こんにちは、Tomofujiです。
今回は「本気で竿頭(トップ)を狙いたい」「尺アジ・ギガアジとのやり取りを極上の感度で楽しみたい」という方に向けた、ステップアップ記事です。
実は私も最近、タックルを新調しました。
選んだのはもちろん、ダイワが誇るバチコン専用ロッドの最高峰の一つ、24年モデルの「月下美人 AIR AJING BOAT」です。
今回は、金沢八景・太田屋さんのLTアジ船で、常連さんたちと肩を並べて釣るための「最新・本気タックル」と、現場で盗んだ「常連さんのシークレット」を紹介します。
1. ロッド:24 月下美人 AIR AJING BOAT が凄い
2024年にフルモデルチェンジしたこのシリーズ、正直言って「反則級」の軽さと感度です。
太田屋さんのような「水深20m前後」「オモリ20号前後(約75g)も使う」という環境にベストマッチする2本を厳選しました。
【スピニングモデル】広範囲を攻めるオールラウンダー
■ 24 月下美人 AIR AJING BOAT 69L-S
- 特徴: レングス(長さ)を生かして、船の揺れを吸収しつつ、ロングステイで誘えます。
- なぜ太田屋で効く?:
太田屋さんのLTアジ船は、コマセカゴの指示ダナに合わせる必要があります。このロッドはティップ(穂先)が少し入る調子なので、ゼロテンション(ラインを張らず緩めずの状態)を維持しやすく、違和感を嫌う大型アジに口を使わせやすいのです。
【ベイトモデル】深場と手返しのスペシャリスト
■ 24 月下美人 AIR AJING BOAT 68LB-SMT
- 特徴: なんと言っても「SMT(スーパーメタルトップ)」搭載。金属の穂先です。
- なぜ太田屋で効く?:
金属トップ特有の「手感度」が凄まじいです。ボトムの着底、泥底か砂底かの判別、そしてアジがワームのテールを突いた瞬間の「チッ」という響き。これらがすべて手に伝わります。
ベイトならではの「クラッチ操作」で、底を取り直す動作も片手で一瞬。手返しが命の乗合船では最強の武器になります。
2. リール:ダイワ最新テクノロジーで武装する
ロッドに合わせて、リールも最新モデルで軽量化・高感度化を図ります。
【スピニング用】軽さは感度!最新の「AIRITY」か「LUVIAS」
スピニングタックルには、以下のどちらかがベストマッチです。
■ 推奨No.1:ダイワ 24 AIRITY ST (センシティブチューン) SF2500SS-H-QD
2024年に登場した、回転の軽さを極限まで追求したモデル。「オイル仕様BB」のおかげで、ハンドルを回した時のノイズが皆無。水中の潮の変化がハンドルを通して分かります。
■ 推奨No.2:ダイワ 24 ルビアス LT2500S
「ZAION」モノコックボディで剛性と軽さを両立。コストパフォーマンスも含めて月下美人AIRとのバランスは最高です。
【ベイト用】常連御用達の「カウンター付き」
太田屋さんでベイトタックルを使うなら、カウンター(水深計)付きが圧倒的に有利です。
■ 推奨:ダイワ ティエラ AIR IC 100
「次世代ベイトフィネス」のリールです。非常に軽量(165g)で、100mmのロングハンドルが標準装備されているため、良型アジが掛かっても楽に巻き上げられます。
「水深が見える」ことで、「底から○メートルで食った!」というパターンを正確に再現でき、連発につながります。
3. 太田屋「常連さん」のタックル事情
私が太田屋さんに通って、竿頭を連発している常連さんたちのタックルを観察(&ヒアリング)して分かった「リアルな現場の傾向」を共有します。
① ベイトタックル率が高い
LTアジ船との同船というスタイルのため、どうしてもオマツリ(糸絡み)のリスクがあります。
常連さんの多くは、サミングでライン放出をコントロールしやすく、着底即巻き上げができるベイトタックルを愛用しています。
② シンカー(オモリ)は「重め」が標準
カタログスペックでは「15g」などが推奨されがちですが、太田屋の常連さんは「20号〜25号(約75g〜93g)」の重いオモリを使います。
- 理由: 潮が速い東京湾で、ラインを垂直(バーチカル)に立てるため。
- ラインが斜めになると、隣のコマセ釣りの人とオマツリしますし、タナボケして釣れません。
