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【快適な冬の釣りを実現!】失敗しない防寒着の選び方と最強レイヤリング術

🎣 釣りで凍えない!快適な一日を叶える防寒着「レイヤリングシステム」完全ガイド

冬の釣りは格別ですが、寒さ対策を怠ると楽しさも半減してしまいます。特に、動きが少ない釣りでは、体が冷え切って集中力が途切れがちです。

そこで重要になるのが、機能的な重ね着の考え方である「レイヤリングシステム」です。

レイヤリングシステムとは

レイヤリングシステムはただ厚着をするのとは違い、「吸湿速乾」「保温」「防風防水」という役割を持った3つの層を重ねることで、衣服内の温度と湿度を快適に保つためのシステムです。

この記事では、釣りの防寒対策で最強と言われるこのレイヤリングシステムの基本と、各層の選び方をご紹介します。


目次
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❄️ 釣りのレイヤリングシステム:3つの層の役割

レイヤリングシステムは、肌に近い方から順に「ベースレイヤー(肌着)」「ミドルレイヤー(中間着)」「アウターレイヤー(上着)」の3層構造が基本です。

寒い時期の釣りでは、ミドルレイヤーとアウターレイヤーの間にさらに保温性の高い服(サーマルレイヤー)を追加することもあります。

1. ベースレイヤー(肌着):汗冷えを防ぐ「吸湿速乾」の要

  • 役割: 肌から出た汗(水分)を素早く吸い取り、次の層へ移動させ、肌を常にドライに保ちます。これが汗冷えを防ぐための最重要ポイントです。
  • 選び方のポイント:
    • 素材の鉄則: 綿(コットン)は絶対にNGです。綿は水分を含むと乾きにくく、気化熱で体温を奪い、一瞬で汗冷えを引き起こします。
    • 推奨素材: ポリエステルなどの化繊系、または天然素材で吸湿性と保温性に優れるメリノウール系がおすすめです。
    • 冬の釣り: 吸湿して発熱する「発熱インナー」や、厚手の極厚タイプを選ぶと、より保温性が高まります。

2. ミドルレイヤー(中間着):暖かさを生む「保温・蓄熱」の要

  • 役割: ベースレイヤーから移動してきた湿気(水蒸気)は外へ通しつつ、体温で温められた「空気の層」を保持して、暖かさを作り出す層です。
  • 選び方のポイント:
    • 素材: フリース、ダウン、化繊中綿(インシュレーション)などが主流です。
    • 動きやすさ: 釣りの動作(キャスティングなど)を妨げない、柔らかく動きやすい素材を選びましょう。モコモコしすぎる場合は、袖のないベストタイプなどを活用するのも手です。
    • 状況に応じて調整: 激しく動く場合は薄手・通気性重視、じっと待つ釣りではダウンなどの保温性重視のものを選び、気温や運動量に応じて脱ぎ着して調整します。

3. アウターレイヤー(上着):冷気と水から守る「防風防水・透湿」の盾

  • 役割: 外からの冷たい風や雨、波しぶき(水)を完全にブロックし、同時に、内側からの汗の水蒸気(湿気)は外へ逃がす(透湿性)ことで、快適な状態を維持します。
  • 選び方のポイント:
    • 機能性: 「防水性」「防風性」「透湿性」を兼ね備えた、専門メーカーのレインウェア(ハードシェル)や防寒スーツが最適です。
    • 静止時の保温: 厳寒期や動かない釣りでは、このアウターに中綿が入った防寒着に切り替えるか、ミドルレイヤーを分厚くして対応します。
    • 細部の工夫: 袖口からの冷気や水の侵入を防ぐ二重構造の袖、視界を妨げないフード形状など、釣りに特化した設計が施されたものを選ぶと、快適性が格段に向上します。

このレイヤリングシステムを理解し、自分の釣行スタイルや気温に合わせてアイテムを選び組み合わせることで、どんなに寒い日でも暖かく、集中力を切らさずに釣りを満喫できるはずです。

今シーズンの冬の釣りは、レイヤリングを意識して、快適な一日を過ごしましょう!

