冬場はダイワ ライトクールバッグ 20ℓで保冷力は十分でしたが、夏場は不安があったのでハードクーラーボックスを購入することにしました。
ダイワ ライトクールバッグ 20
現在、バチコンアジングで使用しているクーラーボックスは「ダイワ ライトクールバッグ 20」です。

ダイワ ライトクールバッグ 20の特徴は以下の通りです。
- ソフトクーラーボックス
- 容量 20ℓ
- サイズ 約28×41×33(内寸 約20×34×25) cm
- 500㎖ PETボトル縦置き収納可 15本
- 自重 約2.1kg
- 保冷力は従来の2.5倍
- 取り外し可能ハードインナー
- メーカー希望本体価格 8,500(税抜)
バチコンアジングは、LTアジ乗合船に便乗するスタイルでデイゲームです。
いつも行っている徒歩15分程度の太田屋さんでは午前/午後のショート便なので、保冷力はライトクールバッグ 20の発泡スチロールクーラーボックス並みで問題はありませんでした。
バチコンアジングだと容量は、20ℓがベストだと思いました。
蓋の開閉が面倒だった
ソフトクーラーボックスであるため蓋と本体はファスナーで閉めるようになっています。
ファスナーはダブルファスナー仕様でスライダーが2つついていますが、片手に何かを持っていて開けるのは非常に面倒でした。簡易固定のフラップ止めを使えるのは冬場の寒い気温の時くらいで、夏場使用すればクーラーボックスの保冷力はガタ落ちです。フラップ止めは使用できず少しでも保冷力を維持するために蓋の開閉のたびにファスナーを開けたり閉じないといけませんでした。
蓋の開閉でクーラーボックスの内部は外気と入れ替わり夏場は保冷力がガタ落ち。
洗浄が面倒だった
取り外し可能なハードインナーはポリエチレン(PE)素材?クーラーボックスのアウターはポリ塩化ビニル(PVC)素材、インナーは発泡スチロール。ベルト類はポリプロピレン(PP)。
様々な素材で構成されている分、簡単にシャワー洗浄でサーとは洗い流せません。
ハードインナーをまず内側と外側を中性洗剤とスポンジで汚れとニオイを落としてから泡を洗い流します。
通常のハードクーラーボックスならこれ相当の手間でほぼ洗浄終了です。
ソフトクーラーボックスでは、アウターも洗浄しないといけません。
外側のPVCやPP素材、内側の発泡スチロール。
同じく中性洗剤とスポンジで汚れとニオイを落としてから泡を洗い流します。
ベルト生地の箇所と写真の生地は、ファスナー開閉時に汚れた手でいろんな箇所に触れるので汚れやすいです。
生地に汚れが付着すると洗浄を入念にしないとニオイがなかなか取れません。
また泡切れが悪く濯ぎに手間を要します。
インナーとアウターの2つを洗浄、生地箇所は汚れが目立ち、泡切れ悪く乾燥に時間がかかる
冬場は特に乾燥に時間がかかる
軽さより機能を優先
ライトクールバッグのメリットは重量2.1kgという圧倒的な軽さです。
同じ20リットルのハードクーラーボックスだとその倍の約4kgあります。
バチコンアジングは30回ほどいっていて行き返りの経路、船上など何がどうなってどの程度なのかがだいたいわかるようになりました。キャリーカートで運べれば2~3kgの違いは気にならない。気を付けるなら船に乗り降りするとき。

そのうえでいえるのは、「軽さより機能」です。
私が考えているクーラーボックスに求める機能は以下の通りです。
ワースト条件で保冷時間は12時間
日帰り釣行であるため、LTアジ 午前/午後通しで乗っても7時から16時半の9時間半。
家からの準備時間から魚を捌くまでの時間をいれると6時前にでて、17時30分には片づけ終わって捌ける状態ですので、11時間30分で余裕見て12時間です。
ワースト条件とは夏の炎天下の日向にクーラーボックスを置いた状態です。
ダイワ KEEP50前後、シマノ COOL50前後あれば余裕ではないかと勝手に考えています。
断熱材は発泡ウレタン
断熱性を考えると、断熱材は価格・重量・性能のバランスの良い「発泡ウレタン」を選択します。
発泡スチロールでも問題ないかもしれませんが、上記の条件での保冷時間を考慮すると懸念されます。
真空パネルは、断熱性は優秀ですが、重い・高い、そして穴が開くと真空でなくなるので断熱効果がウレタンのみになる点で取り扱いも注意が必要です。
断熱材以外で断熱性を高めるには、例えば断熱材の厚みです。
厚みがあれば外気との断熱性は高まります。
特に外気の影響を受けるのはクーラーボックスの底と天井(蓋)です。
蓋には断熱材が入っていないクーラーボックスが多く、入っていてもほとんどの製品が発泡スチロールです。