- 24 月下美人 AIRなら、この重さでも負けないバットパワーを持っているので安心してください。
③ リーダーは「ショート」
逆ダウンショットリグのハリス(エダス)を、15cm〜25cmと短めに設定する人が多いです。
長いとナチュラルに漂いますが、アタリがボケます。短くすることで、アジが吸い込んだ瞬間のアタリを「ダイレクト」に掛けにいく、攻撃的なスタイルです。
まとめ:最強の装備で「ギガアジ」を獲りに行こう
【Tomofuji流 2026年 太田屋攻略・本気セット】
- スピニング構成:
- Rod: 24 月下美人 AIR AJING BOAT 69L-S
- Reel: 24 ルビアス LT2500S + PE0.4号
- ベイト構成:
- Rod: 24 月下美人 AIR AJING BOAT 68LB-SMT
- Reel: ティエラ AIR IC 100 + PE0.5号
これが揃えば、道具の言い訳はもうできません(笑)。
あとは、太田屋さんの船長のアナウンスをしっかり聞いて、正確にタナを攻めるだけ。
「AIR」の軽さがもたらす感度の世界は、一度体験すると戻れません。
この冬、ぜひ最新タックルで、黄金色に輝く東京湾のブランドアジを攻略してみてください!
■ スピニングタックル(オールラウンド&高感度)
太田屋さんのLTアジ船で、まず最初に揃えるならこのセット。
ゼロテンションの維持しやすさと、微細なアタリを取るための「軽さ」に特化した組み合わせです。
【ロッド】24 月下美人 AIR AJING BOAT 69L-S
2024年秋登場の最新モデル。「メガトップR」と「AGS」の恩恵で、水深20m以深の小さなアタリも手元に響きます。
- 全長: 2.06m (6ft 9in)
- 自重: 60g台(予定・軽量設計)
- 適合ルアー: 10g ~ 60g
- 特徴: ゼロテンション釣法に特化した、しなやかさと感度のバランス型。
【リール:ハイエンド】24 エアリティ ST SF2500SS-H-QD
回転の軽さを極限まで追求した「センシティブチューン(ST)」モデル。マグシールドをあえて排除し、オイル仕様BBを採用したことで、水中の違和感がダイレクトに伝わります。
- 自重: 135g
- ギア比: 5.7 (巻取り長さ80cm)
- ドラグ: クイックドラグ(QD)搭載で、急な突っ込みに即座に対応。
- ラインキャパ: PE 0.4号-200m
【リール:コスパ重視】24 ルビアス LT2500S
「ZAIONモノコックボディ」で剛性と軽さを両立。エアリティに迫る性能を持ちながら、コストパフォーマンスに優れた優等生です。
- 自重: 150g
- ギア比: 5.1 (巻取り長さ72cm)
- ラインキャパ: PE 0.6号-200m (0.4号なら下巻き推奨)
■ ベイトタックル(深場・手返し・高精度)
常連さんがこぞって使う「カウンター付きベイト」。
SMT(金属トップ)の感度と、水深把握による再現性で、数釣りとサイズ狙いの両立を目指すならこちら。
【ロッド】24 月下美人 AIR AJING BOAT 68LB-SMT
「SMT(スーパーメタルトップ)」搭載のベイトモデル。金属特有の手感度は、泥底か砂底かの判断すら可能にします。
- 全長: 2.03m (6ft 8in)
- 自重: 72g
- 適合ルアー: 20g ~ 80g
- 特徴: ディープエリアや二枚潮でもアタリを弾かない高感度・高剛性モデル。
【リール】ティエラ AIR IC 100H (右ハンドル) / 100HL (左ハンドル)
カウンター付きリールで「最軽量」クラス。100mmロングハンドル標準装備で、良型アジの巻き上げも楽々です。
- 自重: 165g
- ギア比: 7.1 (巻取り長さ66cm)
- ハンドル長: 110mm
- 特徴: 「デプスアラーム」で、画面を見なくても音で棚がわかる機能が便利。
■ 消耗品・必需品
ライン:UVF 月下美人 デュラセンサーX8+Si2 (0.4~0.6号)
ライン:UVF 月下美人 デュラセンサーX8EX+Si3 (0.4~0.6号)
シンカー:15号~25号
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