東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム組み合わせ

東京湾内湾の乗合船での釣りは、一般的に風が強く、早朝や夕方は特に冷え込みますが、陸っぱり(おかっぱり)と比べて激しい運動は少なく、ジッとしている時間も長くなりがちです。

この釣りスタイルには、保温性を重視しつつ、風の対策と動きやすさも確保する、バランスの取れたレイヤリングが最適です。

以下、「おたふく手袋」、「ユニクロ」、「グンゼ」、「ワークマン」、「バートル」、「モンベル」、「シマノ」、「ダイワ」の8つのメーカーのアイテムを紹介しています。

🧤 おたふく手袋:東京湾内湾の乗合船におすすめアイテム

おたふく手袋は、主にベースレイヤー(肌着)とミドルレイヤー(中間着)を担当する「BODY TOUGHNESS」シリーズが主力です。特に「極厚の保温力」と「風を通しにくい機能」を持つシリーズが船釣りに最適です。


乗合船での防寒対策の鍵は、「肌から出る湿気(汗)を処理しつつ、風と極度の冷え込みから体を守る」とです。

1. ベースレイヤー(肌着):汗冷え対策と極度の保温

静止時間が長く、冷え込みが厳しい船上では、おたふく手袋のシリーズの中で最も保温力の高い「HEAT BOOST」が最適です。

シリーズ名おすすめアイテム(品番)特徴と選定理由
HEAT BOOSTBTヒートブースト ヘビーウェイト ロングスリーブ ハイネックシャツ(JW-186)トリプル保温構造(裏起毛・エアサンド多層・遠赤外線)で、シリーズ最強の暖かさを提供します。首元までカバーするハイネックで、冷気の侵入を阻止します。
HEAT BOOSTBTヒートブースト ヘビーウェイト ロングタイツ(JW-183)下半身は特に冷えやすいため、厚手のヘビーウェイトタイツでしっかり保温し、足元の冷えから体温低下を防ぎます。

💡ポイント: わずかに汗をかいても、HEAT BOOSTの吸汗速乾性で素早く処理し、ヘビーウェイトの厚みが船上の冷気を遮断します。

2. ミドルレイヤー(中間着):風対策と体温調整

インナーで得た暖かさを逃がさず、冷たい風の侵入を防ぐレイヤーです。

シリーズ名おすすめアイテム(品番)特徴と選定理由
WIND SMASHBTウインドスマッシュ ハーフジップハイネックシャツ(JW-197など)前身頃に防風ラミネートが施されており、風が強い船上で絶大な効果を発揮します。ミドルレイヤーとして着用することで、アウターの防風性を底上げします。
POWER STRETCHBTパワーストレッチ ハーフジップシャツ(JW-171)風対策よりも動きやすさを重視する場合に。ハーフジップで容易に開閉できるため、暑いと感じた際の体温調整(換気)がスムーズに行えます。

3. 小物:末端の防寒対策

シリーズ名おすすめアイテム(品番)特徴と選定理由
HEAT BOOSTBTヒートブースト 耳付きヘッドキャップ(JW-182)耳や頭部からの放熱を防ぐことは、全身の防寒に直結します。帽子やヘルメットの下に着用することで、冷たい風から耳を守ります。

⚓️ 東京湾乗合船でのレイヤリング例

  1. ベースレイヤー(肌着): BTヒートブースト ヘビーウェイト (上・下)
  2. ミドルレイヤー(防風): BTウインドスマッシュ ハーフジップ
  3. アウターレイヤー: 釣りメーカー製の防寒防水スーツ (おたふく手袋製品の上に着用)

この組み合わせで、おたふく手袋の強みである極厚の保温力防風機能を最大限に活かし、東京湾の厳しい冬の船釣りを快適に過ごすことができます。

Tomofuji

屋外ではBODY TOUGHNESS THERMO BOA ヘビーウェイトがお気に入りです。

🌊 ユニクロ:東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム

ユニクロ製品は、おたふく手袋と同様、主にベースレイヤーミドルレイヤーとして活用するのがおすすめです。

1. ベースレイヤー(肌着):汗冷えと極度の寒さ対策

乗合船では動きが少なく、冷え込むため、通常のヒートテックではなく、最強の保温力を持つシリーズが最適です。

アイテムシリーズ選定理由
超極暖ヒートテック
(クルーネックT・タイツ)
ヒートテックウルトラウォーム通常のヒートテックの約2.25倍の保温力があり、船上での静止時の寒さに耐えるベースレイヤーとして最も優れています。
極暖ヒートテック
(クルーネックT・タイツ)
ヒートテックエクストラウォーム気温がそこまで低くない日や、超極暖の厚みが気になる場合に適しています。超極暖より薄く、動きやすさと保温性のバランスが良いです。

