測線径 (mm) | 特徴 |
| 1 | 月下美人 アジングジグヘッド | 0.5g #8 | 0.56 | 細軸・吸い込み重視 |
| 2 | 月下美人 バチコンJH | 0.3g #8太軸 | 0.60 | バランス型 |
| 3 | 宵姫 AJカスタム | 0.2g #4 | 0.61 | 刺さり重視 |
| 4 | 海太郎 レベリングヘッド | 0.3g #8太軸 | 0.63 | Best Buy! |
| 5 | デコイ SV-58 | 0.3g #6 | 0.64 | ズレにくい |
| 6 | 月下美人 バチコンJH | 0.3g #6太軸 | 0.66 | 良型対応 |
| 7 | ヤリエ アジメバガチヘッド | 0.4g #6 | 0.70 | 強度十分 |
| 7 | ジークラック ギガ鯵JH | 0.3g #4 | 0.70 | ギガアジ対応 |
| 9 | デコイ SV-58 | 0.3g #4 | 0.75 | ギガアジ対応 |
| 10 | 月下美人 鏃 SSパワー | 0.5g #6 | 0.80 | 最強クラス |
東京湾のLTアジ船便乗スタイルでは、不意の40cmクラス(ギガアジ)の可能性が常にあります。
安心感を求めるなら、線径0.60mm以上のものがおすすめです。
最強クラスの強度が欲しい場合は、線径0.80mmの「月下美人 鏃 SSパワー」や0.70mm超えの製品を選びましょう。

0.5g #8 0.56

0.3g #8太軸 0.60

0.61

0.63

0.64

0.3g #6太軸 0.66

0.70

0.70

0.70

0.75

ダイワ 月下美人シリーズのジグヘッドの線径は0.48でした。バチコンアジングヘッド#8のノーマルは0.51~0.54でした。#8太軸で0.58~0.60で#6太軸で0.66なので混ぜると見た目でわかりにくくなります。
フック形状とシャンクの長さ
- ショートシャンク: 吸い込みが良い(アジが小さい時に有効)
- ロングシャンク: 口の奥に掛かりやすくバレにくい(良型狙いに有効)


0.5g #8

0.3g #8太軸



0.3g #6太軸

0.63




フックのシャンクの長さは、「SV-58 アジキャロヘッド #4」が圧倒的に長いのがわかります。
あとは「AJカスタム #4」がショートシャンクなので一番短いのが容易にわかります。その他は、1.2cm~1.4cmくらいで似たような長さです。
ダイワの2製品がオープンゲイブ、アジメバガチヘッドは外向きポイント、レベリングヘッドはストレートポイントです。
ハリ先の向きはダイワ2製品とアジメバガチヘッドが同じくらい、レベリングヘッドのみストレートです。
ハリ先を外向きにすることでアジが口に入れたワーム(ジグヘッド含む)を吐き出す際に上顎に引っかかりやすいというのが理論上の話です。
この話の留意点はアジがワーム(ジグヘッド含む)を口に入れたことが前提であることです。
仮にハリ先を極端に外向きにした場合、ハリ先がアジの口の中に入るのか?
口に入りにくく入る前にワームを離す可能性が高まります。
適度に外向きならば効果があるかもしれません。
メガアジ、ギガアジになると口が大きくなりますので、それよりもフックの長さが重要だと思います。
ヘッドからハリ先までの長さが長い方が口の奥の方にフッキングし外れにくいでしょう。
まとめ:2026年のバチコンジグヘッドはこれで決まり!
東京湾バチコンアジングにおけるジグヘッド選び、最後に改めておすすめを整理します。
トータルバランス最強:
専用設計の操作性:
ギガアジ特化:
タックルボックスに数種類用意して、その日のアジの活性やサイズに合わせて使い分けるのが釣果アップの秘訣です。
ぜひ、万全の準備で東京湾のメガアジ・ギガアジに挑んでください!
最後に
主にバチコンゲームで使用するジグヘッドについて記載しました。
ジグヘッドは、ヘッドのサイズ、形状にフックのサイズ、形状、太さ、フックの場合はさらにシャンクの実際の長さ、ゲイブの形状などで区別できますが、使用するワームとの相乗効果があってこそ釣果につながるものなのでご自身が使用するワームと相性の良いジグヘッドを見つけてください。
2025年は、バラシ対策を考えてフッキングの良いジグヘッド・ジグフックを探してみました。
バラシの原因はフックだけの問題ではありませんが、ロッドを新しくした影響もあるので現在のタックルでより刺さりやすくばらしにくいフックを探しました。これについては以下の記事をご覧ください。【中級・上級者向け】

