2022年7月15日にバチコンヘ行ってきました。
そのとき持っていったワームがすべて劣化してしまいました。
原因は浸水です。
バチコン用ワーム浸水!マグタンクは浸水する
帰宅し、マグタンクケースの外側がヌルヌルだったので貯めた水に浮かせてヌルヌルを取りました。
その後、外側は乾燥させて、中は防水ケースだからと確認しませんでした。
ついでにライトゲームケースJの外側もキレイにふき取りました。
約1週間後、中身を見るとびっくり!!
なんで浸水しているの?
ワームが劣化しているじゃない?
ワーム全浸水!!
ハリミツ MAGBITE MBT01CH
釣行前の状態
水に浸かる前の状態です。色味が全然違います。
ワームのカラーは透き通っています。
水が浸入している状態
ラベルは水でベトベトです。ワームは水を含んでしまい白く濁っています。
上側のケース内の状態
ジグヘッドはびっちょり、月下美人 アジングビームバチコンカスタム 3inch 赤タンは変色して変になっている箇所がちらほら
下側のケース内の状態
完全に水が浸入してびっちょり、浸水前の状態と比べると明らかに劣化しているのがわかります。
白く濁った状態でクリア感や艶が全くない
メイホウ ライトゲームケースJ
釣行前の状態
浸水した状態
こちらは、全部船上でひっくり返してしまって海水やら汚れが付着したのである程度は仕方ないと思います。
クリアレッドフレークの変化が非常に気になります。
対策使う分だけ出す
今回はケースを洗浄する際に浸水させてしまいましたが、釣行中は雨も降っていましたので、ケース内のワームが雨に当たってしまっている可能性もあります。水にずっと浸かっているとワームが劣化するということでした。
こんなにワームが変化してしまうのなら、やっぱりパッケージで持って行って使う分だけ出すのが安全だった。
そういえば村上晴彦さんの動画では船上で使う分だけをパッケージから出して、ちゃんと区別していた。
そういうことか・・・現在、救出中
なにがいけなかったのか?
雨水、海水、水道水、マグタンクケース内でワームが何日間も水中に浸かった状態だったため、ワームが水を含んで変色していただけと思われます。ふやけていた・・・お風呂に浸かりすぎると肌がふやけて色が変わるのと同じことでしょう。
釣りの後にワームもキレイに洗浄して乾燥しておけば慌てることもなかったと反省。性能には影響ないはず?
ライトゲームケースJのスパテラは変色していたけどもそのままずっとケース内で放置、一方のマグタンクケース内のワームは全部ゴミ箱へ
しかし、いろいろ記事を書いて時間が経過していくとケース内のスパテラの透明感や艶が回復しているように見えました。
急いで、ごみ箱からアジングビームバチコンカスタムシリーズ 7種類を救出。
全部一旦水洗いして汚れを落とし、現在、タオルの上で水抜き中です。
そもそも水中で使用するのがワームなわけで、くっついたり変形していなければ性能に問題はないはずです。
何がいけなかったのか?の答えは、マグタンクのケース内部を水洗いしたことです。さらに濡れたワームを乾燥させずに放置したことです。
浸水時のワーム
乾燥中のワーム
かなり透明感が戻ってきています。
使っていないのに新品の状態ではなくなったのは惜しいですが、油がなくなっただけなのでくっついたり変形したりしなければ問題ないはずです。
毎回、持っていったワームをすべて洗浄するのは手間でしかないので、やっぱり使うワームと使わないワームは区別する方法を考えます。
2022.8.4 復活
自然乾燥させてワームの見た目はほぼ復活したように思います。
集魚剤がどうなったのかなどニオイに関しては試してみないとわかりません。
もし、実釣で釣れればよいのですが、全く釣れなかったとき何が原因なのか?で悩むことでしょう。
余計なことで悩まなくてよいようにきちんとしていたほうが吉です。
マグタンクの商品説明をよく読むと、「浮かぶ」から浸水しないとも読み取れます。
しかし写真の説明には「完全防水パッキン」とあります。
じゃあなぜ、洗面台に貯めた水程度で浸水するのか?
そもそも外ケースと内ケースの間に水が入るってどうなのよ?
透明カラーのボディーじゃないと水が浸入しているのはわからない。
マグタンクはこんなケース
マグタンクは防水パッキン採用で閉口ロック時には落水しても浸水しない。
落水したマグタンクは高い浮力で水に浮くため救出しやすいというのが人気の理由です。
ロックを解除して開けた状態での使用については何も記載がないので水洗いできるできないも判断できないケースです。防水パッキンと閉口ロックで完全防水を実現しています。
わざと水中に沈めてもロックした状態であれば浸水はしません。
マグタンク内部は水洗いできない
「完全防水」は何の注釈もなく完全防水のようです。
完全防水は蓋をロックした状態での話。
当然といえば当然の話。
写真のマグタンク本体の水滴は外側ケースと内側ケースの間の空間に侵入してしまった水です。
この空間があるのでマグタンクは浮力がある構造になっているようですが、蓋を開けた状態ではこの空間に水が浸入します。
2022.8.4 水を抜くのは困難
空間に浸水した水はまだ完全にはなくならず。ジメジメした状態のままです。
自然乾燥ではなかなか水分は蒸発しません。
今回のマグタンクは透明なので隙間に入った水の存在に気づくことができました。
色付きマグタンクだと・・・知らずに使い続けられます。
浸入した水は水抜きが容易ではありません。
マグタンク内部は分解が簡単にできませんので強制的な水抜きができないため水洗いはしないほうがよいと思います。
釣用ケースなのに水で洗えません。
洗えないなら汚れるものは入れられないので釣り場には持っていけません。