💡ポイント: 船上では汗をかいてもすぐに風で冷やされるため、ヒートテック特有の「吸湿発熱」機能に加え、保温力の高さで体温をキープすることが最重要です。

2. ミドルレイヤー(中間着):保温と防風の「空気の層」

ミドルレイヤーは、保温を担う層と、風をシャットアウトする層に分けて考えると効果的です。

アイテムシリーズ選定理由
ウルトラライトダウンコンパクトベストウルトラライトダウン軽量かつ薄手で、防寒着の下に着込んでもごわつきにくいです。ベストタイプなら腕の動きを邪魔せず、キャスティングやシャクリがスムーズに行えます。
防風フリース
(フルジップパーカ/ジャケット)
防風フリース裏地に防風フィルムが貼られているため、フリースなのに冷たい風を遮断できます。アウターの下に着ることで防寒スーツの性能を底上げできます。

💡ポイント: ウルトラライトダウンベストは、脱ぎ着が容易で、体幹を効率よく温められるため、船上の温度変化に柔軟に対応できます。

3. アウターレイヤー(防風・防水)

ユニクロ製品をメインで着用する場合でも、乗合船での釣りでは「防水性」と「透湿性」を兼ね備えた専用のアウターが不可欠です。

ユニクロのアウターの中では「ブロックテックパーカ」などが防風・撥水性がありますが、強い波しぶきや長時間の雨に耐えるには、釣り具メーカーの専用防寒スーツ(レインウェア)を上に着用することを強くお勧めします。

⚓️ 東京湾乗合船でのレイヤリング例

  1. ベースレイヤー(肌着): 超極暖ヒートテック (上・下)
  2. ミドルレイヤー(保温): ウルトラライトダウンコンパクトベスト
  3. ミドルレイヤー(防風): 防風フリース (ジッパーを開けて調整できるようにする)
  4. アウターレイヤー: 釣りメーカー製の防寒防水スーツ
  5. 小物: ヒートテックのネックウォーマー、ボアスウェットパンツ(防寒スーツの下に履く)

ユニクロのアイテムは、保温性と着心地のバランスが良く屋内の活動には重宝しますが、アウトドアなど屋外では防寒着としては不安があります。寒い日にバイクにのって、北風が吹く中での海で釣りなどの環境下では寒い思いをします。

Tomofuji

超極暖や極暖のシャツやタイツは着心地がよいので室内用にしています。


🔥 グンゼ:東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム

グンゼは、インナーウェアの老舗メーカーとして、非常に高い保温性を持つ「吸湿発熱インナー」を多数展開しており、東京湾内湾の乗合船での釣りスタイルに最も適しているのは、その中でも最強の暖かさを誇るシリーズです。

東京湾内湾の乗合船では、風が強く、釣り座で長時間静止している時間が長いため、「超厚地・高保温力」のアイテムをベースレイヤーとして着用することが最も重要になります。

1. ベースレイヤー(肌着):HOTMAGIC 極(きわみ)シリーズ

グンゼの防寒ウェアで最もおすすめなのが、HOTMAGIC(ホットマジック)シリーズの中でも最高レベルの暖かさを持つ「極(きわみ)」です。

アイテムシリーズ名特徴と選定理由
HOTMAGIC 極 ハイネック 長袖シャツ極 (きわみ)【綿肌着7枚分の暖かさ】を謳う超厚手の裏起毛素材で、厳寒期の船上での静止時の冷えを徹底的に防ぎます。首元まで覆うハイネックは、風の侵入を防ぐ上で重要です。
HOTMAGIC 極 タイツ極 (きわみ)下半身の冷え対策に必須です。超厚手で、体を動かす釣りでも伸縮性が高いため、アウターの下に重ね着しても動きを妨げにくいのが強みです。

💡ポイント: 「極」は、吸湿発熱する特殊な繊維「eks®(エクス)」と高密度の裏起毛の組み合わせにより、非常に高い保温性を実現しています。厚地ですがストレッチ性も優れているため、釣りの動作の妨げになりにくいのが、釣り人におすすめできる理由です。

2. ベースレイヤー(応用):ファイヤーアセドロン

もし、魚を掛けた時や仕掛けを直す時などに、「汗冷え」を特に警戒する場合は、以下のシリーズも選択肢に入ります。

アイテムシリーズ名特徴と選定理由
ファイヤーアセドロン
(長袖クルーネック・タイツ)
ファイヤーアセドロン汗冷えの原因となる「濡れ戻り」を抑える機能に特化しています。厚地ではないものの、吸湿発熱と吸放湿を両立しているため、激しい動作で汗をかきやすい場合に適しています。