気密性を考えると、密閉性の高い、気密性の高い、さらには密封性が高いクーラーボックスであれば外気の侵入を防ぎ内部の冷気の漏れも防げます。
シマノの「ユニシールド」、ダイワの「シールドロック機構」などなど
保冷力はもちろんクールバッグの水が簡単に抜ける水栓がほしいと思うようになりました。
次の候補となるハードクーラーボックスです。
- クールラインα III GU2000(発泡ウレタン) KEEP 51 ※水栓なし
- クールラインα III GU2500(発泡ウレタン) KEEP 66
- ライトトランクα GU2500(発泡ウレタン) KEEP 82
- フィクセル ベイシス 220(発泡ウレタン) I-CE 45
- スペーザ ベイシス 250(1面底真空パネル+発泡ポリスチレン)I-CE 45
- ユニフリーズ BS 20L(発泡ウレタン) COOL 90
- フリーガ ベイシス 200(1面底真空パネル+発泡ポリスチレン)I-CE 40
- インフィックス ベイシス 270(1面底真空パネル+発泡ポリスチレン) I-CE 48
発泡ポリスチレンは、一般的に発泡スチロールのことを言います。
発泡スチロールの素材に発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレンなどがあります。
発泡ポリスチレンは軽量で断熱性に優れているので断熱材。発泡ポリエチレンは柔軟で曲げやすい特徴があるので家電製品などの緩衝材。発泡ポリプロピレンは耐熱性や耐油性に優れているので加熱ができる弁当などの容器。
断熱材が発泡ウレタンで保冷時間が要件を満たすのが以下の3製品です。
- クールラインα III GU2500(発泡ウレタン) KEEP 66
- ライトトランクα GU2500(発泡ウレタン) KEEP 82
- ユニフリーズ BS 20L(発泡ウレタン) COOL 90
3番のユニフリーズが新製品なのでこれ決定しました。
近所の釣具屋さんへいって早速予約をしてきました。
ユニフリーズ BS 20Lはどんなクーラーボックス?
ユニフリーズ 20L の特徴は以下の通りです。
- LT/BS/CF/TDの4シリーズ
- 容量 20L
- 重量 3.8kg/4.2kg/4.4kg/4.6kg
- 寸法 31.5×60.0×30.1(TD 31.5×60.0×30.7)/内寸 21.3×45.0×21.2(中央)、20.4×43.7×21.2(底部)
- COOL値 70/90/95/100
- 水栓/両面開き/取り外し可能蓋/ラックトップレバー/堅牢ボディ/防水ボディ/ユニシールド
- 付属トレー/滑り止めゴム/付属ショルダーベルトはTDのみ
- 14,900円~ 32,000円 (税別)
商品名 | 品番 | カラー | COOL | 断熱構造 | 重(kg) |
---|---|---|---|---|---|
ユニフリーズ LT 20L | ND-720Y | Wレッド | 70 | 発泡ポリスチレン | 3.8 |
Wライムグリーン | 3.8 | ||||
Wスカイブルー | 3.8 | ||||
ユニフリーズ BS 20L | ND-620Y | ピュアホワイト | 90 | 発泡ウレタン | 4.2 |
レモンイエロー | 4.2 | ||||
スカイブルー | 4.2 | ||||
ユニフリーズ CF 20L | ND-520Y | アイスホワイト | 95 | 1面底真空パネル+発泡ウレタン | 4.4 |
チャコール | |||||
ユニフリーズ TD 20L | ND-420Y | パールホワイト | 100 | 3面一体型真空パネル+発泡ウレタン | 4.6 |
- 内寸45cmでギガアジがそのまま入る絶妙な内寸
- ユニシールドで高密閉を実現
- 平面デザインかつ防水ボディがシャワー洗浄で簡単きれいに乾燥も早い
- ワンアクションで開け閉め可能な蓋
- 片手持ち用ハンドルと両手持ち用ハンドル
内寸が20cmなのでライトトランクαで言われたような浅い狭いと思います。
45cmの魚がそのまま入れられる以外に担いで両手で持てるハンドルにもなっているため外寸が60cm幅と広く改札は通りにくいです。アジやサバやイサキなどをいれるには良いと思います。
オプション品
- 滑り止めゴム クーラー 滑り止めゴム タイプB
- トレー 「現状別売りでのトレーのラインナップがなく、販売しておりません。」
- ショルダーベルト
スペック表の△はどういう意味なのか?疑問に思います。
クーラー用オプションパーツを見る限りトレーとショルダーベルトはなし。