3. ミドルレイヤー(中間着)

グンゼのインナーは非常に暖かいため、よほど寒くない限り、その上には薄手のフリースやダウンベストを着用し、さらに釣り用の防寒スーツを着用するのが一般的です。

グンゼ製品でミドルレイヤーを補強するなら、BODY WILDの中綿入りキルティングベストなど、吸湿発熱素材を使った薄手の中綿ベスト(ダウンベストに近い役割)を「極」の上に重ね着することで、ごわつきを抑えつつ、体幹の保温力をさらに高めることができます。


⚓️ 東京湾乗合船でのグンゼ・レイヤリング例

  1. ベースレイヤー(肌着): HOTMAGIC 極 ハイネック長袖シャツ(上)と極 タイツ(下)
  2. ミドルレイヤー(保温): 薄手のフリースやグンゼのキルティングベスト
  3. アウターレイヤー: 釣りメーカー製の防寒防水スーツ
  4. 小物: HOTMAGICシリーズのネックウォーマーやレッグウォーマー(足首の冷え対策)

グンゼの「極」をベースレイヤーに選ぶことで、インナーの性能が飛躍的に高まり、冬の船釣りでも快適に過ごせるでしょう。

🌬️ ワークマン:東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム

ワークマンは、高い機能性と圧倒的なコストパフォーマンスで、釣りやアウトドアの防寒着として非常に人気があります。東京湾内湾の乗合船の釣りスタイル(強風、静止時間の長さ)に合わせ、ユニクロやグンゼと同様に、ベースレイヤーとミドルレイヤーで最適な組み合わせをご提案します。

ワークマンの強みは、「防風性」「中綿(ダウン・化繊)」を活かしたアイテムが非常に充実している点です。

1. ベースレイヤー(肌着):保温性と吸湿速乾の確保

船上での汗冷えを防ぎ、体幹を温めるためのベースレイヤーです。

シリーズ名おすすめアイテム特徴と選定理由
メリノウールメリノウールインナー
(長袖・タイツ)
化繊のインナーよりも吸湿性と保温性のバランスが良く、ウール特有の消臭効果もあります。汗冷えを防ぎながら、高い保温力を発揮します。
ヒートアシストヒートアシストディフェンス
(長袖・タイツ)
ブロックフリース裏地により空気を溜め込み、高い保温力があります。価格重視で、超厚手のベースレイヤーを求める場合に最適です。

💡ポイント: ワークマンはメリノウール製品を手頃な価格で提供しているため、汗をかいても冷えにくいメリノウールをベースレイヤーに据えるのが最強の組み合わせです。

2. ミドルレイヤー(中間着):防風と暖かさの確保

船の移動中や座っている時に風を通さないことが、体温維持の鍵となります。

シリーズ名おすすめアイテム特徴と選定理由
AERO STRETCHAERO STRETCH 360°防風ストレッチジャケット防風フィルムが内蔵されており、冷たい風を完全にシャットアウトします。ミドルレイヤーとして着用することで、アウターの防寒性能を飛躍的に高めます。
ダイヤフリースダイヤフリースカーディガン / ベスト軽量で、ダイヤ柄のフリースが空気を閉じ込めて高い保温性を発揮します。ベストは腕周りが動きやすく、キャスティングの邪魔になりません。

3. アウターレイヤー(防寒スーツの補強)

防寒スーツの下に着込むことで、さらに保温力を高めるためのアイテムです。

シリーズ名おすすめアイテム特徴と選定理由
リペアテックリペアテックダウンフーディ軽量で高い保温力を持つダウンジャケットです。釣り用の防寒スーツの中に着込めるよう、薄手ながらしっかりとした暖かさがあり、休憩時や船室で脱いだ後も羽織れる汎用性があります。

⚓️ 東京湾乗合船でのワークマン・レイヤリング例

  1. ベースレイヤー(肌着): メリノウールインナー (上・下)
  2. ミドルレイヤー(保温): ダイヤフリースベスト
  3. ミドルレイヤー(防風): AERO STRETCH 360°防風ストレッチジャケット
  4. アウターレイヤー: 釣りメーカー製の防寒防水スーツ (またはワークマンのイージス等の防水防寒着)
  5. 小物: 撥水・防風機能のある高機能ネックウォーマー手袋(ワークマンは小物も充実しています)

ワークマンのアイテムを組み合わせることで、風をシャットアウトするレイヤーを効果的に組み込み、静止時間が長い船上でも快適な暖かさを維持できるでしょう。

Tomofuji

ワークマンの服の購入は店頭がおすすめです。


⚡️ バートル:東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム

バートル(BURTLE)は、スタイリッシュなデザインと高い機能性で、特に若い世代の釣り人にも人気が高いワークウェアブランドです。

東京湾内湾の乗合船での釣りスタイル(強風対策、静止時の保温、動きやすさ)に合わせ、バートルのアイテムをベースレイヤー、ミドルレイヤー、そして特徴的な電熱ウェアの観点からご提案します。

バートルはストレッチ性防風性に優れたアイテムが多い点が、キャスティングやシャクリ動作の多い釣りにおいて大きな強みとなります。

1. ベースレイヤー(肌着):保温性とストレッチ性

ベースレイヤーは裏起毛でしっかりと保温しつつ、釣り特有の動作を妨げない伸縮性が重要です。

シリーズ名アイテム名(品番例)特徴と選定理由
ホットフィッテッドホットフィッテッド(4091など)裏面起毛素材でぬくもりがあり、冬場のワークシーンを快適にサポートします。4WAYストレッチが効いているため、タイトなコンプレッションでも動きを妨げません。
極寒コンプレッション極寒コンプレッション(4021など)より厳しい寒さに対応するための高機能コンプレッション。保温性・ストレッチ性をさらに強化したモデルです。

💡ポイント: バートルのインナーはコンプレッションタイプが多く、適度な着圧が疲労軽減にも役立ちますが、超厚手のものはないため、極寒時はミドルレイヤーでしっかり補強する必要があります。

2. ミドルレイヤー(中間着):防風と動きやすさの確保

船上での風対策と、釣りの動作のしやすさを両立させるアイテムです。

シリーズ名アイテム名(品番例)特徴と選定理由
防風ストレッチ防風ストレッチ軽量防寒ブルゾン(7410など)防風フィルム内蔵で、冷たい風をシャットアウトします。スーパーストレッチ素材で動きやすく、アウターの防寒スーツの下に重ね着するミドルレイヤーとして最適です。
防風ストレッチベスト防風ストレッチ軽防寒ベスト(7414など)風を防ぎつつ、袖がないためキャスティングなどの腕の動きが一切妨げられません。体幹を集中して温めるのに効果的です。

3. 最強の防寒対策:電熱ウェア(サーモクラフト)

バートルの代名詞ともいえる電熱ウェアは、動かない乗合船の釣りで最高の防寒性能を発揮します。

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
サーモクラフト電熱パッド対応ジャケット・ベスト専用の電熱パッドとバッテリーを装着することで、服自体が発熱します。特に静止時間の長い船上や、早朝・深夜の極寒時に外気温に関係なく暖かさを作り出せるため、最強の防寒対策となります。

⚠️注意点: サーモクラフトを使用するには、対応するジャケットやベストの他に、専用のバッテリーと電熱パッドが別途必要になります。また、防水性はないため、必ず釣り用の防水防寒スーツの下に着用してください。


⚓️ 東京湾乗合船でのバートル・レイヤリング例

  1. ベースレイヤー(肌着): ホットフィッテッド または 極寒コンプレッション(上・下)
  2. ミドルレイヤー(電熱/防風): サーモクラフト電熱ベスト(または防風ストレッチベスト
  3. ミドルレイヤー(動きやすさ): 防風ストレッチ軽量防寒ブルゾン(防寒スーツの下に着用)
  4. アウターレイヤー: 釣りメーカー製の防寒防水スーツ
  5. 小物: 保温性&快適フィットのホットバラクラバ/ネックゲイター(4092など)で首元を厳重に防寒。

バートルの強みである防風ストレッチ電熱ウェアをミドルレイヤーに組み込むことで、東京湾の厳しい風と寒さから身を守り、快適な釣りが可能になります。

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春秋は防風ストレッチパーカー 3230をトップに、冬は3230をミドラーにその上に防水防寒ジャケット・パンツ 7610/7612または7212をトップにフェースにはホットバラクラバ 4068です。 必要に応じてサーモクラフトを使用しています。

🏔️ モンベル:東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム

モンベル(mont-bell)は、「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに、高い機能性と優れた保温性、そして透湿性を兼ね備えたウェアを多数展開しています。

東京湾内湾の乗合船での釣りスタイル(強風対策、静止時の保温、そして汗冷えを防ぐ透湿性)に合わせ、モンベルのアイテムをレイヤリングシステムに組み込む最適な組み合わせをご提案します。

モンベルのアイテムは、軽量でコンパクトなため、船内での持ち運びや脱ぎ着の際にも非常に便利です。


モンベルは、ベースレイヤーとミドルレイヤー(インシュレーション)のラインナップが非常に充実しています。

1. ベースレイヤー(肌着):汗冷え対策と保温性の両立

乗合船では、急な運動で汗をかいた後の汗冷えが危険です。モンベルのジオラインまたはスーパーメリノウールが最適です。

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
ジオラインジオライン M.W.(中厚手)
(ハイネックシャツ・タイツ)
ポリエステル素材で吸水拡散性に優れ、汗をかいても素早く乾かし汗冷えを防ぎます。中厚手は冬場の船釣りで十分な保温力があります。
スーパーメリノウールスーパーメリノウール M.W.(中厚手)
(ハイネックシャツ・タイツ)
天然素材ながら吸湿性に優れ、汗をかいても濡れを感じさせにくい(吸湿発熱性も高い)ため、非常に厳寒な日や、特に汗冷えを避けたい場合に最強のベースレイヤーとなります。

💡ポイント: 船上での運動量が少ない場合は、ジオラインのL.W.(薄手)ではなく、M.W.(中厚手)またはE.W.(厚手)を選ぶことで保温力を確保してください。

2. ミドルレイヤー(中間着):軽量・高保温の「空気の層」

保温を担当する層です。軽量で高いロフト(かさ高)を持つフリースやダウンが優れています。

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
クリマプラスクリマプラス 100 / 200 ベスト軽量で速乾性・保温性に優れたフリースです。ベストは腕の動きを妨げず、体幹を効率よく温めることができ、キャスティング動作が多い釣りに最適です。
スペリオダウンスペリオダウン ベスト / ラウンドネックジャケットモンベルの代名詞的な軽量ダウン。薄手ながら非常に高い保温力を持ち、防寒スーツの下に着込んでもごわつきにくいです。ラウンドネックは首元が詰まらず、ハイネックのベースレイヤーと合わせやすいです。

3. アウターレイヤー(防風・防寒スーツの補強)

ミドルレイヤーの外側、または防寒スーツの代わりに着用する選択肢です。(ただし、船釣りでは専用の防水アウターを推奨します)

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
パーマフロストライトパーマフロスト ライトダウンパーカ高い撥水性を持つシェルと、高品質なダウンを組み合わせたアウター。防風性にも優れており、防水防寒スーツの下の最強の保温層として非常に優れています。
クリマブロッククリマグリッド ウインドストッパー防風性と透湿性に特化したアウター。ミドルレイヤーとして使用することで、外からの冷たい風の侵入を防ぎ、防寒スーツの性能を最大限に引き出します。

⚓️ 東京湾乗合船でのモンベル・レイヤリング例

  1. ベースレイヤー(肌着): スーパーメリノウール M.W. (上・下)
  2. ミドルレイヤー(保温): スペリオダウン ベスト
  3. ミドルレイヤー(防風): クリマブロック ウインドストッパー (極寒時のみ)
  4. アウターレイヤー: 釣りメーカー製の防寒防水スーツ
  5. 小物: クリマプラス 200 マフラー/ネックゲーターメリノウールソックス(足元の冷え対策)

モンベルのアイテムは、軽量で脱ぎ着しやすいという利点を活かし、船上での気温や風の変化に合わせてこまめに調整することで、最大の効果を発揮します。

🐟 シマノ:東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム

シマノ(SHIMANO)は、釣り具メーカーのトップブランドであり、その防寒ウェアは、釣り特有の動作(キャスティング、シャクリ、魚とのやり取り)船上の環境(強風、波しぶき、湿度)に合わせて設計されている点が最大の強みです。

東京湾内湾の乗合船の釣りスタイルに最も適したアイテムは、保温性だけでなく、防水・透湿性に優れたアウター(防寒着)と、その性能を引き出すミドルレイヤーの組み合わせになります。

釣り具メーカーであるシマノのウェアは、他のアパレルメーカーと異なり、アウター(防寒スーツ)が主役となります。


シマノの防寒ウェアは、以下の3つの役割に分けて考えると分かりやすいです。

1. アウターレイヤー(防寒防水スーツ):船上環境からの保護

東京湾内湾では、アウターは防水性と防風性を備えたものが必須です。シマノの防寒スーツは、価格帯によって性能が異なります。

シリーズ名おすすめの機能選定理由
GORE-TEX(ゴアテックス)採用モデル
(RB-01PUなど)
ゴアテックス(GORE-TEX)素材の防寒着非常に高い防水性・透湿性・防風性を誇ります。内側で汗をかいてもムレにくく、外からの風や水は完全にシャットアウトするため、一日中快適です。価格は高めですが、快適性を追求するなら最上級です。
DURAST(デュラスト)モデル
(RB-04PUなど)
DURAST素材の防寒着シマノ独自の高機能素材で、ゴアテックスに次ぐ防水・透湿性を持ちつつ、ストレッチ性にも優れています。キャスティングやシャクリの動きを邪魔したくない場合に適しています。
中綿強化モデル
(RB-035Nなど)
防寒スーツに発熱素材(ブレスハイパー+℃など)や厚手中綿が採用されたもの保温性を最も重視する場合に。特に静止時間が長い、極寒期のタチウオやアジ釣りに適しています。

💡ポイント: 透湿性(ムレにくさ)は、汗冷えを防ぐ上で非常に重要です。最低でもDURASTハイパーリペルなどの透湿機能を持ったアウターを選びましょう。

2. ミドルレイヤー(中間着):保温と動きやすさ

アウターの機能を引き出し、暖かさの核となるレイヤーです。

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
DSエクスプローラーウォームジャケット/ベスト
(RB-04JSなど)
DURAST素材の中綿ジャケット/ベスト防水スーツのインナー(ライナー)として作られており、アウターとのフィット感が抜群です。特にベストは腕の動きを邪魔せず、効率的に体幹を温められます。
XEFO(ゼフォー)
(吸湿発熱インナーなど)
XEFO発熱インナーフリース釣り専用設計のフィット感と、シマノの発熱素材(ブレスハイパー+℃)を採用したモデルは、ベースレイヤーやミドルレイヤーとして高い保温力を発揮します。

3. ベースレイヤー(肌着):汗冷え対策

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
ブレスハイパー+℃吸湿発熱アンダーシャツ/タイツシマノ独自の吸湿発熱素材で、汗やムレを吸収して熱に変えます。釣り具メーカーが開発した素材のため、濡れによる冷えを防ぐことを特に意識して作られています。

⚓️ 東京湾乗合船でのシマノ・レイヤリング例(厳寒期)

  1. ベースレイヤー(肌着): ブレスハイパー+℃ アンダーシャツ/タイツ
  2. ミドルレイヤー(保温): DSエクスプローラーウォームベスト
  3. アウターレイヤー: GORE-TEX/DURAST採用の防寒スーツ (RB-01PUなど)
  4. 小物: ゴアテックスまたはネオプレン素材の防寒グローブ (シマノ製は操作性が高い)

シマノのウェアは、釣りに必要な機能を網羅しており、特に防水・防風対策が必須の乗合船釣りでは、最も安心して着用できる選択肢と言えます。

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🔥 ダイワ:東京湾内湾の乗合船におすすめのアイテム

ダイワ(DAIWA)もシマノと同様に、釣りのために特化した防寒ウェアを展開するトップメーカーです。シマノが「機能素材の活用」に強みがあるのに対し、ダイワは独自のテクノロジーと「動きやすさ」を追求した製品が特徴です。

東京湾内湾の乗合船の釣りスタイル(強風、静止時の保温、動きやすさ)に最も適したアイテムは、「着る暖炉」のキャッチコピーを持つインナーと、ダイワ独自の防水透湿素材を用いたアウターの組み合わせです。


ダイワの防寒ウェアは、独自の遠赤外線発熱素材「ダンロテック(DANROTECH)」と、高い防水・透湿性を備えた「レインマックス(RAINMAX)」「ゴアテックス」を組み合わせるのが最適です。

1. ベースレイヤー(肌着):最強の保温力「ダンロテック」

静止時間の長い乗合船において、体温を逃がさず、暖かさを作り出すインナーは非常に重要です。

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
ダンロテック(DANROTECH)ダンロテックアンダーシャツ 極厚手
(DU-3122Sなど)
「着る暖炉」の名の通り、体から発する遠赤外線を生地が吸収・反射することで暖かさをキープします。特に極厚手はシリーズ最強の保温力で、極寒期の船釣りに最適です。
ダンロテックハイブリッドアンダーシャツ
(DU-2023Tなど)
遠赤外線効果に加え、部位によって素材を切り替え、動きやすさや透湿性を高めたモデル。アクティブに動作しつつ、保温もしたい場合に適しています。

💡ポイント: 極厚手モデルは、裏側に疎水性(水をはじく)のポリプロピレン素材が織り交ぜられており、汗冷えによる体温低下を効果的に軽減します。

2. ミドルレイヤー(中間着):保温とコンビアップ機能

アウターの防寒スーツと一体化できるミドルレイヤーは、釣りの動作におけるごわつきを最小限に抑えます。

シリーズ名アイテム名特徴と選定理由
マルチインサレーションベスト
(DV-5021など)
中綿入りベスト軽量で高い保温力を持ち、腕の動きを妨げません。また、多くのアウターとコンビアップシステムで連結できるため、フィット感が向上し、レイヤー間のズレを防げます。
ストレッチフリースストレッチフリースジャケットストレッチ性に優れ、激しいキャスティングやシャクリ動作の際もストレスを感じさせません。防風インナーとしても活用できます。

3. アウターレイヤー(防寒防水スーツ):防風・防水・透湿

東京湾の波しぶきや強風、雨から身を守るための最重要アイテムです。

シリーズ名おすすめの機能選定理由
GORE-TEX(ゴアテックス)採用モデル
(DW-1824など)
ゴアテックス コンビアップウィンタースーツ最高の防水性・透湿性・防風性を提供します。体から発する湿気(ムレ)は逃がし、風と水は通さないため、長時間にわたる船上での快適性を約束します。
レインマックス(RAINMAX)モデル
(DW-3523など)
レインマックス ハイパー採用の防寒スーツゴアテックスに匹敵する透湿防水性を持つダイワの独自素材。透湿性に優れているため、汗冷えを防ぎつつ、価格も抑えられます。

⚓️ 東京湾乗合船でのダイワ・レイヤリング例(厳寒期)

  1. ベースレイヤー(肌着): ダンロテックアンダーシャツ 極厚手 (上・下)
  2. ミドルレイヤー(保温): マルチインサレーションベスト (アウターとコンビアップ)
  3. アウターレイヤー: ゴアテックス または レインマックス ハイパー採用のウィンタースーツ
  4. 小物: ゴアテックスまたは遠赤外線素材の防寒グローブニットキャップ

ダイワのウェアは、「釣りの動きやすさ」を追求したマスターパターンと、「着る暖炉」ダンロテックの強力な保温力で、東京湾の厳しい冬の船釣りを快適にサポートします。

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💡快適な釣行のためのワンポイントアドバイス

① 末端の防寒対策を最優先に

指先、足先、首元といった末端が冷えると、体感温度は一気に下がります。

  • 手: ネオプレン素材のグローブや、指先の自由が利く3本カットグローブなど。予備のグローブもあると安心です。
  • 足: 厚手のウールやネオプレンソックス、防水ブーツなど。
  • 首・耳: ネックウォーマーやフェイスガード、イヤーウォーマーなどでしっかり防護しましょう。

② 現場での「こまめな調整」が鍵

レイヤリングシステムは、環境の変化に対応してこそ真価を発揮します。

  • 釣り場に着いた直後、キャストで汗をかいた後、休憩中など、体温や湿度に変化があったらすぐにジッパーの開け閉めや服の脱ぎ着を行いましょう。
  • 「ちょっと暑いな」と感じたら、すぐにミドルレイヤーのジッパーを開けて換気することが、汗冷えを防ぐ最大の秘訣です。

③ 緊急時に備えた「目立つ色」の活用

万が一の海難事故や滑落に備え、特にアウターや帽子など目につきやすいアイテムには、超ド派手な色や反射材入りのものを取り入れることをおすすめします。

寒い冬の釣りを少しでも快適になるようにと機能的な重ね着の考え方である「レイヤリングシステム」を紹介しました。春秋にトップで着るウェアを冬のミドラーにすることでそろえるアイテムの数を減らすことが可能です。アイテム数を減らすことができれば1アイテムに使える予算が増やせる可能性がありよりよいアイテムをゲットできます。
さまざまなアイテムが販売されていますので快適な重ね着ができることと思います。

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